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光の母
1階から母さんの声が聞こえてきたけど、僕はベットの上から動く気がしなかった。
毎週読んでる漫画雑誌「サタデーZX」が、面白くてなかなかやめられないってのもあるけど。
光の母
光
聞こえないフリして漫画雑誌で顔を覆うけれど、部屋には僕しかいないのであんまり意味は無い。
光の母
僕を呼ぶ母さんの声に、険しさが滲んできた。雷が落ちる前兆だ。これ以上無視はできない。
観念した僕は雑誌を閉じて、1回へと降りていった。
光
光の母
中型犬のリキは雑種で、先進が茶色い毛で覆われている。もう年寄りだ。
光
光の母
光
光の母
動物病院は歩いていくには遠いので、これから母さんの運転する車で行くのだ。リキは大人しい犬だから大丈夫だとは思うけど、もし途中で吠えたり暴れたり、または具合が悪くなって吐いたりしたら大変だから、僕が付き添わなぎゃ行けない。
光
動物病院では
光
光の母
叔母さん
光の母
叔母さん
光の母
叔母さん
光の母
今、母さんが言ったようにおじいちゃんが死んだ後、うちがリキを引き取った。だけどリキはおじいちゃんにしか懐かない犬で。
僕はあんまり好きじゃない
獣医師
光の母
光
僕はちょっと眠くなって目を瞑った
おじいちゃん
格子状に組んだ竹を縛り終えるとおじいちゃんは僕に道具の入った袋を持つように言った。
光
おじいちゃん
光
光
おじいちゃん
光
おじいちゃん
おじいちゃん
光
おじいちゃん
光
僕はやけくそ気味にニッと歯をむき出し、無理やり口角を上げた。普段使わない筋肉を使ったから、顔が引きつったけど、
おじいちゃん
おじいちゃん
光
リキ
おじいちゃん
あの日見た顔がおじいちゃんの最後の顔だった.......