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⚠ATTENTION⚠
・BL ・アメ日 ・センシティブなし ・なんでも許せる方向け
⚠️戦争賛美、政治的な意図、政治思想、思想的な主張は決してございませんのでご了承ください ⚠️史実とは一切関係ありません ⚠️史実ネタでもございません ⚠️すべて、私の妄想です
では、どうぞ⬇
障子の向こうから、やわらかな声が届いた。
日本
その一言に、アメリカははっと顔を上げた。
静かな客室。 先ほどまで筆を走らせていた空気が、ふっとほどける。
アメリカ
小さく返事をしながら、原稿用紙を丁寧にまとめる。 筆ペンの先を軽く整え、鞄へと戻した。
立ち上がると、畳がわずかに沈む。 その感触にも、まだ少し慣れない。
襖に手をかける。
すっと開けた瞬間――
アメリカ
ふわりと、香りが広がった。
温かくて、どこか懐かしいような匂い。 腹の奥をくすぐるような、優しい香りだった。
アメリカ
思わず、声が漏れる。
そのまま日本の後ろについて歩く。 廊下を進むたび、香りは少しずつ濃くなっていく。
やがて、部屋に通される。
日本
静かに促され、視線を落とした瞬間。
アメリカ
思わず息を呑んだ。
目の前に並べられていたのは、色とりどりの料理だった。
白い湯気を立てるご飯は、粒が一つ一つ輝いている。 味噌汁からは、柔らかな香りが立ち上る。
黄金色の天ぷらは、揚げたてなのか、まだわずかに音を立てているように見えた。 たくあんの鮮やかな黄色が、皿の中で静かに映える。
そして、湯気の立つ茶。
どれも、派手ではない。
けれど――どこか、整っていて、美しかった。
アメリカ
思わず呟く。
日本
アメリカ
アメリカは首を振る。
視線があちこちへと動く。 一つ一つを確かめるように、じっと見つめる。
アメリカ
そのまま、吸い寄せられるように席に着いた。
だが。
アメリカ
ふと、手が止まる。
目の前に置かれた、細い二本の棒。
見たことのない形。
アメリカ
指を、さしながら尋ねる。
日本
日本は自然な口調で答えた。
日本
アメリカ
恐る恐る持ち上げる。
軽い。 思ったよりも、ずっと繊細な作りだった。
指の間に挟み、動かしてみる。
だが、うまくいかない。
アメリカ
小さく呟く。
食べ物を掴もうとする。
が――
するり、と落ちた。
アメリカ
もう一度。
掴む、が...落ちる。
三度目。
やっぱり落ちる。
アメリカ
眉を寄せる。
思い通りに動かないことに、少し苛立ちすら覚える。
アメリカ
小さく漏れる。
その様子を見て、日本は静かに微笑んだ。
日本
アメリカ
次の瞬間だった。
背後に、気配が近づく。
アメリカ
日本
そっと、手を取られる。
日本の指が、アメリカの指に重なる。
柔らかく、丁寧な動き。
日本
すぐ後ろから聞こえる声。
距離が、近い。 思っていた以上に。
息遣いすら感じられるほどの距離。
アメリカ
心臓が、少し速くなる。
さっきまでの戸惑いとは違う感覚。
指先に触れる温もりが、やけに意識される。
日本
ふっと手が離れる。
アメリカ
一瞬だけ、空白のような感覚が残る。
日本
アメリカ
言われるままに、箸を動かす。
ゆっくりと。 慎重に。
そしてーー
すっと、掴めた。
アメリカ
日本
日本が穏やかに言う。
アメリカ
思わず笑みがこぼれる。
さっきまでできなかったことが、できるようになる。
それが、こんなにも嬉しいとは思わなかった。
日本
日本が静かに手を合わせる。
その動作は、どこか自然で、無駄がない。
アメリカはそれを見て、少し遅れて同じように手を合わせた。
アメリカ
言葉をなぞるように口にする。
一口、食べる。
アメリカ
目を見開く。
口の中に広がる、優しい味。
強くはない。
けれど、じんわりと広がる温かさ。
アメリカ
思わず、声が漏れた。
アメリカ
日本
アメリカ
ぽつりと呟く。
箸が止まらない。 次々と口に運ぶ。
アメリカ
日本
アメリカ
まるで子どものように、素直に喜ぶ。
その姿を、日本は静かに見つめていた。
日本
アメリカ
アメリカが顔を上げる。
日本は少しだけ目を細めた。
日本
アメリカ
その言葉と、その表情。 胸の奥が、わずかに揺れる。
言葉が、すぐには出てこない。
アメリカ
少し遅れて、そう言った。
食事の後。
案内されたのは、風呂場だった。
アメリカ
目の前の光景に、思わず立ち止まる。
木でできた浴槽。 立ち上る湯気。 静かな空間。
アメリカ
小さく呟く。
見たことのない文化。
だが、不思議と嫌ではない。
むしろ――わくわくする。
日本
アメリカ
正直に言う。
日本は少し考えてから、口を開いた。
日本
アメリカ
一瞬、言葉を失う。
日本
アメリカ
思わず大きな声が出る。
アメリカ
少し顔を赤くしながら、勢いよく言う。
日本
日本は少し驚いたようにしながらも、頷いた。
日本
アメリカ
そのまま、慌てるように中へ入った。
夜。
部屋には、二人分の布団が並んでいた。
静かな空間。 柔らかな灯り。
日本
日本が穏やかに言う。
日本
アメリカ
アメリカは笑った。
布団に入る。 少しだけ硬い。
けれど、どこか安心する。
アメリカ
静かな時間が流れる。
そして。
アメリカ
ぽつりと呟く。
アメリカ
少しだけぎこちない日本語。
日本は静かに微笑んだ。
日本
少しだけ間を置いて、続ける。
日本
アメリカ
日本
その言葉が、胸に残る。
アメリカ
小さく返す。
日本
アメリカ
灯りが落ちる。
静かな夜。
隣に、日本がいる。
それだけで――どこか、安心した。
To be continued
コメント
4件
コメント失礼します。 気になって開いたらああああ 天才すぎるんですけど!?!? 主様… その脳みそと私の脳みそ交換 しませんか?\(^o^)/ 好きです(?) 何食ったらこうなるんですか…主様が天才すぎて 頭痛くなりました(?) これは続き見ないと治りません なので!早めに続きをくださいませぇぇぇぇ
きゃあああああ♡♡♡ 近づいてるぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡ お風呂一緒に入りますか?って日本に聞かれた時のアメさんの反応があまりにも微笑ましい( ◜ω◝ )