TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

朝陽

......え?

そこには子猫がいると思っていた。

だが、実際にいたのは

猫のような耳と尻尾がある、子供だった。

それも、傷が多く所々赤く染っている。

朝陽

怪我してる...!?

朝陽

え〜っと...とりあえず!

朝陽は、彼(?)を持ち上げ家へと向かった。

朝陽

ああ〜!こら!暴れないで!

子猫

イヤだ!水やだ!

朝陽

いやじゃないよ!大人しくしてて

子猫

い〜や...!!

朝陽

あと少しだから!!

子猫

や"〜!!

朝陽

いたっ!

朝陽

こら〜!引っ掻くな!

朝陽

ぜぇ...はぁ......

朝陽

やっと終わった...

子猫

ボクはイヤだっていったのに

朝陽

でも綺麗になったじゃん

子猫

う"〜......

朝陽

それで、えっと...ネコは帰るの?

子猫

ネコじゃない

朝陽

ネコでしょ

子猫

ボクの名前はサクヤ!

朝陽

はいはい、サクヤね

朝陽

それで、お家はあるの?

子猫

ない

朝陽

ない!?

朝陽

はぁ〜...仕方ない!俺が飼ってあげる

子猫

でも、アサヒに迷惑...

朝陽

気にするな、俺にもう家族はいないんだ

子猫

え...?

朝陽

それになんで俺の名前...?

子猫

さっき名前見た

朝陽

そっか

朝陽

ほら、今日は疲れただろ?

朝陽

布団、作っておいたから

子猫

...ありがと

朝陽

どういたしまして

朝陽

じゃあ、おやすみ

子猫

おやすみ

それから数年後

朝陽

ただいま

朔夜

おかえり、朝陽!

朝陽

っうわ!?

朔夜

朝陽、おそい

朝陽

いつも通りだ

朝陽

それより、飛びつくなってあれほど言ったのに...

朝陽

サクヤはもう俺よりでかいんだから

朔夜

ねえボクお腹空いた

朝陽

はいはい...今用意するから

朔夜

はい、は1回でしょ?

朝陽

やかましい

朔夜

だって朝陽が言ったんだよ

朝陽

はいはい、手洗ってくるから待ってろ

朔夜

は〜い

朔夜

まだ〜?

朝陽

まだだ

朔夜

はやく〜

朝陽

うるさい、あっちで待ってろ

朔夜

ひどくない?

朝陽

いつも通りだよ

朔夜

ならいいけど...

朝陽

はい、たくさん食べろよ

朔夜

わ〜い、いっただき...

朔夜

え、なんでピーマン入ってるの?

朝陽

さぁな

朝陽

自分の行動をよく見直してみればいいんじゃない?

朔夜

え、ボクなにかしたっけ?

朝陽

.........

朔夜

わかった!飛びついたこと...?

朝陽

それもそうだけど...それよりも前

朔夜

前...?

朔夜

ん〜...早く起きなかったこと...?

朝陽

違う

朝陽

それは別にどうでもいい

朝陽

いつものことだろ

朔夜

たしかに...

朝陽

たしかに、じゃない

朔夜

だってボク、猫だもん

朝陽

都合良い奴...

朔夜

ん〜...わかんないよ

朝陽

ろ...って...たの...

朔夜

え?なんて?

朝陽

っ...だから!

朝陽

やめろって言ったのに!!

朔夜

.........?

朔夜

あぁ、昨日の夜の?

朝陽

何も無かったとは言わせないからな!!

そう言って、ワイシャツを捲れば白い肌にいくつも噛み跡が付いていた。

朔夜

ごめんごめん、つい

朝陽

つい、じゃない!

朝陽

それに、首は見えるからやめろと言ったはずだ!

朝陽

隠すの大変だったんだぞ

朔夜

だって、朝陽だってノリノリ...

朝陽

別にそんなことは無い!

朔夜

えぇ...?

朝陽

それに腰が痛いってのに飛びついてきやがって

朔夜

...ごめんね?

朝陽

べ、別に!分かればいいんだ!

朔夜

じゃあ、昨日の夜みたいなことはもうしないようにするね?

朝陽

え?

朔夜

ん?

朝陽

い、いや...それは朔夜が大変だろ

朝陽

(発情期的な意味で)

朔夜

え?シたいの?

朝陽

は?!なんでそうなるんだ

朔夜

ごめんね、昨日のじゃ足りなかったか

朝陽

そ、そんなことは言ってな_

朝陽

って、無言で押し倒すな!

朝陽

おい、なんか言え

朝陽

な、俺が悪かったから...

朝陽

ちょ...ま、

朝陽

あああああーーー!!!

次の日

朔夜のご飯はピーマンだらけになりました。

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚