コメント
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あ…やべ…笑 先にepilogue見ちゃった…(((🤛
シグレぇ…うへはん😢せっかくあと少しだったのに…もう本当にフェデラーは一生好きになれないなぁ…許さない!本当に! 最後ら辺のシーンはもうドキドキしながら読ませていただきました!ヘリに着くまで私の意識があってよかった…ドキドキしすぎて昇天するかと…(?)ヘリに着いたとき、よっしゃぁぁ!って思いました!ブルーが手を伸ばしてくれたから上手くいったのでしょうね!兄弟愛に泣ける… あと何話くらいで完結なのでしょうか??なんか寂しさを感じます( ˙-˙ )スン
シグレぇぇぇぇぇ!!ここまで来たのに…でも「約束」だから…叶えてくれますよね?約束があるという現実がありますから、ね…? ここまで長かったですね…苦しいイベントも沢山あった…!それを乗り越えて脱出できた2人は前よりも強くなったんですかね?? 仲直りも、過去を乗り越える事もできた…!さすがすまないスクール…! 最後が衝撃的すぎる…ステラさんの小説は展開が読めなくて毎回ワクワクして読ませて頂きました!
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
薄暗い廊下をまっすぐ突き進む
外の光が艶めく床に反射している
床には傷一つ付いていない
それだけこの建築物に掛けられた労力を感じる
窓からは人々が騒めく様子が見える
慌てふためく人々、押さえ込もうとするが次々と倒されていく中級兵
街は混沌と化していた
ルカ
ルカは息を呑んで見つめていた
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレは外の惨状に一瞬目向けた後、黙り込んだ
ミスターレッド
レッドがビシッと前方を指差す
シグレ
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
3人は階段を駆け上げって行く
長い間使われていなかった所為か埃が舞い散っている
それすらも気に留めないほどに上だけを見て走り続ける
シグレ
シグレが段に躓き、階段に手をつく
ミスターレッド
ルカ
ルカが手を差し出す
シグレ
シグレはルカの手を確かに掴む
ルカはシグレの手をガッチリと掴み、立ち上がらせる
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
3人は再び走り出す
階段上部から光が漏れ始める
ミスターレッド
階段の隙間から僅かにのぞいている形でドアが見える
ミスターレッド
階段を一気にステップを踏む様に登り終える
ドアに手を添え、開く
光が漏れ出てくる
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ミスターレッド
光が漏れ出る方向へと走る
光の元はは目前へと迫っていた
ミスターレッド
目の前に広がっていたのは一面ガラス張りの部屋だった
ルカ
シグレ
シグレが部屋を見回す
アマラ
アマラ
アマラ
ミスターレッド
聞き馴染みのある声がした方へ目を向ける
アマラ
アマラ
アマラ
アマラが銃を突きつけられ、手を上げている
フェデラー
フェデラー
フェデラー
状況が飲み込めない
何故この場所にアマラがいる?
そしてフェデラーが?
アマラ
アマラ
アマラ
アマラ
ルカ
アマラ
アマラは3人から目を逸らす
シグレは黙って立ち尽くしている
シグレ
シグレ
ミスターレッド
レッドは辺りを見回し、脱出経路を探す
フェデラー
バンッ
アマラ
フェデラーは引き金を引き、アマラに向けて発砲する
ミスターレッド
アマラは足から血を流している
フェデラーは銃の照準をレッドに向ける
フェデラー
フェデラー
ミスターレッド
額に汗が浮かび上がる
想定外だった
いや………逃げるのに必死でフェデラーがいる可能性を考えもしなかった
どうすればいい?
ミスターレッド
震える口を開く
ルカとシグレも息を呑みながらそれを見守っている
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは話を続ける
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラーは淡々とした口調でそう連ねた
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは拳を握りしめる
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
フェデラー
フェデラー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
フェデラー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
フェデラー
フェデラーがシグレの元へ走る
ミスターレッド
シグレ
フェデラーが思い切りシグレの腕を掴む
そしてシグレはフェデラーの腕によって首を絞められる様な形にされる
シグレの頭に銃を突きつけ、再び此方に向き直る
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
ルカ
ミスターレッド
フェデラー
シグレ
アマラ
部屋中にピリついた空気が流れる
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
シグレ
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー引き金に指を掛ける
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
アマラ
アマラ
フェデラー
フェデラー
ルカ
ルカは顔を顰めながら歯を食いしばっている
部屋に再び静寂が訪れる
ミスターレッド
下の階から音がする
部屋の静けさも相まってよく聞こえる
誰かが此方へ上がって来る音だ
大勢の足音
フェデラー
シグレ
アマラ
シグレ
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
どんどんと足音が迫り来る
タイムリミットは間近だ
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
決断の余地は残されていない
フェデラー
フェデラー
フェデラー
フェデラー
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは足に力を込め、フェデラーの方向へ足を踏み出そうとした
が、その瞬間
シグレ
シグレが叫びながらフェデラーの元へ突進する
フェデラーに思い切り体当たりし、ルカを腕から離させる
フェデラー
フェデラー
フェデラーは銃の照準をすぐさまシグレに向ける
その瞬間、銃の発砲音が部屋に響き渡る
シグレ
シグレが床に蹲る
床にはじんわりと血が広がっている
ルカ
ルカが悲鳴同然の叫び声を上げる
アマラ
アマラが隙を見てフェデラーに飛び掛かる
アマラ
フェデラー
アマラ
アマラは感情に任せてフェデラーの首を絞めている
その手はひどく震えていた
ルカ
ルカ
ルカはシグレの肩を揺さぶっている
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
ルカ
ミスターレッド
アマラ
アマラが思い切りフェデラーの体を転がす
割れた窓の近くでフェデラーに再び掴み掛かる
アマラ
アマラ
アマラはフェデラーの顔面を思い切り殴りつける
ミスターレッド
何が起きているのか分からなかった
理解するのにひどく時間が掛かった
ミスターレッド
脳で理解する前に体が動いていた
シグレに駆け寄り、必死に声を掛ける
シグレ
徐々に階段を駆け上がる音が大きくなる
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカ
アマラ
アマラ
アマラ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
階段の奥の方から声が聞こえだす
タイムリミットが刻一刻と迫っていた
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカは震えている
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
シグレ
シグレ
シグレはルカに笑いかけた
シグレ
ミスターレッド
レッドは再びルカの腕を引いた
ルカは抵抗する事は無かった
シグレは1人で蹲る
レッドは部屋の外、屋上へと続く道へ走り出した
その直後、部屋の中へ中級兵が傾れ込んでくる
中級兵
中級兵の声が部屋の中へ響き渡る
だが返答は無い
部屋の中には蹲るシグレの姿と倒れるフェデラー、その上でへたり込むアマラの姿しか無かった
中級兵
中級兵2
中級兵2
中級兵2
中級兵
数人の中級兵は部屋の中に残り、その他大勢の中級兵は屋上へと走り出した
ミスターレッド
ルカ
死ぬ気で走る
とにかく外を目指して走る
振り返ってはいられなかった
背後からは大勢の中級兵の足音が迫っている
ルカ
ルカが口を開く
声は落ち込んでいるとも高揚しているとも捉えられない声色だった
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカ
ルカがレッドの手を離す
ルカ
ルカは自分の力で走り出した
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
屋上への扉は目前へと迫っていた
ミスターレッド
ブロロロロロロロロロ……………
ルカ
ミスターレッド
少しずつヘリが屋上との距離を縮め始める
すまない先生
すまない先生
ミスター赤ちゃん
だが、背後からの足音は徐々に差し迫る
ミスターレッド
ミスターレッド
ヘリから屋上の間はまだ少し距離がある
バンッ
思い切り屋上のドアが開かれる
中級兵
中級兵2
ミスターレッド
ヘリに目を向ける
まだ少し屋上とは距離が空いている
だが背後からは中級兵が迫る
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドとルカがビルの端へと走り出す
その後を中級兵が追う
ミスターレッド
ルカ
ルカが先陣を切り、走り出す
ルカ
ルカが地面を蹴り上げ、ヘリに掴まる
ルカ
ミスター銀さん
銀さんがルカをしっかりと引き上げ、ルカは無事にヘリの中へ乗り込む
ルカ
中級兵
ミスターレッド
全速力で駆け抜ける
風を切って行く
ヘリは目前だった
地面を蹴り上げる足に力を込め、思い切り飛び上がった
中級兵
ミスターレッド
ヘリに手を伸ばす
が
ミスターレッド
僅かに手が届かない
一瞬で全身の血の気が引いていく
ミスターレッド
ミスターブルー
ヘリの中から手が伸びる
伸ばされた手をしっかりと握りしめる
ヘリはそのまま上昇していき、ビルから離れて行く
中級兵
ミスターブルー
ミスターレッド
ブルーはレッドを一気にヘリの中へと引っ張り込む
ヘリ内部
中には見慣れた面々の顔がズラリと並んでいた
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスター赤ちゃん
ミスターレッド
レッドは息をつき、再びブルーへ顔を向ける
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターレッド
ミスターブルー
ミスターブルー
ミスターレッド
ああ……また笑い合う事ができた
また、一緒に話す事ができた
もう一度、一緒に