いわふか夫婦

帰宅 真っ暗で静まり返った部屋 荷物を床に適当に置き 電気も付けずソファに雪崩込む

スケジュールも共有している イレギュラーが入っても あの照だ、ちゃんと逐一連絡をくれる から別に不安とかって訳じゃぁない.. しかも今日も収録を共にして 顔を合わせていない訳でもない

ギィィ .........

帰宅 今日は打ち合わせで話が長引き 遅くなった、すっかり日付を跨いでしまった それでもちゃんと連絡入れた、が 玄関を開けた瞬間違和感を感じた 朝家を出た時と色んな所に変化がない リビングの扉を静かに開け控えめに声を上げてみる しかし部屋を見渡した瞬間理解した

ソファで座った体勢のまま 背もたれに深く座り込んで寝ているふっかの姿を 確認して溜息を吐く 床に乱雑に散らかった荷物や服を 避けてソファ迄辿り着き もう一度声をかけてみるが起きる気配がないので ヒョイっと、軽々と抱き上げて ベッドまで運ぶ

寝室の扉を器用に開け ベッドに静かに寝かせる そして片付けをしにリビングへと 戻ろうとそっと立ち上がろうとすると、

爆睡してたのに寝てないって言い張るふっかが なんとも可愛い 子供をあやすみたいに頭を撫でて 離れようとしたが 意外と強い力で腕を引かれて ふっかの上に覆い被さる様に倒れ込んだ

恥ずかしいのか顔半分布団に埋まってる そんな可愛い駄々をこねられたら 片付けとかどーでもいい

べぇっと突き出された舌を絡めとって 根元まで深く絡め取り吸い付あげる 布団を剥ぎ取りお互い着てた服を適当に脱ぎ捨て 噛み付き合うようにキスをする

パンパンに勃ちあがって主張してくるモノからは こぷこぷと先走りが溢れている それを指先でつついて遊ぶ様に触れたり 裏筋をなぞる様に這わしたり いつまでも握ってもやらずにいると 余裕のない様子で控えめに腕を握られる

俺疲れたなんて一言も言ってないのに そんな風に見えたかな? スケジュール知ってるからか? ふっかなりの優しさなんだろうけど 時たまこうして無意識に煽ってくる 大きくため息を吐いて 涙で膜の張った瞳で懇願し 欲が欲しくて肩震わせてる 姿を見て尚睡眠を選ぶ程枯れてはいない

きっと俺の言葉は届いていないんだろう そんなふっかはひとまず置いといて 俺の手までびちゃびちゃになってきたので そのまま先端から握りこんでグチグチ音を立てて 緩急つけて扱く

我慢...... もう全部が煽ってるな いや俺のフィルターがザルなのか? ふっかだからすり抜けて来んのかな? 無意識?確信犯? どっちでもいいけど 俺のツボをよーくわかってるよな

3秒程その場にフリーズし 今すぐ飛びかかってしまいそうなのを抑える 冷静になり一呼吸ついたところで もうこのまま寝ると思ってるのだろう ありがとう、なんて言って服を取ろうと 上体を起こしてる それをもう一度押し倒して手首を掴み 布団にぬい止める

少し責めすぎた自覚はある 終いにはボロボロと涙を流させてしまった.... でも 今後そんな事で同棲生活が上手くいくはずがない 意外とふっかは頑固だし我慢とか平気でするけど その癖、その分メンタルにくんだよな... それは俺としては死活問題だし 俺の事をなめすぎ そんなヤワな体作りはしてねーよ

𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹