/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
会話が一段落したとき yanくんが声を上げた
yan
yan
yanくんが話し始めた 内容にぎょっとする
et
et
yan
et
et
yan
yan
yanくんの言葉に唖然としてしまう
でもすぐにハッとして私は小さく頷いた
et
心配なことはあるけれど
予定をずらさずに済むなら これほどありがたいことはない
私にはタイムリミットがあるから
et
聞くとyanくんは大きく頷いた
yan
et
yan
yan
予想外の希望だったので目を瞬かせると 彼は少し拗ねたように口を尖らせた
yan
yan
天気予報までチェック済みとは.....
さすがだなぁ
et
yan
et
et
yan
yanくんの提案にはびっくりしたけど 私も海に行くのは久しぶりだから嬉しい
当日は何を着て行こうかな
天気予報、ちゃんと当たるといいな
体調.....大丈夫だといいな
そんな考えを巡らせながらも 私は心を躍らせていた
rn
ご飯を食べ終えた机に頬杖をついて ポツリとこぼしたのはrnだった
その言葉に、みんな頷く
rn
ur
答えたのはur
昨日、部活終わりに お見舞いに行ってきたらしい
rn
rn
ur
ur
urが言うと、表情に心配な色を 浮かべていたクラスメイトが笑う
みんなそれぞれに連絡は取ってるみたい だけどケガのことには触れてないらしい
私も、事故の翌日にrnと言って以来 yanくんの所には行っていない
rn
ur
rnとurの声に交じって耳鳴りがする
それも左耳だけ
2人に合わせて笑おうと思っても 最近強さを増した頭痛が邪魔した
お見舞いには行かない..... いや、行けない理由
それは、病状が前よりも悪化してるから
学校には何とか来られているけど 放課後にお見舞いに行く元気はなかった
今朝は痛みも一段と酷かったし 無理せず休めば良かったかな.......
ぼうっとしているとrnが 私の顔を覗き込んできた
rn
et
rn
rn
言われて太ももの上に だらんと置いた自分の手を見下ろす
ハリのない甲
治療していた頃のように肉がそげ落ち 指なんて骨と皮しかないように見える
et
et
rn
rn
ダイエットという言葉にrnがくいついた
rn
rn
rn
ur
すかさず茶々をいれたurが 一発パンチをお見舞いされる
rn
あはは、仕方ない....
ur
1人で怒ってるrnに聞かれないように こっそりと耳打ちしてきたのはur
パンチされたお腹をさすりながら 心配そうにしているur
urが、私の話題が上がる前から 心配してくれていたのは知っていた
正直、大丈夫とは言い難い状況なので urには曖昧に返事をしておく
そんな私を見てurは表情を険しくした
ur
et
ur
ur
あえて声を大きくしてurがいう
表向きは貧血持ちってことにしてるの 覚えてくれていたんだ......
rn
rn
ur
ur
確かに、とrnが頷く
ur
urが差し出してくれた 手を取って席を立つ
ur
rn
ぐるぐると視界が回る中 おぼつかない足取りで教室を出る
左耳の耳鳴りに加え視界も霞んできた
支えてもらいながら なんとか保健室にたどり着いた
中に入るとぎょっとした 保健室の先生が駆け寄ってきてくれた
保健室の先生
ur
ur
保健室の先生
誘導してくれる先生に続きurに 支えられながらベッドに足を向けた時
et
頭に鋭い痛みが走り吹き出すようにして 胃の中の物が逆流してきた
咄嗟に顔を晒して吐いたのは フローリングの上
ur
ダメ、もう立っていられない
崩れ落ちるようにしゃがみ込んだ私は 吐き気のない突然の嘔吐に眉根を寄せた
et
頭が割れるように痛い
耳鳴りは酷くなる一方だしめまいもする
保健室の先生
保健室の先生
嫌だ、行きたくない
また、入院しなさいって言われちゃう
そう思うのに拒む声すら出なかった
首を振る力もなくただその場で項垂れる
保健室の先生
保健室の先生
ur
保健室の先生の慌ただしい足跡を 聴きながらフローリングを見つめる
ごめんね、ur
汚いところ見せちゃったね
服とか、汚しちゃってない？
病院に行ってyanくんと 鉢合わせしちゃったらどうしよう
いよいよ言い訳できなくなるかな？
rnもきっと心配してくれてるよね？
ダイエットなんて嘘だって 見抜かれてなかったらいいけど
言いたいことは山ほどあるのに 何一つ声にならない
怖い
力が入らない
やめてよ
yanくんとの約束の日まで もう少しなんだよ
あと数日位、待ってくれてもいいじゃん
ur
ur
絞り出したようなurの声が 聞こえたのを最後に意識が途切れた
コメント
9件
フォロー失礼します🙇面白いです✨️続き書いて欲しいです✨️
流月ちゃんやっぱり凄すぎる🥹 ずっとこの作品待ってたよ~！！ urrnのキャラが本当に好きすぎる😖💞
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ