中原 中也
……ってか、その情報を知った所でどうすりゃ良いんだよ………
中原 中也
内側からじゃ出れねぇって事が知れただけじゃねぇか
太宰 治
『まぁ有益そうだったからって言うのもあるけれど……』
太宰 治
『本来の目的は、そのドローンに気付かせる為の情報だったからね、意味は無いよ』
中原 中也
いや、なんでドローンに気付かせる必要あんだよ……
太宰 治
『だって教えないと、ただでさえ脳筋しか居ない戦いなんだから』
太宰 治
『終わるまで絶対気付かないでしょ?』
中原 中也
手前ェマジでこれ終わったら1発殴るからな………
中原 中也
…………1つ聞く、さっきから定期的にノイズ音がすんだが…
中原 中也
原因分かったりするか?
太宰 治
『それは勿論、ドローンで全体を見渡せるしね』
太宰 治
『ノイズ音の正体は分かっているよ』
中原 中也
んじゃぁ其方伝えろよ………
太宰 治
『分かってないなぁ中也は……』
太宰 治
『物事にはちゃんとした順序って物があってね?』
中原 中也
あーはいはいそうですかー〔興味無さげに〕
太宰 治
『うっわ…もしかしなくとも叶夢君が私に対する対応参考にしたでしょ………』
太宰 治
『いなし方が叶夢君のそれ……』〔明らか嫌そうな声で〕
中原 中也
身近に手前ェ{嫌いな奴}を弄れる奴が居んだ
中原 中也
参考にしねぇ方が可笑しいだろ?〔ふっと笑って〕
太宰 治
『………もうこの際諦めよう…』
太宰 治
『叶夢君を参考にされていると流石にキツイ…………』
太宰 治
『…………ノイズ音は、その空間から発されている…』
太宰 治
『空間をよーく見てみると1部モザイクの様になる瞬間が見られた』
太宰 治
『恐らく、それがノイズ音の正体じゃないかな?』
中原 中也
成程な……空間にモザイクか…
太宰 治
『あ、卑猥な表現じゃないよ?』
太宰 治
『その空間の壁(膜?)が桃色だからと言ってそういう妄想は辞めてね?』
※普通の景色に見えますが、 少し桃色っぽくなってます
中原 中也
んな事思ってねぇっての……煩悩過ぎねぇか…??
中原 中也
…………(空間にモザイクが出て、同時にノイズ音がしてる……か………)
中原 中也
(空間内にそんな現象が起きてるっつぅ事は、空間無効化の効力が無くなり始めてるって解釈して良いんだよな?)
中原 中也
………なんだ、案外楽勝だな〔口角を上げ、そう呟き〕
太宰 治
『……………』
太宰 治
『……さて、私は指示役に徹するとするよ』
太宰 治
『そんな訳で、相手の情報言っていくね』
太宰 治
『彼は「ルーノ・アーミアス」』
太宰 治
『吃驚、軍隊からの溢れ者らしい』
太宰 治
『軍所属だったからか強靭な肉体を有しており、異能力者が戦場に駆り出されるこの世の中だからこそ』
太宰 治
『持ち前の「範囲異能無効化」が重宝されていた…』
太宰 治
『軍隊を抜けた…退職させられた理由は』
太宰 治
『力や闘争心が余りにも強く、軍内で暴力沙汰を起こしたりして、元々解雇の話は出てたみたいで…』
太宰 治
『決め手になったのは本人の頭の悪さらしい』
太宰 治
『「頭の悪い者に軍隊は不相応」って事で、解雇の理由には持ってこいだったみたいだね』
太宰 治
『…って事で、弱点はその頭脳だ』
太宰 治
『どれだけ身体能力や異能が優れていても、頭が悪ければ宝の持ち腐れ…』
太宰 治
『普通よりも効果を発揮させれない………まぁ、体験したよね』
中原 中也
…………そうだな
中原 中也
頭の悪ぃ捨て身特攻やら、単純過ぎる殴りや蹴り……
中原 中也
不意打ちで頭にもろに喰らったが、そこまで痛手でも無かったな
太宰 治
『え、もろに入って?』
太宰 治
『それは中也の方が異常だと思うけど………』
太宰 治
(確かルーノって1回、人の頭拳ひとつで陥没させた事あるんだけど…………)
太宰 治
『…………若しかして、背を伸ばす為に牛乳沢山飲んでいたお陰で』
太宰 治
『身長より骨密度の方に栄養素が行ったから、そこまで影響無かったとか?』
中原 中也
サラッと失礼な事言ったな手前ェ……
中原 中也
やっぱぜってぇ死なす………
中原 中也
……そういや、彼奴は何処に………?
いつの間にか 姿が見えないルーノを探す為に、 中也は辺りを見渡して
太宰 治
『…………!中也!上!』
中原 中也
っ!?〔上を見上げ、目を見開き驚いて〕
ルーノ・アーミアス
オゥラッ!!〔いつの間にか飛び上がっており、降下の勢いで中也の頭を掴み、その儘空中で一回転し、中也を地面に叩きつける〕
中原 中也
カハッ…!〔物凄い勢いで叩きつけられた為か、手足が痺れ動けず〕
太宰 治
『中也っ!!』
ルーノ・アーミアス
カハハッ!今度のは効いただろう!
ルーノ・アーミアス
余所見してたのが仇になったなァ!
中原 中也
く……そが………〔動けない様で〕
太宰 治
(あーもうこの莫迦犬!)
太宰 治
(だから止めとけって言ったのに…!)〔頭を掻きむしりながら〕
江戸川 乱歩
……そんなに怒り焦っても何も変わらないぞ、太宰〔片目だけ開けて太宰を見〕
太宰 治
………分かってますよ…だから今考えているんです……〔睨み付ける様にドローンの映像を見た後、深呼吸して落ち着かせ〕
太宰 治
………(…さて、どうすれば………)
『ザザッ、ザザザザッ』
太宰 治
……?(ノイズ音…?しかも先程より長い……)
太宰 治
…………!(若しかして……!)
太宰 治
……………〔乱歩の方を向き、何かを訴える様に見て〕
江戸川 乱歩
…………はぁ〜…
江戸川 乱歩
…行ってきなよ、指示の方は僕が代わる〔と立ち上がり、太宰が付けていたヘッドホンを奪い付け、代わりに前線組が付けているインカムを太宰に投げ渡し〕
江戸川 乱歩
……ただし、終わったらラムネ5本ね!〔と笑って〕
太宰 治
…!ありがとうございます!〔インカムを受け取り付けてから部屋を出、走り出し〕
?
あのー…………良かったんですか?行かせて……
江戸川 乱歩
ま、良いよ、太宰の考え通りだし
?
……???
江戸川 乱歩
それよりも!ドローンの方ちゃんと動かしてよね!
?
あ、はい!それは勿論……!






