それから一夜明け
次の日の朝
夢
夢
夢
昨日、泣きすぎたのだろう
頭痛と顔の腫れが凄まじかった
夢
そう思いベットに寝転がると
こちらに背を向けて眠っている 竜胆が目に入る。
夢
夢
夢
そう呟き、私はまた 夢の世界へと落ちていった
竜胆 side
朝目覚めると隣で すやすやと眠る夢が目に入る
こいつは今、どれだけの辛さを
この小さな身体に 抱えているのだろう…
何もしてやれないのが、
こんなにもつらいのだと
初めて知った。
竜胆
寝ている夢に声をかけ、頭を撫でる
夢
竜胆
突然動いた夢に驚き、 慌てて寝返りを打ち寝たふりをする
夢が起き上がったかと思うと、 少しして再び、隣に暖かみを感じる
夢
突然聞こえた感謝の言葉に 胸が痛くなる
竜胆
夢が寝たことを確認し、身体を起こす
竜胆
夢の横顔を見ながら、
俺に出来ることは何なのかを考える
竜胆
竜胆
竜胆
そう決意を固め、俺はベットから出た
続く…
コメント
2件
作品素敵すぎです....((