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貧乏青年は御曹司に溺愛されてます♡

episode two.

jungkook.

編集部に…ですか?

 

そうそう~,編集部員の誰かに渡してくれたらいいから.

jungkook.

分かりました~.

午後になり,いつものように雑用を言い渡され,苦笑いで返事をした.

jungkook.

(編集部か…行ったことないなぁ.)

今から向かう場所は,この会社の中枢である編集部.

とはいえ,備品を渡しに行くだけなんだけど.

jimin.

ジョングガ~何処行くの~.

jungkook.

編集部ですっ!!備品を届けに.

jimin.

やだあ~!!寂しいよ行かないでジョングガ~!!

jungkook.

うわっ!!ちょっ!!も~っ!!

jungkook.

こんにちは~っ!!

エレベーターで13階に上がり,編集部前の自動ドアを通ると,中はとても慌ただしい様子だった.

沢山の資料や洋服を手にした編集部員達が,オフィス内を歩き回っている.

jungkook.

(だ,誰も気づいてくれない…)

jungkook.

あ,あの~…

早くこの場から立ち去りたくて,取り敢えず近くにいた女性に声をかけると.

 

ああ!!貴方!!これを今すぐ校正して!!

jungkook.

えっ…僕ですか!?

クリップでまとめられた原稿を渡され,備品の入っていたダンボールを取り上げられてしまう.

 

貴方しかいないわよ!!

 

彼処の空いてるデスクを使っていいから!!

jungkook.

は,はあ…

物凄い勢いで迫られて,はいと頷くしかなかった.

jungkook.

あの~…これ,校正終わりました.

 

え…もう!?速いわね…

少し時間が経って,再びあの女性に原稿を渡した.

編集部内の様子は慌ただしいままで,今の内にお暇しようと思う.

jungkook.

では僕はこれで…

 

おい君!!

今度は,40代くらいの中年男性に声をかけられてしまった.

 

この雑誌の12ページ,翻訳してくれないか.

jungkook.

い,今ですか?

 

今すぐにだよ!!

jungkook.

(そ,そんな…)

jungkook.

分かりました…

この時ばかりは,自分の断れない性格を呪いたいと思った.

jungkook.

あ~っ…疲れた…

結局あの後,郵便局へ向かわされたり,洋服の整理を頼まれたりと,とても忙しかった.

散々な一日だったけれど,役に立てて良かったとも思う.

jimin.

ジョングガ~っ!!

jungkook.

ジミン先輩!!

ジミン先輩が手を振って,嬉しそうに僕の方へ駆け寄って来た.

jungkook.

待っててくれたんですか…先に行ってても良かったのに.

jimin.

僕が大事なジョングガを置いていく訳ないでしょ~.

jungkook.

ふふ,ありがとうございますジミン先輩.

jimin.

え…っ!!

jungkook.

…何ですか?

jimin.

どしたのジョングガ!?

jimin.

いつもの塩対応は何処へ!?

jungkook.

あ~もう…そんなのどうでも良くないですか!?

ちょっと面倒くさくなって,ジミン先輩を置いて歩き出す.

ジミン先輩が待っててくれたのが,ほんの少しだけ嬉しいだけだ.

jimin.

どうでも良くないっ!!どういう風の吹き回し!?

jungkook.

もう~!!あっち行って下さい!!

jimin.

あっ,置いてかないでよお~!!

jungkook.

ほら,早く行きましょ!!

ジミン先輩が僕の後を追いかけて来て,手をぎゅっと握った.

jimin.

ジョングガ可愛いねぇ.

jungkook.

…何ですかこの図々しい手は.

jimin.

可愛いね,ジョングガ.

jungkook.

ちょっとうるさいですよ?

この人,こうやっていろんな人を口説いてるんだろうけど.

こんな日々が,堪らなく愛おしかったりもするんだ.

一方,その頃編集部では.

 

あ~疲れた,間に合って良かったなボアさん.

 

そうね…そう言えばあの校正員,優秀だったわね.

 

校正も翻訳も完璧だったらしいな.

 

あの校正員は誰だ?

 

えっ~と…

 

…あら?

 

どうした?

 

ドハンさん,派遣の校正員リストにあの人の写真が載ってないわ…

 

…は?じゃああれは誰だ?

ボアと呼ばれた女性が立ち上がり,謎の校正員の使っていたデスクの上に,メモがある事に気がついた.

 

"これから約束があるので,先に上がらせて頂きます."

 

"ご挨拶が出来ず申し訳ありません."

 

"管理部 チョンジョングク."…ですって…

 

管理部?あいつ管理部なのか?

 

管理部の…いい人材だな.

 

ふふ,うちに欲しいかも.

この時,チョンジョングクの日常に,新たな変化が生まれる事が決定した.

episode two end.

next…?

♡→100.

貧乏青年は御曹司に溺愛されてます♡

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