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黒猫ユカですやん
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一ノ瀬みるく @微 浮上中
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裏切り者は笑った
第一話 『6人の居場所』
あっきぃ
ぷりっつ
まぜ太
ぷりっつ
ぷりっつ
教室に笑い声が広がる。
ちぐさくん
ちぐさくん
ぷりっつ
あっと
あっと
けちゃ
けちゃが勢いよく立ち上がる。
ズルッ!!
けちゃ
最大に転んだ。
あっきぃ
あっと
ぷりっつ
あっと
けちゃ
AMPTAK--けちゃ以外
再び笑い声が響く。
まぜ太はその光景を見ながら笑った。
この時間が好きだった。
放課後も。
休日も。
何をするにも六人一緒。
あっきぃ。
あっきぃ
ぷりっつ。
ぷりっつ
ちぐさ。
ちぐさくん
あっと。
あっと
けちゃ。
けちゃ
大切な仲間。
大切な居場所。
ずっと続くと思っていた。
放課後。
6人は一緒に帰っていた。
あっきぃ
ぷりっつ
けちゃ
ちぐさくん
あっと
突然話を振られる。
まぜ太
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
ちぐさくん
みんなが笑う。
まぜ太も笑う。
心から。
本当に。
その時だった。
まぜ太はふと足をとめる。
道路の向こう。
電柱の影。
誰かが立っていた。
帽子を深く被った人影。
顔は見えない。
ただ、 こちらを見ている気がした。
あっと
まぜ太
気づけば、人影は消えていた。
あっと
まぜ太
まぜ太
そう言って笑う。
だけど胸の奥が少しざわついた。
その日の夜。
まぜ太は自室でスマホを眺めていた。
ブルッ!!
突然スマホが揺れる。
知らない番号。
まぜ太は眉をひそめた。
メッセージを開く。
仲間を守りたいか?
短い一文。
まぜ太
いたずらだろうか
そう思った次の瞬間。
もう一通届く。
答えによっては、あの5人が危険だ。
まぜ太の表情が固まる。
『あっきぃ』
『ぷりっつ』
『ちぐさ』
『あっと』
『けちゃ』
そこには仲間たちの名前が並んでいた。
まぜ太
どうして知っている。
誰なんだ。
何が目的なんだ。
分からない。
だけど一つだけ分かった。
これはただの悪戯じゃない。
何かが始まろうとしている。
まぜ太は強くスマホを握った。
そして小さく呟く。
まぜ太
その笑顔は、 少しだけ苦しそうだった。
この時の俺は知らなかった。
この当たり前の日常が、
もうすぐ終わることを
スマホの画面には、
知らない番号からのメッセージが映っている。
『仲間を守りたいなら従え。』
まぜ太は黙ったまま画面を見つめた。
そして
静かに笑った。
その笑顔は、 どこか泣きそうだった。
第二話___。
変なメッセージ。
続く___。
コメント
2件

初コメです! 書き方天才すぎる!
**STPR推し❧ さん** 第1話読了! もうね、この6人のゆるい日常のやりとりが沁みる…「褒められた?」「褒めてない。」の流れ、最高に好きだわ。けちゃのドジっぷりも可愛い。 で、そこに不気味なメッセージと電柱の影…雰囲気一変。まぜ太が「みんなには知られたくないな」って呟くところ、ぐっときた。笑顔の裏に隠すタイプ、主人公としてめっちゃアリ🔥 続き、めちゃくちゃ気になる! 裏切り者は笑った、って一文が既に刺さってる…