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偽愛

偽愛

「偽愛」のメインビジュアル

44

ー44話ー

♥

3

2020年11月04日

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聖羅

何で…?

諒夜

ん?

聖羅

何でこんな事するの…?

諒夜

俺さー

諒夜

どのプレイも好きなんだけどさー

諒夜

特に一番好きなのが

諒夜

NTR(寝取らせ)なんだよね笑

聖羅

何それ…?

諒夜

んー…

諒夜

簡単に言うと

諒夜

他の男に無理やり

諒夜

ヤられてんのに

諒夜

それに感じて

諒夜

よがってるのを

諒夜

見たりするのが好き

諒夜

なんだよね笑

聖羅

は……?

聖羅

え…?

聖羅

なんて?

聖羅

もっかい言ってくれる?

その言葉に理解出来ずに もう一度聞き返すーー…

諒夜

だからさ

諒夜

聖羅が他の男に

諒夜

ヤられて

諒夜

よがってるのを

諒夜

見るのが好きなの

諒夜

想像するのもね笑

聖羅

は…?

聖羅

それ本気で言ってるの?!

諒夜

こんな冗談言わないよ笑

聖羅

ちょっ

聖羅

ちょっと待って!?

聖羅

今理解するから!

諒夜

待つよ笑

聖羅

えーと…

聖羅

うん!

聖羅

全然分かんない!!

聖羅

え?!

聖羅

何?!

聖羅

あたしに他の男と

聖羅

ヤれって事で合ってる!?

諒夜

まあ概ね合ってる笑

聖羅

それも諒夜の前で

聖羅

犯されろと?!

聖羅

そゆこと?!

諒夜

うん笑

聖羅

あたしはノーマルで

聖羅

良いんどけど?!

諒夜

そう?

諒夜

それにしては

諒夜

すごいイきまくってたよね?

聖羅

ん…?

聖羅

ごめん

聖羅

何も聞こえない

諒夜

いやいや

諒夜

聞こえてるでしょ笑

諒夜

聞こえないフリしないで笑

聖羅

イってません

聖羅

気持ち良くなかったです、はい

諒夜

嘘つき

諒夜

気持ち良いって

諒夜

連呼してたけど?

聖羅

空耳です

諒夜

ふーん?

諒夜

そーゆーこと言うんだ?笑

聖羅

言いません

聖羅

ごめんなさい

嫌な予感がしたあたしは 即座に謝るーーー…

諒夜

ねえ?

諒夜

本当に?

諒夜

気持ち良かったよね?

聖羅

はい、ごめんなさい

聖羅

気持ち良かったです

諒夜

だよね?笑

聖羅

嘘つきました

聖羅

ごめんなさい

聖羅

でも

聖羅

あたしはノーマルが良い

諒夜

ふーん?

諒夜

そっか

諒夜

じゃあ

諒夜

ノーマルでしよっか笑

聖羅

それが良いと思う!!

諒夜

おいで聖羅

聖羅

え?

聖羅

今?!

諒夜

そう笑

諒夜

俺だけお預けなの?笑

聖羅

いや、うん

聖羅

良いんだけど…

聖羅

分かった…

聖羅

絶対ノーマルにしてよ?

諒夜

分かったよ笑

了承の言葉を聞き

あたしは諒夜に 抱き締められるーーー…

諒夜

聖羅

諒夜

愛してるよ

聖羅

ん…

耳元で囁かれ キスをされるーーー…

聖羅

んん…

聖羅

諒夜…

聖羅

あたしも

聖羅

愛してるよ…ん…

蕩ける様なキスをされ 糸を引きながら 唇が離れ

そのまま首筋へと 降りていくーーー…

聖羅

んっ…

聖羅

あ…

諒夜

聖羅可愛い

聖羅

ん…

聖羅

あ、りが、と…

チクッ

聖羅

ん…

首筋から降りて来た 愛撫は

あたしの胸元に

赤い華が咲くーーー…

聖羅

あっ…

そして胸の尖端を 優しく愛撫されるーーー…

聖羅

んんっ…

聖羅

はぁ…

思わず吐息がもれるーーー…

聖羅

んっ…

そしてーーー…

聖羅

あっ!!

下の尖端を 優しく擦られ 声を上げるーーー…

聖羅

(違う…)

聖羅

(何かが違う…)

聖羅

(何で…?)

優しく大事に されているのに

あたしは何処か 違和感を抱くーーー…

そんな違和感を抱いたまま

蕩ける様に優しくされるーーー…

諒夜

入れるよ?

聖羅

う、ん

聖羅

あっ!!

トロトロに愛されて 優しく貫かれるーーー…

諒夜

ん…

諒夜

聖羅の中…

諒夜

気持ち良いよ…

聖羅

んっ!あっ!

望み通りに優しく

抱かれているはずなのにーー…

聖羅

(違う…)

聖羅

あっ!んんっ…

聖羅

(何で…)

聖羅

(足りない…)

諒夜

ねえ聖羅

諒夜

気持ち良い?

聖羅

う、ん…

諒夜

うそ

諒夜

ほんとは物足りないって

諒夜

思ってない?

聖羅

思って、ない…

その言葉に ドキッと心臓が高鳴るーーー…

そうーーー…

確かにあたしは

物足りないと思ったーーー…

図星を突かれたあたしは 思わず否定するーーー…

諒夜

うそだね

聖羅

う、そじゃない

諒夜

じゃあ確認するよ?

聖羅

え…?

聖羅

ああっ!!!

その言葉と共に 胸の尖端を 引っ張られるーーー…

諒夜

ほら

諒夜

こっちの方が

諒夜

反応してるよ?

聖羅

ち、がっ

聖羅

ノーマルが良いの!!

認めたくないあたしは 更に否定するーーー…

諒夜

ほんとに?

諒夜

じゃあこれは?

聖羅

あ゛あっ!!!

片方の尖端を 引っ張られるながら

もう片方を噛まれるーーー…

諒夜

ほら

諒夜

やっぱり

諒夜

こっちの方が

諒夜

反応良いよ?笑

聖羅

ち、がう…

諒夜

認めなよ笑

諒夜

気付いてない?

諒夜

自分がドMだって事

聖羅

し、らな、い

諒夜

ねえ

諒夜

いじめられるのが

諒夜

好きだよね?笑

聖羅

す、きじゃ、な、い

諒夜

うそつき

諒夜

ほら

諒夜

現にさっきから

諒夜

キュンキュン

諒夜

締め付けて来てるよ?

諒夜

好きなんでしょ?

諒夜

いじめられて

諒夜

喜んでるんでしょ?

その言葉に あたしは ゾクゾクとするーーー…

諒夜

ほら

諒夜

これが好きなんでしょ?

聖羅

あ゛あっ!!

その言葉と同時に 激しく奥まで貫かれ 暴れるーーー…

聖羅

ん゛んっ!!あ゛っ!!

聖羅

ん゛、あ゛っ!!!

聖羅

(これ…)

聖羅

(これが欲しかったの…)

諒夜

ほら

諒夜

気持ち良いって良いなよ

諒夜

いじめられて喜ぶ

諒夜

ドMですって言いなよ

激しく暴れながら その言葉を放つ諒夜に

あたしは ゾクゾクが止まらないーーー…

聖羅

(ああ…)

聖羅

(あたしはもう)

聖羅

(ノーマルじゃ)

聖羅

(満足出来ない…)

いじめられる あの快感に

あたしは 心も身体も囚われるーーー…

もう元には戻れないーーー…

あたしの秘められた ドMが目醒めるーーー…

あたしの心と身体は

理性が吹っ飛ぶ程の 快感でしか

満足なんて出来ないーーー…

あたしが欲するのは

命令と激しい責めーーー…

いじめられる事に ゾクゾクと快感が 満たされるーー…

もう普通じゃ 満足出来ないーーー…

諒夜

ほら

諒夜

早く良いなよ

聖羅

あ゛あっ!!

聖羅

あ、たし、は

聖羅

い、じめ、られ、て

聖羅

よ、ろこぶ

聖羅

ドMで、す

聖羅

あ゛っ!!ん゛んっ!!

諒夜

やっと認めた笑

諒夜

ほら

諒夜

ご褒美

その言葉と同時に あたしの奥深くで 激しく暴れるーーー…

聖羅

あ゛あっ!!

聖羅

き、もち、い゛

聖羅

あ゛っ!!

聖羅

聖羅

イ、く!!!ーーーっ!!!

パシャパシャ

諒夜

あはは

諒夜

やっぱり聖羅

諒夜

最高だよ!!

諒夜

素質あると

諒夜

思ってたんだよね!!

聖羅

(ああ…)

聖羅

(やっと満たされた…)

諒夜

ほら

諒夜

皆んな待ってるよ笑

諒夜

グチャグチャに

諒夜

犯されて

諒夜

鳴き叫んでよ笑

諒夜

その姿に俺は

諒夜

堪らなく興奮
させられるから

ガクガクと痙攣する あたしを抱き上げて告げるーー…

まだ終わらないーーー…

またあの快感を 味わえるーーー…

そう考えただけで

あたしはゾクゾクして 堪らないーーー…

聖羅

は、い…

側から見れば 狂気の沙汰ーーー…

それでもあたしは

堪らなく溶かされるーー…

聖羅

(ああ…)

聖羅

(あたしを)

聖羅

(グチャグチャに犯して…)

聖羅

(心も身体も)

聖羅

(蕩けさせて…)

強烈な快感を 刻まれた記憶を浮かべ

あたしは恍惚の表情に 変わるーーー…

諒夜

ほら

諒夜

もっと俺を

諒夜

滾らせて

その言葉と共に

二人で浴室を出て

狂おしい程の 快感を求めて

皆んなの所へ戻るーーー…

さあーーー…

幕は上がったーーー…

この先の未来に 待ち受けるのは

暗闇のみーーー…

深く沈んだあたしは

正常な判断力を失い

コントロールされるーーー…

自分から目覚めるまで

抜け出せないーーー…

そんな狂気に

あなたは耐えられるーーー…?

この先に進むのならば

覚悟をしてねーーー…

理解出来ない程の

衝撃が待ち受けているかも しれないよーーー…?

何処までも堕ちようーーー…

深くーーー…

もっと深くーーー…

さあーーーー…

偽愛の始まりだーーーー…

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