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僕は今、暖かい橙色の光に包まれながら、
飛び降りようとしている。
るぅと
僕は今から死ぬ。 辛いから死ぬ。
他の人よりも頑張って頑張って頑張っても、気づいたら出遅れている。
努力してもしてもしても、報われない。
るぅと
僕は自嘲気味に笑いながらフェンスを踏み越えた。
辛い。辛いから死ぬ。
きっと、汚いことを知らない綺麗な主人公が僕の前にいたら
きっと、
今この瞬間の僕に手を差し伸べてくれるのだろうか。
ゆっくりと屋上の床から足を踏み外そうとした瞬間、
??
少し高い声が聞こえた。
莉犬
片手にタバコを持ちながらフェンスに寄りかかっている赤色の髪をした男性がいた。
るぅと
莉犬
やけに明るい声でその人はそう言った。
今、目の前で人が死のうとしてるんですよ?
なんとも思わないんですかね。
るぅと
彼にそう聞いた。
彼はキョトンとした後、一気に吹いた。
莉犬
莉犬
タバコの煙を揺らしながら彼は心底どうでも良さそうに煙を吸った。
莉犬
莉犬
るぅと
莉犬
少し顔を逸らしながら彼はまた煙を吐いた。
その仕草は、自分の表情を悟られないようにしているようだった。
るぅと
るぅと
僕はなんでこんなことを聞いたのだろう。
なぜこの人は自分の気持ちを隠すんだろう。
ただ、知りたかった。
彼は一瞬考えたあと、口を開いた。
莉犬
僕は目を見開いた。
今まで僕が出会ってきた人たちは僕の話を聞くたびに、
無責任な言葉だけを吐いて ただそこに置いていくだけだったからだ。
でもこの人は、ただ何もしない。
ただここに存在しているだけだ。
そして、何かを諦めているような気がする。
るぅと
莉犬
るぅと
莉犬
彼は少し控えめに笑った。
そしてタバコの火をフェンスに押し付けて消してからタバコをゴミ箱に捨てた。
そして目を細めて少し笑いながらこう言った。
莉犬
莉犬
るぅと
彼は僕の顔を控えめに指さしながら自嘲気味に笑った。
莉犬
莉犬
…僕は誰かに止めて欲しかったのだろうか。
るぅと
るぅと
莉犬
彼は箱からまたタバコを出して火をつけた。
莉犬
るぅと
莉犬
僕を救いに来たのは心の綺麗な主人公ではなかったけど、
僕は少しこの人に期待してみようと思う。
こんばんは〜
快晴くんだよ〜?
どうでしたか?
僕の書いたるぅりーぬ。
最高だった?(幻聴)
なら嬉しいな〜
いいと思った人は♡とコメントくださいね!!
それでは!