あれから太陽が昇っては沈みを繰り返し あっという間にテストが終わった
結果は全員赤点回避
自分が何かをしたわけではないが 嬉しくなってつい浮かれた
他の教員から指摘されるぐらいには… SDとしてなんたる失態
………と言うのは良しとして
琥珀(コハク)
クララ
何故ウァラク様に腕を掴まれているのか…
琥珀(コハク)
クララ
琥珀(コハク)
クララ
琥珀(コハク)
クララ
琥珀(コハク)
クララ
満足そうに微笑んだクララ様
自分だけ呼び方が違って 仲間外れだと思ってしまったのか
クララ
クララ
琥珀(コハク)
は?
クララ
琥珀&アメリ
ケロリ
エリザベッタ
エリザベッタ
そう言ったイクス様に続き クララ様が勢い良く口を開いた
クララ
エリザベッタ
ケロリ
アメリ
琥珀(コハク)
クララ
クララ
クララ
流されるままティーを手に乾杯をする
それからは女子トークで盛り上がる生徒達
私はそういうのがよく分からないので 半分聞き流しながら紅茶を入れていた
すると突然エリザベッタ様が パチンと指を鳴らす
エリザベッタ
エリザベッタ
琥珀(コハク)
エリザベッタ
そんなエリザベッタ様の言葉に アメリ様とケロリ様がワタワタし始める
一方で私は気になる殿方と言うワードに 複雑な物を感じていた
エリザベッタ
琥珀(コハク)
エリザベッタ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
エリザベッタ
ケロリ
ケロリ
アメリ
クララ
琥珀(コハク)
ケロリ
琥珀(コハク)
エリザベッタ
琥珀(コハク)
数秒悩んでそう答えれば 彼女達は興奮気味に身を乗り出した
エリザベッタ
ケロリ
アメリ
クララ
教えてと目で訴えかける生徒達
紅茶を少しずつ飲みながら 視線を彼女達から外すが止まらない
それに根負けして私は話し始めた
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
ケロリ
顔を見合わせる生徒達に ふふっと小さく笑う
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
エリザベッタ
アメリ
ケロリ
クララ
ニコニコと輝く笑顔で言うクララ様
それがあまりに純粋な物で 力が抜けたように笑ってしまう
けれど、次に口から出た言葉は 今の雰囲気からかけ離れている物だった
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
クララ
アメリ
琥珀(コハク)
少々強く言葉を紡ぐ
少し俯いたせいで 入れた紅茶に自分の顔が映った
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
ケロリ
琥珀(コハク)
ケロリ
琥珀(コハク)
ケロリ
ケロリ
琥珀(コハク)
ケロリ
口元を抑えて顔を赤くするケロリ様に 眉毛を八の字にして首も傾げる
するとケロリ様はバン!と机を叩いた
ケロリ
ケロリ
琥珀(コハク)
ケロリ
つい口から出てしまった失礼な言葉に ガーンッと効果音がついたケロリ様
彼女は固まったまま動かなくて 他の生徒達も驚いて固まっている
いたたまれなくてため息を零した
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
エリザベッタ
固まっていたエリザベッタ様が 口元に手を近付けて楽しそうに言う
エリザベッタ
エリザベッタ
琥珀(コハク)
ケロリ
エリザベッタ
クララ
アメリ
酷く関心したように メモを取り始めたアメリ様
どっから出したんだろうそのノート
エリザベッタ
琥珀(コハク)
エリザベッタ
ケロリ
クララ
アメリ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
エリザベッタ
琥珀(コハク)
クララ
琥珀(コハク)
アメリ
琥珀(コハク)
ケロリ
琥珀(コハク)
咄嗟に机を叩きそうになる欲を抑え 自分を心の中で殴りつける
アメリ
ケロリ
エリザベッタ
エリザベッタ
クララ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
エリザベッタ
琥珀(コハク)
ケロリ
アメリ
琥珀(コハク)
クララ
アメリ
琥珀(コハク)
オペラに告白される…ね。
そりゃあ……
琥珀(コハク)
クララ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
そう言うと彼女達は バツが悪そうな顔をする
それ以上、彼女達は 私に何かを聞いたりする事は無かったが
すぐさま切り替えて 恋バナを続け、大騒ぎを始めた
数分後、生徒達は落ち着きを取り戻し スッキリした顔でダラリと体制を崩した
私は少しの罪悪感を払拭すべく 彼女達の身の回りの物を片す
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
片付けていれば当然 今日飲んでいた紅茶が目に入る
茶葉の正体を目に付けた瞬間 その声と共に少し前の自分に納得した
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
はぁ…とため息が零れたのに その後には口元が緩んでいた
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
最後にペコッと彼女達に向け 1人で部屋を出た
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
イルマ
じゃ、じゃあ!と慌てた様子で イルマ様は私が歩いてきた道を進んだ
数秒イルマ様の背中を眺め 私も元の道を進み始めた
イルマ
イルマ
イルマ
イルマ様が私を呼んだ事など
イルマ
口元を隠し考え込む私は 気付けなかった
最近、全く浮上せず申し訳ありません。
それはそれとして、 これからも更新頻度は低いと思いますが
遅くなりましたが、 今年もよろしくお願いします。
コメント
2件
初コメ失礼します! ずっと読ませて頂いたんですけど今回も最高でした! あけましておめでとうございます!