意外と平凡な人生を送っていた
僕は普通の人だった
あの人と出会うまではね
女子1
グク様だわ!
女子2
今日もかっこいいです〜!♡
ジョングク
ふふ、ありがとㅋ
女子
きゃー!!!♡♡♡
あの人、学校一イケメンな人だ
ドンッ
ジョングク
あ、ごめんなさい
テヒョン
す、すみません
身体大きいから、結構痛かったな
僕が腕を痛そうに握っていると、グクさんは心配そうに顔を覗き込んできた
ジョングク
大丈夫?
テヒョン
だ、大丈夫です、
ジョングク
なら良かった。
テヒョン
(笑顔、、眩しいな)
多分、あれで色んな女子を虜にしてきたんだろう
僕とは無縁の、関わることの無い人。
昼
テヒョン
はぁ、、
僕には友達がいない
人見知りで喋りかけずらいし
大して凄いことなんて何も無い
唯一、顔が特徴的なだけだ
テヒョン
暇、、
平凡は悪くないけど、独りだと寂しい
テヒョン
辛いな、
ガチャ
テヒョン
、?
誰か来た
ジョングク
あ、朝の人だ!
テヒョン
グク、、さん
ジョングク
名前知ってたんだ!嬉しい^^
テヒョン
っ、、
なんで僕、ドキってしたんだろ
ジョングク
あの、
テヒョン
?
ジョングク
もし良かったら、一緒に昼ごはんどうですか?
テヒョン
え、
今、なんてっ
ジョングク
あ、嫌だよね、
ジョングク
やっぱり帰るね
テヒョン
ま、待って!
あれ、なんで僕止めちゃったの
テヒョン
一緒に、食べたい、
ジョングク
、、、
変に思われちゃったかなぁ
ジョングク
、、ふふっ
テヒョン
え?
ジョングク
いや、可愛いなぁって^^
テヒョン
か、可愛い!?///
何言ってるのこの人、、!
ジョングク
あ、照れてるㅋ
テヒョン
照れてないっ//
ジョングク
まぁ、早く食べましょっ
テヒョン
うん、、
僕なんかに、話しかけてくれるなんて、
ジョングク
ところで、何年生?名前は?
テヒョン
え、えと、名前はキム・テヒョンで、3年生
ジョングク
あ、年上だ。
ジョングク
僕はチョン・ジョングクです
テヒョン
君って、学校で有名な人、、だよね?
ジョングク
そんなこともないですよㅋ
それから結構喋ったかな
グクと話すのは楽しい
僕らはいつか、お互いが許し合う存在になってた
ジョングク
今日、一緒に帰りませんか?
テヒョン
いいよ!
僕も何だか、少しだけ幸せに思えた