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この幸せで平和な日常に
なんの文句もなかった。
勉強は苦手だけど
友達もそれなりにいて
運動も人並みにはできるし?
なにより
私には彼氏がいる。
優しくてかっこいい他人に気遣いができる
勉強もできて運動もできる。
まさに完璧な人だった。
なんで私が付き合えてるんだろう?
でもそれは
もう少しで終止符を打つ。
運命は私達にはわからない。
自分の行動ひとつで全てが変わる。
ひとつでも選択肢を間違えてしまったら
全てが崩れ去る。
今までの日常が全て。
今回はそんな私のお話。
"どんっ"
新年度そうそう人と下駄箱でぶつかってしまった。
この度私は高校二年生になった。
その為クラス替えがあり人がこの下駄箱に 集まっていた。
それ故ぶつかってしまった。
○○
明らかにコミュ障なのがわかる。
赤葦京治
"ばちっ"
と目が合った瞬間
赤葦京治
急に言葉をつまらせた。
そのまま目を逸らされて
赤葦京治
足早に去っていってしまった。
○○
どうしたんだろう、?
赤葦 side
4月5日
そう
今日は始業式
つまりは今日から高校二年生。
バレー部にはいっている俺はより一層
なんにでも力をいれなければならない。
と考えて人が多いところを歩いていたら
"どんっ"
前を見ていなくて人にぶつかってしまった
○○
とほんの少し低めの声
返そうとして
赤葦京治
ぶつかってしまった方の顔を見た瞬間
"どくっ"
と心臓が波打った
赤葦京治
これは……
赤葦京治
きちんと謝れていないのに
走って逃げてきてしまった…。
だって
しかたない。
俺は
赤葦京治
一目惚れしてしまった。
何組なんだろう。
下駄箱近くだったし2年生で近くのクラス
同じクラスとかいう空気読んだことは…
○○
あった。
赤葦京治
ついさっきの出来事なので当たり前だが
覚えててくれたことが嬉しくて
同じクラスなのが嬉しくて
赤葦京治
つい赤面してしまう。
○○
赤葦京治
へへ、と笑う目の前の方は可愛くて
一目で照れてることがわかってしまう。
赤葦京治
赤葦京治
必死だなぁ、と自覚してる。
○○
赤葦京治
思わず呼んでしまった。
○○
赤葦京治
○○
少しは近づけただろうか。