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テラーノベル(Teller Novel)

○○ side

いつの間にか赤葦くんと仲良くなっていた

変なことが起こることもないまま

夏が過ぎて少し肌寒くなってきた季節

いつも通り赤葦くんと一緒に帰っていた。

○○

んん、だんだん寒くなってきたよね〜

赤葦京治

え、あ、あぁ…もう10月だし……

今日は赤葦くんが変。

妙にそわそわしている。

○○

あ、赤葦くん…?

赤葦京治

はっはい!?

やっぱりおかしい

○○

今日どしたの

赤葦京治

き、、緊張が…

○○

え、試合の?

○○

にしては早くない?

そう。

赤葦くんはバレー部のセッター。

試合を控えてる。

赤葦京治

いやそうじゃなくて…

○○

???

赤葦くんは試合ではないなにかに緊張しているらしい。

赤葦京治

あのー、さ

と赤葦くんが口を開く。

赤葦京治

○○って好きな人とか…

すこし恥ずかしそうな赤葦くん。

○○

え、と…好きな人?

言えない。

言えるはずない。

○○

い、いないよぉ?(目逸

赤葦京治

…嘘。

○○

んぐ…ほんとだって……。

ここで赤葦くん、なんで言ったら

告白になってしまう。

赤葦京治

…木葉さん、とか?

○○

んぇっ

思わぬ急な予想に驚いてしまった

赤葦京治

え……。

赤葦くんはなんとなく混乱した表情を浮かべる。

赤葦京治

木葉、さん…か。

赤葦京治

応援するよ

○○

えっ…。

赤葦京治

じゃ、じゃあ俺ここだから…!

赤葦京治

じゃーねっ…。

○○

まちょっと!!

これまでにないくらいの速さで走っていってしまった。

これは…

勘違いされたままなのでは!?!?

赤葦 side

夕暮れの中

俺は○○と帰ってる

今ここで告白しようと思ってる。

でも緊張しすぎて

赤葦京治

はっはい!?

変な返事をしてしまった。

赤葦京治

○○って好きな人とか…

つい聞いてしまった。

○○

え、と…好きな人?

少し驚いた顔をした○○。

○○

い、いないよぉ?

これはいる顔だ

目を逸らして俺を見ようとしない

赤葦京治

…木葉さん、とか?

○○はバレー部のマネージャーになった。

俺が少しでも近づきたかったから誘ったんだ。

だからバレー部にいるのかと。

○○

んぇっ

変な言葉で返された。

まさかの図星、?

赤葦京治

木葉、さん…か。

赤葦京治

応援するよ

○○

えっ…。

そんなこと1mmも思ってない。

応援できるはずがない。

赤葦京治

じゃ、じゃあ俺ここだから…!

赤葦京治

じゃーねっ…。

泣きそうなのを誤魔化すため走った。

1秒でもいたくなかった。

そこにいたら

いずれ俺は

泣いてしまう。

俺は明日から普通に過ごせるかな…

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コメント

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ユーザー

え、じゃあ私が貰ってあg

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