コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
アヤメ
アヤメ
ソウマ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
アヤメ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
チナツ
チナツ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
チナツ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
チナツ
チナツ
アヤメ
アヤメ
そう彼女に伝えあの空欄に文字を打ち込んでいく
『高坂千夏の魂を解放し、現世にいる高坂優馬の元に肉体と魂と記憶を戻す』
チナツ
アヤメ
チナツ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
〜言霊アプリの制約〜 ・事象の大きさによってはコストが大きくなる ・使用回数を超過した時罰が下るこの時、順序として『願い事』→『罰執行』になる ・罰の重さは願った回数とその願い事の”重さ”によって決まる
チナツ
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
チナツ
チナツ
チナツ
アヤメの機転によって千夏は見事言霊アプリから出て彼の元にと帰ることが出来た
何年ぶりかの兄の姿に彼女はただ泣いて彼に抱きつくしか無かった
ソウマ
ソウマ
ソウマ
チナツ
チナツ
チナツ
チナツ
ソウマ
それから彼女から聞いた話は信じられないものたった
彼女は妹の魂を解放してあげるだけでなく自分の元に現れるよう願ったのだ
だが、魂の解放ですらコストが大きいのに彼女は『場所』と『細かな情報』まで記したのだ
言霊アプリの制約では、起こす事象が大きければ大きいほど自分に降り注ぐ罰も重たくなる
もし、超過してしまったのなら最期に叶えた願い事すらもなくなり時が戻る
つまり、この出会いすらもなかったことになり得るのだ
だがしかしそうはなっていない
時は戻っておらず取り戻したかった妹もこうして目の前にいる
あとはアヤメが無事であればそれでいいはずなのにアヤメはいない
連絡と取れず、言霊アプリのシステムに組み込んだ位置情報も無くなっている
もう彼女を追うことが叶わなくなってしまったのだ
可能性の一つとしてあるのが『自己犠牲』というもの
千夏との信頼度を上げたことによって理に反する事をしてもそれがまかり通り、害を及ぼさないようにできる
対価として使用者が消える事となる
今回の場合だとアヤメが消える事となる
だが、この説は矛盾しているのだ
何故なら、存在が消えると言うことは全ての人から『神楽坂 彩芽』という人物に関する記憶が無くなる
だが、現にソウマもチナツも彼女のことを覚えている
だから彼女が消えたという説は提唱しにくい
だが成功例はこれが最初で最後のため勿論記憶を維持して消えたことも有り得る
成功したことによって数多の可能性が出てきてしまうが考えれば考えるほどそれは沼
だってどれだけ答えを求めたくてもその答えは彼女の存在の有無になる
彼女が二人の前に現れない限りこれは永遠に解けることの無い謎なのだ
ソウマ
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
チナツ
チナツ
チナツ
チナツ
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
チナツ
ソウマ
兄弟の再会は嬉しいことのはずなのにその過程で二人を繋ぐ『アヤメ』の存在が
彼ら二人にとって大事なものだった。だからこそ、彼女の存在の有無が気になる
彼女のおかげでこうして二人が再会できたというのに、これではハッピーエンドとはいかない
それは二人がよく理解してるが、理解っていてもどうしようもない事実
嬉しいのに喜べないのはそれが一番の理由
無情にも時は流れていく……
言霊アプリが起こした悲劇から数週間という時が流れた
千夏は昔と今で大きく街が変わっていることに驚きを隠せないようで
それは数週間経っても治まらないほど
チナツ
チナツ
チナツ
ソウマ
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
チナツ
ソウマ
チナツ
彼女の歳は肉体年齢的に見ても”あの頃”から数年程度
つまりは10歳前後のはずなのだが、アプリに閉じ込められ
その数年のうちに様々な人から願い事を頼まれたからか
その歳では本来覚えないはずの言葉も知っていたり使っていたり
見た目に反して博識にはなっている
だからなのかは分からないが、発言一つ一つがどことなく達観している
チナツ
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
チナツ
ソウマ
ソウマの方を向きウキウキでケーキ屋にと足を運んでいる時
前方不注意によって前にいた人に強くぶつかってしまった
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
チナツ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
ソウマ
チナツ
チナツ
アヤメと分かるや否や千夏はアヤメに強く抱きつく
アヤメ
アヤメ
チナツ
アヤメ
アヤメ
チナツ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
ソウマ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
〜言霊アプリの制約〜 ・事象の大きさによってはコストが大きくなる ・使用回数を超過した時罰が下るこの時、順序として『願い事』→『罰執行』になる ・罰の重さは願った回数とその願い事の”重さ”によって決まる
・特定の条件を満たした時コストを踏み倒して願いを叶えることが可能 ・それを行った場合アプリは自動的に消滅する