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橘靖竜
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各々が装備を確認する。
縁と尾崎は、対坂田用のリボルバー。
中は模擬弾になっているが、火力的には問題ない。
そして、楠木の装備はアサルトライフル。
ライオンから奪ったものだ。
当然ながら、殺傷力はアサルトライフルのほうが高い。
そして、中嶋は――フライパンである。
刑務官なのだから、警棒のひとつくらい持っていて然るべきなのであるが、中嶋は詰め所にある給湯室から、年季の入ったフライパンを持って来て、それを構えながら進む。
楠木
縁は上着を脱ぎ、ショルダーホルスターを装着。
そこにリボルバーを収納してある。
昔見た刑事ドラマでは、当たり前のように刑事が街中で発砲するし、挙げ句拳銃をポケットから取り出したりする。
あれを現実でやってしまうと、銃の暴発で命を落とす刑事が大量に出ることだろう。
普通、拳銃はホルスターに収めるのが常識だ。
縁
楠木
楠木
楠木
中嶋
尾崎
楠木
縁
中嶋
尾崎
楠木
楠木
縁
楠木がなんとなく歩み寄ってくれようとしていることが分かった縁は、こちらから提言。
楠木
綺麗な落ちどころを作る。
楠木
坂田のいる独房へ続く扉。
そこを持って来た鍵で解錠すると、楠木は道を譲る。
ここから先は0.5係の認可証が必要になる。
もっとも、坂田を隔てる鉄格子の鍵は、また楠木の出番となるのだが。
尾崎
中嶋
楠木
縁
縁
楠木
Special Assaut Team(スペシャル アサルト チーム)――通称SAT(サット)。
警察組織内における特殊急襲部隊。
刑事部にも特殊事件捜査係――俗称SIT(シット)なるものが存在するが、そのSITでは対応できない事件を担当するのがSATだ。
重大テロ事件やハイジャック事件など、犯人が武装していることを前提として事件では、SATが出てくる。
余談だが、SITはSousa Ikka Tokusyuhan(ソウサ イッカ トクシュハン)の略称であり、実に安直である。無理にSATに対抗した結果、こうなったとしか思えない。
楠木
楠木
楠木
楠木に促されて、縁達は坂田の元へと向かう。
案の定、彼は実に楽しげな様子で、縁達を出迎えた。
坂田
坂田
坂田
坂田
尾崎
檻の中のゴリラのように興奮する坂田に向かって、いつも通り拳銃を向けると、縁はこう続けるのであった。
縁