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ある日のこと。
バイト先に出かけようとした鹿沼と 丁度家を出た有馬が、 ばったりと出くわした。
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
なんでこんなにモヤモヤするのか、 そんなのボクにも分からない。
鹿沼 稔
有馬が合コンに行くようになり、 二人で出かける機会は減った。
それがヤなのかな？
鹿沼 稔
ずっと一緒だった。
有馬はボクの一部のようだった。
隣にはいつも有馬がいて、 有馬以外は要らなかった。
だけど。
鹿沼 稔
鹿沼 稔
違うのかな？
有馬の隣には、ボクの知らない 女の子がいるのかな？
鹿沼 稔
それを明確に拒否する自分がいる。
鹿沼 稔
鹿沼 稔
あの二人は自由だ。
力があるから。
だから、二人は噛み合う。 同じだけの力があるから。
鹿沼 稔
それは単純な強さだけじゃない、 そんな気がする。
でも、自分を押し通す力くらい…
鹿沼 稔
有馬 雪成
有馬 雪成
違和感がある。
楽しさは感じるのに、 いつも隣に違和感がある。
有馬 雪成
女の子は嫌いじゃない。 彼女だって欲しいと思う。
でも、それは心の底からの 声だと思えない。
何かが違う。オレの隣は…
有馬 雪成
有馬 雪成
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
鹿沼 稔
有馬 雪成
有馬はスマホを取り出し、 どこかに電話をかけた。
有馬 雪成
有馬 雪成
鹿沼 稔
有馬 雪成
有馬 雪成
有馬 雪成
鹿沼 稔
有馬 雪成
有馬 雪成
鹿沼 稔
鹿沼 稔
獅子達は一歩、前進した。
《次回予告》 パリから帰国し、土産をもって 『うさぎとかめ』を訪れる 犬上と佐狐。兎耳山と十亀と、 ４年ぶりの再会を果たす…。
とみとが・いぬさこです！ お楽しみに！
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