いずれバレてしまうことは 頭の中では分かってはいた。 …ただこんなにも早く あの秘密がバレてしまうとは思わなかった。 1度落ち着こうと 僕は深く深呼吸をした。 …よし。もう大丈夫…。 外にいる兄さんたちを呼ぼう…
コンコン…。
弥生
…どうぞ
ガチャ…
奏
…来たぞ
朝陽
…鍵も持ってきた。
弥生
…ん
弥生
…じゃこっちに来て
奏
お、おう
ガチャガチャ…ガタン…カラカラ…。
弥生
…これだよ
弥生
僕の秘密は…
奏
…?!
朝陽
…!!
奏
何、だよ…これっ
弟の弥生に言われて 持って言った鍵で開けた部屋に入った。 その先で俺達はとんでもない物を目にした…それは…