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僕は青。
青
赤
突然だが僕は赤くんが好きだ。
家が近くて
昔から何かと一緒にいることが多い。
幼馴染の黄くんも
一緒なことが多いけど
同じクラスだし、
ずっと、ずっと
赤くんといられると思ってた。
黄くんも赤くんに思いを寄せているから
赤くんが好きになるのが
黄くんなら諦められただろう。
青
赤
赤
青
ああ、やっぱり
好きだ。
赤
赤
かわいい……
赤
赤
青
誰にも取られたくない。
僕だけのものでいて欲しい。
いつも照れてしまって
冷めた返ししか出来ないけど
僕は
君のことが大好きです。
昼休み
ほとんど桃くんとキスしてたな……
学校で何やってんだろ。
黄
黄
赤
赤
黄
赤
黄
赤
赤
黄
黄
黄
黄
赤
黄
黄
黄くんがそんなことを考えていたなんて
自分のことばっかりで
友達のこと何も考えられていなかった。
黄
黄
黄
黄
赤
でもやっぱり微笑むしか出来ない。
黄
違う。
違うんだよ、赤。
僕は無理やり君を笑わせたくない…
君を困らせたくない…
黄
黄
口からどんどん零れてくる。
言いたくないことも、全部。
今言ってはいけない。
黄
駄目。
黄
駄目だよ。
黄
何考えてるの?
どうして言っちゃったの?
赤
黄
黄
黄
黄
黄
黄
赤
黄
黄
黄
赤
俺は今
黄くんに告白されたのか。
黄くんに
俺が寂しかったこと気づかせて
沢山、沢山悩ませてしまったのか。
最低だ、俺。
まただ、
誰かに抱きしめて欲しい。
寂しい。
隣には誰もいない。
さっきまで黄ちゃんがいたはずなのに。
赤
そうだまだ連絡先交換もしてなかった。
俺は家とは逆の方向へ歩いた。
ただいまも言わずに
帰ってきてすぐ部屋に籠った。
ドアを勢いよくしめて
ベットにダイブした。
顔をうずめた。
黄
黄
黄
今更後悔しても遅いのに。
いつの間にか雨が降ってきていた。
赤
本当に
何やってるんだろうな。
俺。
赤
自分の汚いものが
洗い流されている気分になった。
気持ちがいい。
このまま全部
俺の存在ごと
流してくれたらいいのに。
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
適当に歩いていたはずなのに
一駅先にある桃くんの家付近まで
歩いてきてたのか。
無意識に?
赤
赤
へらっとした笑顔を桃くんに向ける。
そういえば桃くんに
この笑顔を向けるの初めてかも。
桃
桃
赤
桃
タオルと大きすぎる服を借りて
一段落ついた。
赤
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
桃
赤
桃
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
桃
桃
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
ライブ落選でした😢