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夢から現実へ移り変わる表現、ドラマみたいですね!! 往復のタイトル回収も素敵です( *´︶`*)
幸せな夢を、病室で見ていたのかな…。 涙が出そうになった…。
ひまりは夢を見ていた。
テレビで歌う歌手に憧れて真似をしてみたり。
たまに行く花屋のお姉さんのようにかわいく花を生けてみたり。
近所のケーキ屋のお兄さんにかわいい恋をして一緒に働くためにケーキ作りを頑張ってみたり。
ひまりは、様々のことを幼いながら挑戦していた。
その何事にも挑戦することが、いつしかひまりの長所になっていた。
ひまりは夢を見ていた。
入ったバレー部は練習がキツく、何度も諦めそうになった。
だが、頑張りが実力になり結果になると言葉では表せない嬉しさがこみ上げてきた。
そのため、ひまりはバレーの全国大会に出たいと中学3年間ずっと言い続けていた。
しかし、一歩手前で叶わなかった。
何度も何度も枕を濡らし、夢を叶えることの難しさを改めて感じた。
ひまりは夢を見ていた。
初めて"働く"ということを学んだ。
失敗ばかりで、辛かった。
しかし、将来のためには避けては通れない道であった。
自分の理想とする大人になるために、今日もひまりは店の裏へゴミ出しに行く。
___ゴミが溢れ出す。
散らかる。
辺りが盛大に汚れる。
ひまりは夢を見ている。
ひまりは夢を見ている。
ひまりは夢を見ている。
人付き合いが大変で、仕事が大変で、
まだまだやりたいことが出来ていない。
けれど、幸せな日々を送ることは出来た。
誰もが、ひまりのことを"頑張り屋さん"と称し、笑顔を返した。
そして好きな相手をみ、つけ、、
でー、とをし、て、、、
けっ、こん、、、を、
、、、、し
、、て、、、
ひまりは夢を
夢を、見ていた_____