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最近飼い始めた家畜

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最近飼い始めた家畜

3 - 「自分の優しい主人」

♥

240

2024年02月17日

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irxs様nmmn注意 𝖼𝗉···▸Ⅰ×Ⅲ Ⅱ×VI 女体化 暴力的表現注意

行ってらっしゃい

Ⅰ﹣🐤

ん。バケツ
吐くならここに吐いて

IV﹣🍣

っ、…っ…嫌…

Ⅰ﹣🐤

嫌じゃなくて…
君薬慣れしてないでしょ…

IV﹣🍣

っ、…してます

肩を震わせながら ギロリと睨まれても怖くない

Ⅲ﹣🐇

なこちゃん顔色悪いし
吐いた方が身の為やと思うよ

IV﹣🍣

…嫌なものは嫌なの!!
人前で吐くのは…嫌…

Ⅲ﹣🐇

自分のご主人…怒ると怖いから…
従った方が楽やと…

Ⅰ﹣🐤

っはぁ…外行くよ

IV﹣🍣

…!!

腕を掴むと怖がった声音で その場に踏ん張った

IV﹣🍣

…っ、!!や、っ…外は…や、だ…

Ⅰ﹣🐤

さっさと歩け
“りうら“が困るだろ…

IV﹣🍣

っ、…!!ご、めんなさい…

Ⅰ﹣🐤

暴力振るわないから…
そんな怯えなくても…

IV﹣🍣

自分で歩くから
引っ張らなくて大丈夫で、す

Ⅰ﹣🐤

…ふらついてる子供に
歩かせる訳にはいかないでしょ

IV﹣🍣

…桜兎も…一緒な、ら…

りうらの隣に居る初兎ちゃんを 見つめ寂しそうに笑った

Ⅰ﹣🐤

初兎も着いて行く?

Ⅲ﹣🐇

っ…勿論
着いて行きたいで、す!!

Ⅰ﹣🐤

あんたもそれで良いよね?
こいつ借りるから

見せ付けるように抱き寄せ そいつの主人を睨み付けた

IV﹣🍣

あ、あ、の!!
私自分の意志で
…い、きたいです

Ⅴ﹣🥂

…少しだけな

IV﹣🍣

…!!
ありがとう…ご、ざいます

怯えながらもいふに近付き 自分の意志を考えを真っ直ぐ伝えた

手が出るかなと心配していたけど いふの表情は柔らかかった

Ⅴ﹣🥂

りうらに懐くのんはええけど…
ないこは俺のやからな…

IV﹣🍣

わ、かってま、す…
私は貴方の“物“で、す…

Ⅴ﹣🥂

…それならええけど
逃げたらアカンよ

IV﹣🍣

…、っ、の…な、な、に?

混乱する子を他所に いふは頭を何度も撫でる

Ⅴ﹣🥂

頭撫でただけ…嫌やった?

IV﹣🍣

ど、うして?

Ⅰ﹣🐤

触れたいだけだと思うよ

IV﹣🍣

慣れてないだけで
嫌じゃないですよ…??

Ⅴ﹣🥂

っ、はいはい…分かっとるよ

IV﹣🍣

なら行ってきますね…

Ⅴ﹣🥂

ん〜行っておいで

IV﹣🍣

桜兎行こ ~ ♪

嬉しそうに初兎ちゃんに 近寄って微笑む

この子は本当に初兎ちゃんに 笑顔を多く見せる

Ⅲ﹣🐇

自分は初兎って名前貰ったから…
そっちで呼んで欲しい

IV﹣🍣

私は…ないこって
呼んで欲しい

Ⅲ﹣🐇

ならないちゃん

IV﹣🍣

初兎ちゃん ~ ♪

微笑みながらお互いの手を繋いで りうらに近寄って来る

Ⅰ﹣🐤

…仲良さそうで何よりだね〜

Ⅲ﹣🐇

ん〜ないちゃんとは
ずっと仲良しやもん!!

IV﹣🍣

…私は初兎ちゃんの
保護者なので…

Ⅰ﹣🐤

保護者ね〜??

初兎ちゃんの見る目は庇護欲と 愛しさの視線を向けている

隠しているつもりかは分からないけど 嬉しそうに手を繋ぐ

IV﹣🍣

六花の保護者でもあります

Ⅰ﹣🐤

ふぅ〜ん…六花ね
どんな子だろ??

IV﹣🍣

優しい子ですよ〜!!

六花か。初兎ちゃんの 身の回りには優しい子ばかりだね

羨ましい

Ⅵ﹣🦁

ほとけ…もう落ち着いた??

吐いた後に水を飲むかなと思い グラスに水を注ぎ 主人の所に持って行った

Ⅱ﹣💎

んっ…もう大丈夫だよ〜

Ⅵ﹣🦁

水飲むと思って
持って来たけど飲めそう??

Ⅱ﹣💎

…ありがと〜〜

Ⅵ﹣🦁

…!!

急に寝転がってきたのに 驚いて肩が揺れた

Ⅵ﹣🦁

飲まないんですか??

Ⅱ﹣💎

僕今さ…手に力入らなくて…

Ⅵ﹣🦁

言いたい事分かるよねと 嬉しそうに頬に手を伸ばす

Ⅱ﹣💎

顔真っ赤で可愛いね

Ⅵ﹣🦁

っ、ん…からかわないでください!!

Ⅱ﹣💎

からかってないもん〜

Ⅵ﹣🦁

…手のかかる主人…やね

Ⅱ﹣💎

…ん〜そう?

Ⅵ﹣🦁

そうですよ
…口開けてください

Ⅱ﹣💎

…っん〜

Ⅵ﹣🦁

行儀悪いけど…
飲めたら良いんですもんね

口元にグラスを傾け水を飲ませた

Ⅱ﹣💎

~ ♪

Ⅱ﹣💎

ありがと〜

Ⅵ﹣🦁

だーかーら!!抱き着かんといて

Ⅱ﹣💎

小さくて暖かいね〜

Ⅵ﹣🦁

…っ、

Ⅵ﹣🦁

っ…

Ⅱ﹣💎

照れてるの?可愛い〜

抱き着くと耳を赤くして 手で隠そうとする

Ⅱ﹣💎

隠さないで見せて〜

Ⅵ﹣🦁

や、です…

守りたいって…感情を抱いたのは この時が初めてで戸惑ってしまう

Ⅱ﹣💎

…っ、近かったね

Ⅵ﹣🦁

自分から抱き着いたんやん

Ⅱ﹣💎

っ、色々あっ…て…

自分から抱き着いたのに 抱き着く手を離した

子供相手に…何思ってんだろ

Ⅵ﹣🦁

変な主人…
水飲み終わったなら貰う

Ⅱ﹣💎

自分で戻すから良いよ
何から何までやらなくて良いんだよ

Ⅵ﹣🦁

…??

離れたくてなくて おずおずと頭を撫でる

頭を撫でると不思議そうな顔をした 悠くんの目が合った

どうしてそんな事言うのと 純粋な子供の疑問そうな表情

Ⅵ﹣🦁

…っ、??主人の世話は…家畜として
当然の事やない??

Ⅱ﹣💎

やらないで良いから…ね

家畜というより 従者の考え方だけど…

Ⅵ﹣🦁

…??

Ⅱ﹣💎

子供に面倒見られる程…
弱くな…い…よ

Ⅱ﹣💎

(視界がぼやけて
…力が入らない…??)

ふらつき倒れそうな 僕を抱き留めて支えてくれた

Ⅵ﹣🦁

おやすみ…ほとけ

Ⅱ﹣💎

…っ、ぅ…っ、ん…

Ⅵ﹣🦁

ほとけ…大丈夫か??
今水持ってくるな

ソファに寝転がせ悠くんは キッチンに向かおうと立ち上がる

Ⅱ﹣💎

んっ…やぁだ…
傍に居て…んぅ…

服の裾を掴みその場に留まらせようと 年下に駄々をこねた

困らせるって頭では理解できるのに 体は悠くんを引き留める

Ⅵ﹣🦁

…嫌

Ⅱ﹣💎

ぅ、ぅ…あ〜お腹痛い〜

Ⅱ﹣💎

った…たた!!

お腹を抑えソファで 嗚咽を漏らした

Ⅵ﹣🦁

ほ、ほとけ??お腹痛いん??
ほとけ…??

Ⅱ﹣💎

…っ、…悠くんが来たら
落ち着くからおいで

Ⅵ﹣🦁

仮病ならもっと…
別の言い方無かったん??

Ⅱ﹣💎

僕…主人ですけ、ど??

Ⅱ﹣💎

来てよ…お願い〜!!

唸る声が聞こえ視線を向けると 呆れ顔と目が合った

Ⅵ﹣🦁

命令なら従うけど
それ以外は従えへん

Ⅱ﹣💎

っ、なら…主人としての命令…したら
何でも聞くの??

Ⅵ﹣🦁

今までは…そうやった、けど…
今はほとけ、だけ

Ⅱ﹣💎

そっか。
僕の物って自覚してて安心した ~ ♪

抱き寄せて柔らかい髪を 慣れない手つきで撫でた

小さくて暖かい子供。 力を入れたら壊れそうな程細い体

Ⅱ﹣💎

(抱き締める力加減…難しいなぁ)

Ⅵ﹣🦁

ほとけ??お腹痛いのマシになった??
ほと、け…??

Ⅱ﹣💎

…だいぶマシになったよ〜

Ⅵ﹣🦁

ボクはクッションじゃないから!!

Ⅱ﹣💎

っ、少しだ、け…
子供体温が恋しくて…

Ⅵ﹣🦁

…ここで寝たらアカンよ

話してる途中なのに …瞼が重くて眠たい

Ⅱ﹣💎

…すぅっ…すぅっ…

Ⅵ﹣🦁

ほとけ…ほとけ…??

Ⅱ﹣💎

…っ、…っ、…

Ⅵ﹣🦁

なんか…桜兎に似とるなぁ…??

Ⅱ﹣💎

…ないもん

Ⅵ﹣🦁

ん?どうかしたん??
体調悪くなった??

Ⅱ﹣💎

悠くん暖かい〜んへへ…

Ⅵ﹣🦁

ニヤニヤすんな…

Ⅱ﹣💎

隣は僕だけの特権だから〜

Ⅵ﹣🦁

なにその特権…

Ⅱ﹣💎

主人の特権〜!!

この特権だけは誰にも譲らないし 譲り気もない

この子の面倒を見ないと …牧場に戻される

だから面倒を見てるだけだもん

この感情に特別も何も無い

Ⅲ﹣🐇

ないちゃん深呼吸したら言ってな?
その後に口に指入れるから

IV﹣🍣

…分かった

IV﹣🍣

っ、すぅ〜はぁ〜

顔を真っ青にし 落ち着いて息を漏らす

IV﹣🍣

初兎ちゃん良いよ

Ⅲ﹣🐇

んっ…落ち着いて…吐きぃよ

IV﹣🍣

ぐ…っ…ぅ…っ、

Ⅲ﹣🐇

奥の方が吐きやすいか、な??

喉奥に指を入れ吐きやすいように 手探りにお腹を押した

IV﹣🍣

…っ、ぅぅ!!

Ⅰ﹣🐤

…初兎ちゃん
それじゃあ吐けないよ

Ⅲ﹣🐇

りうら様は
吐かせれるんですか??

Ⅰ﹣🐤

勿論。吐かせれるよ

Ⅲ﹣🐇

ならお願いします

吐かせる係からバケツを持つ係になる為に1歩後ろに下がった

Ⅰ﹣🐤

ないこ吐くなら
一度に吐いた方が楽だよ

IV﹣🍣

…っ、分かってますけど難しくて…

Ⅰ﹣🐤

吐いたこと無いもんね

IV﹣🍣

っ“ぅ“…

りうら様が口に指を入れると ないちゃんは苦しそうな顔をする

Ⅲ﹣🐇

吐けそう??

IV﹣🍣

…っ“…ぉ、…ぇ“…っ

Ⅰ﹣🐤

吐けたね…
そのまま出そうね

IV﹣🍣

っ“、ぉ、ぅ“…

Ⅲ﹣🐇

…水持って来ますので
りうら様少し離れますね

Ⅰ﹣🐤

ううん。
もう少しで終わるから
要らないよ

主人の役に立つのが家畜の役目 行動をしっかり見ないといけない

そうしないと怒られてしまう

Ⅲ﹣🐇

(そういう時は
ないちゃんが守ってくれたっ、け…)

自分も罰を受けるのに いつも自分の面倒ばかりみる

傷だらけで震えた手で抱きしめて 守ってくれた

今も昔も優しい女の子

Ⅰ﹣🐤

…んっ…これで全部だね…

IV﹣🍣

っ“…ゲホッ…ゲホッ…
ご迷惑をお掛けしました

Ⅲ﹣🐇

ないちゃん顔色マシになって良かったぁ…

IV﹣🍣

う、ん、
初兎ちゃんのご主人に
手を煩わせてごめんね…

Ⅲ﹣🐇

あ〜うん…うちのご主人は温和な方やから
…怒らへんよ

Ⅰ﹣🐤

必要に応じてるだけだもん!!
初兎ちゃんは良い子だから怒らないけど

Ⅲ﹣🐇

…っ、はい。
自分はりうら様を慕ってま、す

Ⅰ﹣🐤

本当に良い子だね〜

頭に触れる手が優しいのに 温度は感じず冷たく背筋がゾッとした

Ⅲ﹣🐇

で、も一番はないちゃんです!!

Ⅰ﹣🐤

それも知ってる…
今はまだりうらに懐かなくて良いよ

Ⅲ﹣🐇

っ、!!ご、めんなさい

手に触れた唇が怖くて 後ろに後ずさる

Ⅲ﹣🐇

スキンシップは苦手で、…

Ⅰ﹣🐤

そうだったの??ごめん…

眉を綺麗に下げ謝罪の言葉を告げる りうら様は優しい

Ⅰ﹣🐤

ないこ吐いたら…
いふの所に戻ろうか

IV﹣🍣

まだ…初兎ちゃんと居たいで、す

ないちゃんは怯えながら 抱きついてきた

Ⅲ﹣🐇

…っ…大丈夫…
りうら様は怒らへんから…大丈夫…

IV﹣🍣

ごめんな、さ…い…っ…ぅ…

涙声で涙を零すないちゃんの瞳を ハンカチで拭う

背中を撫で大丈夫と ないちゃんが安心する言葉を紡ぐ

怒らないから大丈夫と ないちゃんを抱き締め返した

後ろを振り返るまでは…

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コメント

6

ユーザー

後ろには誰がいるんだろう? 青裙かな? 白ちゃん優しいね。桃くんも。 赤くんちょっと怖いところがあったけど、優しい! 最高でした!ほんとに面白かった! 続き楽しみにしてるね!無理せずに頑張ってください!自分のペースでいいからね

ユーザー

神作……、、、、、

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