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うん、最高です
会社を出ると、そこは
真っ暗な闇で、携帯を見ると
時刻は夜の11時を指していた.
風見 響也
風見 響也
風見 響也
風見 響也
水瀬 めい
風見 響也
何処かホッとしたように
見えたのは気のせいなのだろう.
風見 響也
風見 響也
風見 響也
水瀬 めい
水瀬 めい
水瀬 めい
水瀬 めい
口元に手を当てて
笑っている先輩に
怒鳴るように言い返すと
さらに面白そうに笑われた.
◇
"~ 豹変した先輩 ~"
◇
翌日.
会社に行くと先輩は
いつも通り淡々と
仕事をこなしていて
私も負けじと近くにあった
書類を手に取った.
チーム長
優しい声に顔を上げると
そこには職場内で先輩と
同じくらいに人気の人物である
チーム長だった.
チーム長は通称
『白馬の王子様』や
『天から舞い降りた天使』
等と呼ばれている.
先輩は通常
『絶対零度の王子様』と
呼ばれているらしい.
話が逸れてしまった.
それで、目の前に居る
チーム長は私の書類を
見かねてか優しく声を
かけてくれたらしくて
私が平気だと言おうとすると
私の髪に手を置いて
優しく撫でてくれた.
水瀬 めい
チーム長
チーム長
チーム長
水瀬 めい
水瀬 めい
チーム長
天使のようなスマイルを向けて
チーム長は歩いていった.
皆に手伝って
もらってばかりで悪いな…。
そんな事を考えていると
急に腕を掴まれた感覚が
襲ってきた.
立ち上がらせられ顔を上げると
そこには不機嫌そうな
顔をした先輩が居た.
水瀬 めい
風見 響也
強く腕を握られ困っていると
先輩は私の腕を引いて
休憩室へと足を向けて
歩き出した.
◇
__ side. 響也 __
◇
誰と……話しているんだ.
この言葉が頭の中で
急に回転した.
彼女の方を見ると
親しげに男と話しており
無性に苛立ちが募っていった.
俺の気持ちにも気付かないで
呑気な事に他の
男と話すなんて……。
黒いものが胸の奥で大きくなり
気付けば彼女の腕を引いて
休憩室へと足を
向けてしまっていた.
休憩室に入り心配そうな
表情の彼女の壁に押し付けて
強引に唇を奪った.
抵抗する彼女の腕を押さえ付け
貪るような口付けを続けると
彼女は息苦しいと言う
意思表示か俺の胸辺りを
ドンドンと叩いた.
ゆっくりと顔を離して
彼女の顔を見ると、そこには…
◇
__ side. めい __
◇
ただ、怒っている事は分かった.
唇が未だに熱いのは
何でだろうと意外に冷静に
色々と考えていた.
先輩はなんで
こんな事をしたのか.
なのに不思議と嫌ではなくて
むしろ嬉しかった.
もちろん、苦しかったけど
先輩にキスされたことが
嬉しくて思わず先輩に
抱き着いてしまっていた.
風見 響也
水瀬 めい
水瀬 めい
水瀬 めい
風見 響也
風見 響也
風見 響也
風見 響也
風見 響也
風見 響也
水瀬 めい
風見 響也
風見 響也
風見 響也
風見 響也
水瀬 めい
ギュッと強く抱き締められ
気付けば、もう一度
唇を触れ合わせていた.
今度は優しいキスに
心の奥が暖かくなった.
でも…先輩って、
あんな性格だったかな?
感情に任せて動くような
人じゃないのに…
そんな事を考えながら
ゆっくりと目を閉じた.
end.
読んでくれて📖 ありがとです!!☺︎ ぜひ他のも 見てみてください!!☃