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レイ

.......。

ゼラ

レイ!冒頭でだんまりするな!

レイ

だって...一番最初に何を言ったらいいのか、わからない.....

ゼラ

仕方ない。僕が先陣を切ろう。

ゼラ

ゴホンッ!!

ゼラ

クロスオーバー作品
<生け贄になった少女は光を見つける>を見ている諸君。

ゼラ

僕達からお知らせだ。

レイ

....なんと、episode00から挿し絵が追加されたり。

ゼラ

その回の画像も変わるそうだ!

レイ

よって更新が1日2、3話の更新スペースが遅くなる.....かも?

ゼラ

さらに、僕たちのアイコンも変わるらしいが.....

レイ

作者の絵柄は調子、不調の差が激しい......

ゼラ

よって、アイコンが変わる日は未定だ。

レイ

....また、挿し絵等の制作に時間をとられるらしいので、もしかしたら、後々修正、及び。更新される、と思う.......?

ゼラ

こちらもまだまだ未定段階ではあるが、少しずつ更新していこう!

ゼラ

でなければ、処刑だ!!★

レイ

.....それでは引き続き、episode01をお楽しみに。

ゼラ

美しき少年少女の物語を

ゼラ&レイ

見届けよ!/見届けよう....

レイ

......。

レイは一人、ベッドの上で天井を見つめていた。

お腹あたりにゼラからもらったがま口財布のガマくんを乗せ、そっと手を添えて。

レイ

...お外に、出れる

レイ

.....(でも、お母さんとお父さんは...)

レイ

.....。

レイはぶんぶんと、頭を降り。無理やり忘れた。

いや、忘れたらダメだ。今は、頭の隅に、そっとしまっておこう。

レイ

.....誰と、外に出よう。

レイは3日間の外出を許されたが、

<誰か>と一緒に、という条件付きだ。

レイ

(私は、螢光町について、何も知らない......)

レイ

......螢光町?

チリン....

レイはここで、始めてある疑問を持った。

いや

疑問に持たない方がおかしかった。

レイ

.....螢、光町....

レイ

........。

翌日

デンタク

え?地図が欲しい??

レイ

うん....

基地にて、デンタクがまた何かやら電卓に繋げて色々やっていた。

デンタク

どうしてまた急に??

レイ

<気分転換>に、役立てたくて...

レイ

この、基地周辺の地図がいい...

デンタク

ああ、なるほど?

デンタク

それなら、僕の鞄に地理の授業に使う資料がありますよ。

レイ

....借りたい。

デンタク

構いませんが、汚したりしないでくださいね。

カタカタカタカタ....

レイ

....(ガサゴソ)

レイ

....あった。

レイはデンタクの鞄を漁り、地理の資料集を取り出した。

レイ

.....邪魔しないから、ここで読ませて

デンタク

....ご自由に。

電子的な機械音と電卓のカタカタという音を音楽に

レイは資料集を開き、螢光町の地図を見つけ出す。

レイ

基地はここ...そして、これがここにあるから.....(ブツブツ)

デンタク

....🖥️(カタカタ)

レイ

ああ、でも方角がわからない...(ブツブツ)

レイ

基地の近くに...線路がある...

デンタク

...そこはもう使われてませんよ。

レイ

頭上からデンタクの声がしたので、驚いて上を見る

デンタク

貸してください。

レイ

あ...

デンタクに資料集を取り上げられ、彼はなにやら例の印刷機とは別の印刷機を使い始めた。

デンタク

....(かきかき)

レイ

??

レイ

....(何してるんだろう)

レイはデンタクが何やら書き込んでいるので後ろからひょこっと顔を出して覗き見る。

デンタク

はい。

レイ

....このバッテンとかは、何?

デンタク

今はもう使われていない工場とかですね。この資料集は一年前のデータから作られたものですから。

デンタク

僕の記憶を頼りに少し修正したんです。

デンタク

...お役に立てました?

レイ

....ありがとう。

レイ

これ、あげる....

レイは鞄からアメを取り、デンタクに渡した。

レイ

それじゃあ....👋

デンタク

.....。

デンタクはレイがくれたアメをじーっとみて、嬉しい気持ちを隠すようにアメをポケットにしまった。

レイ

.....これがここにあって、

レイ

それで、これg

タミヤ

おわっ!?(ぽすっ)

レイ

うっ!..(ドンっ)

デンタクがくれた地図のコピーを見ながら歩いていたレイは

基地に到着したタミヤにぶつかった。

タミヤ

レイか!悪い悪い(汗)

レイ

....だい、じょうぶ。

タミヤ

基地はただでさえ、薄暗いんだから、ちゃんと前見て歩かないと

タミヤ

うっかり怪我するぞ。

レイ

うん....ごめん。ありがとう...

タミヤ

ん?なんだそれ。

タミヤはレイが持ってる地図のコピーに興味をしめした。

レイ

...螢光町の、地図

タミヤ

地図??

レイ

<気分転換>、に役立てたくて..

タミヤ

気分転換?...ああ、外出か。

タミヤ

俺にもみーして

レイ

でも、ここ通路....

タミヤ

なら、この前ヤコブが拾ってきたソファーにでも座ってみようぜ

タミヤと共にヤコブが拾ってきたと思われるソファーに座るレイとタミヤ。

レイ

...(どこから拾ってきたんだろ)

タミヤ

雷蔵が綺麗にしたらしいから、安心して座れるぞ。

レイ

....心読んだの?

タミヤ

ん~なんとなく?

二人はソファーに座り、レイはタミヤに地図のコピーを見せる。

タミヤ

ここは確か、映画館があったな。

レイ

いったことあるの?....

タミヤ

妹と一回だけな。

レイ

妹?...

タミヤ

そ、妹。タマコって言ってな。昔から『お兄ちゃん、お兄ちゃん』って

タミヤ

今もだけど、俺にべったり♪

レイ

(前から面倒見がいいなとは思ってたけど.....)

レイ

お兄ちゃん気質....

タミヤ

レイは?兄弟とかいねーの?

レイ

....いないよ、一人っ子。

レイ

でも....犬を飼ってた..

タミヤ

犬?

レイ

犬...

レイ

吠えないし、咬まない....理想の、

レイ

<私の理想>の犬。

タミヤ

へぇ~。今度あってみたいな。

レイ

....タミヤにも懐くと思うよ。

一方。

ゼラ

.....。

ジャイボ

きゃは。ねぇねぇ、ゼラ♪

ゼラ

なんだ、ジャイボ。

ジャイボ

なんで、あの女に外出の許可なんか出したの~?

ゼラ

.....僕自身。気になることがある。

ジャイボ

気になること~~???

一人チェスをしているゼラの背後から寄りかかるように、ジャイボは抱きつく。

ゼラ

レイ。レイチェル=ガードナーは

ゼラ

そもそも、何処からきた?

ジャイボ

??どーいうこと?

ゼラ

あの、金髪に青い瞳。

ゼラ

ここ、螢光町にあんなに派手な住民はみたことがない。

ゼラ

ましてや、あの綺麗な金髪。遺伝ならば、両親も金髪のはず。

ゼラ

ここ数年。外国人がこの変に引っ越してきたという情報もない...

ゼラはチェス盤を見て、顎に手を当てて考える。

ゼラ

(...足りない。)

ゼラ

(何かが、何かの駒が足りない...)

ゼラ

(僕は、僕たちは。何かを見逃して、見落としているのか??...)

ゼラ

.....レイチェル=ガードナー。

ゼラは自身の横にあるレイチェルの履歴書を見てぽつりと名を呟いたのだった。

レイ

暗い....

タミヤ達も帰宅し、やることがなくなったので、部屋に戻るレイ。

レイ

.....?灯りがついてる。

レイ

.....あ。

基地の一角に灯りが灯っていたので部屋を覗き込むと

デンタクあたりだろうか?カエルが解剖されたままのやつがテーブルに置かれ。

回りは難しい機械だらけ。

レイ

....(デンタクやタミヤ達はもう、帰ったよね?)

レイ

...(誰かがつけっぱなしにしたのかな?)

ピクピク...

レイ

レイ

....このカエル。まだ生きてる

チリン....

レイ

..お腹開いたまま、だ。

レイ

.....可哀想に。大丈夫だよ。

私が

治してあげる。

Next episode...

生け贄になった少女は光を見つける

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