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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

るか

こんにちは!
るかです!
出すの遅れてすみません!!
お詫びと言ってはなんですが少し長めにつくりましたので…!
第3話は、【妓女の舞披露会】です!
いってらっしゃ〜い!

…きろ。…おい…!

壬氏

起きろ薬屋!

猫猫

んー…壬氏様…?朝からなんなんですか…

壬氏

今日は妓女の舞披露会だと伝えたはずだ

猫猫

…でも私は参加しないんじゃなかったんですか?

壬氏

そんなこといつ言った?

猫猫

………

壬氏

玉葉妃に聞いてみたところ、猫猫は紅娘達に指示された通りにすればいいらしいぞ。
早く覚える必要があるがお前ならいけるだろう?

猫猫

そんなのいきなり言われましても…

猫猫

(お前ならいけるってこいつに私の何がわかるんだか。)

壬氏

ほら、翡翠宮に行ってこい。紅娘達が待っているはずだ

猫猫

…わかりました

猫猫

ちなみに妓女の舞披露会は妃を楽しませるものなので宦官の壬氏様はこないのでしょう?

壬氏

いや、俺も見に行く。
妓女の舞披露会は後宮の1つのイベントだからな。ほとんどの者が見に来るはずだ。

猫猫

うげっ……

猫猫

(はぁ…こりゃまた面倒事に巻き込まれたな)

壬氏

おい顔に出ているぞ(⩌-⩌)

猫猫

…すみません。

猫猫

(まずい。いつも顔に出てしまう。このままでは高順様も呆れる程になってしまう。どうにかして直せないものか…)

壬氏

ほら、早く翡翠宮に行け。

猫猫

(どうせおめかしされるならそばかすや髪留めはしなくて良いか)

猫猫

…はい。

猫猫

…ではまた会場で。ペコリ

壬氏

あぁ。

ガチャッ

玉葉妃

あら猫猫。いらっしゃい。

猫猫

玉葉様、妓女の舞披露会について詳しく教えて欲しいのですが…

玉葉妃

そうだったわね、突然参加してもらうことになってごめんなさいね

猫猫

いえ、私が知らなかっただけなので。

玉葉妃

…妓女の舞披露会というのは、妓女達が古くから伝わる舞を仕えている上級妃に披露して上級妃の信頼をさらに深めるのと、楽しませるという文化のものなのよ。

玉葉妃

本当は紅娘や桜花、貴園、愛藍に猫猫をとびっきり可愛くお化粧して欲しかったのだけれど、会場準備の手伝いを頼まれてしまったの…。

猫猫

…なら、私が自分なりにおめかししますので大丈夫ですよ。

玉葉妃

私の妓女として、とても誇らしいわ猫猫。
猫猫の踊り姿、楽しみにしているわね。
私も少し用があるからここで失礼するわ。

猫猫

…ありがとうございます。ペコリ

猫猫

(おめかしは適当でいいだろう。どうせ私の事を気にするやつはいないからな。)

……………よし。まあ、こんなもんか。

???〉…会場はここか?

桜花

あれぇ猫猫どこだろう……もしかして迷子になってるのかしら…?

桜花

……?猫猫?

猫猫

(誰か私を呼んだか?)

猫猫

ん?

呼ばれた方向へ振り向く

桜花

あっ猫猫だ!

猫猫

なにか御用でも?

桜花

ええ!会場裏で妓女同士で服が乱れてないかなどを確認したりするのよ!

桜花

もうみんな準備終わったから、私が猫猫の服の乱れを直してあげる!ほら、こっちきて!

猫猫

あ、はい

桜花

ほら、猫猫。帯が乱れてるわ。

桜花

少し掴まっておいてね!

猫猫

はい。

桜花

……よしっ!あとは特に乱れがないから大丈夫そうね!……昨夜ひっそり教えた舞、しっかりあの後練習した?

猫猫

…は、はい……。

猫猫

……1回だけ(ボソッ)

猫猫は顔を少し横にそむけて小声でいった。桜花には聞こえないように。

桜花

さっすが猫猫!なら舞も完璧ね!

桜花

それにさっき会場で猫猫ってわからないくらい変わっててびっくりしたわ!惚れる人も少なくないんじゃないかしら。

猫猫

(……むしろ好かれたくないのだが)

猫猫

少し気合を入れすぎたかもしれませんが。

桜花

それくらいがちょうどいいのよ!

桜花

あ、もう時間だわ猫猫!行きましょ!

猫猫

わかりました。

高順

はぁ……壬氏様、小猫はもう会場裏に行かれたんじゃないですか。

壬氏

なら会場裏に行こう。

高順

小猫と壬氏様の会場裏は別です。

壬氏

(俺が1番に薬屋をみてやる。)

ゴーン……ゴーン

高順

壬氏様我々も準備しますよ。小猫とは会場で会えるでしょう?

壬氏

はぁ……わかった。

壬氏様は口を尖らせてそう言う

高順

(このお方は小猫を相当気に入ってらっしゃいますね…。本当に困るお方だ。)

-その後の会場裏にて-

ゴーン!!ドンドンドン……

猫猫

何だこの音は?

桜花

あー猫猫!会場にあんまり顔出しちゃダメよ!

猫猫

少し気になったので…。

桜花

猫猫の可愛さは会場みんなに見てもらいましょうよ!

猫猫

(あー、暑苦しい。これで舞をするとか……。私が倒れても知らないぞ( ¯−¯ ))

桜花

あ、猫猫みて!壬氏様が来たわ!

猫猫

(練習もあまりしていないのにこんな大勢に見られるのか…ま、間違えたら何とか言い訳すればいいか)

-別の妓女の舞が終わった頃-

桜花

あ、猫猫次私たちよ!行きましょう!

猫猫

……はい。

壬氏

(,,¯ ³¯,,)~♪

高順

(玉葉様の妓女の出番になると急にご機嫌になりますね…😮‍💨)

ドンドンドン……ドンドン!

猫猫

よっと……。

猫猫

……よし、行くか

壬氏

薬屋……薬屋……( -᷅_-᷄ )

壬氏

お、今から出てくるのは玉葉妃の妓女か?!それだったら……!

猫猫

トコトコ((((っ・ω・)っ

玉葉妃

あらぁ…( *´艸`)

壬氏

(薬屋……!!)

猫猫

(まずは宦官に一礼。そしたら1歩下がり仕えている上級妃に一礼か…。)

猫猫

ペコリ

壬氏

(やはり薬屋は化粧やおめかしで相当変わるな。)

猫猫

(玉葉様の方を向いてっと)

猫猫

…ペコリ

猫猫

(…周りのみんなに動作を合わせることも大切だな)

猫猫

(………やたらと視線を感じる)

壬氏

(๑¬ᴗ¬๑)

猫猫

(……あいつか。)

猫猫

(あ、曲が流れ始めた。まぁ何とかやれば良いだろ( ¯▿¯ ))

-玉葉様の妓女の舞が終わると-

猫猫

(はぁ……覚えてるところが少なかったから全く踊れなかった。まあ私は後から教えられたし仕方ないと言い訳がつく。)

猫猫

(さ、あとは片付けだけか?)

桜花

猫猫、こっち(ボソッ)

-会場から少し離れる-

猫猫

はぁ…はぁ……ところでどうしたんですか?

桜花

猫猫!本当に練習したの?!

猫猫

ま、まあ……。

猫猫

(世の中は自分をいいように誤魔化しておけばいい。本当のことを言ったところで怒られることもあるからな。)

桜花

……はぁ。それなら文句は言えないわね

桜花

舞の途中の時私とぶつかりそうになったのは驚いたわよ!

猫猫

すみません……そこは練習不足でした

桜花

……まあ猫猫は昨日覚えたばかりだものね。

桜花

あ、そうそう。この後は上級妃のお食事会よ。私達の役目は無いけど、玉葉様の後ろに座っていなきゃなの。

猫猫

そうなんですか。

桜花

だから私についてきてね!

猫猫

…わかりました。

桜花

では行きま

???〉大変だー!!!!!

桜花

な、何事?

李白

あ、嬢ちゃん!すまない、少し来てくれ!

猫猫

……は、はい?

李白

とにかく!ほら!

猫猫

わ、わかりました……

桜花

え、えぇちょっと!これから上級妃のお食事会だというのに…!

(・ω・ )))))トコトコ

李白

嬢ちゃんに頼みたかったのは毒味役なんだ。
本来毒味役だった1人の者が急遽体調を崩してしまってな。その代わりがいなくて大変だったんだけど嬢ちゃんがいてくれてよかった

猫猫

なるほど……。まあ毒味役をして損は無いので構いませんよ

李白

それはよかった!じゃああそこに座ってくれ
そしたら園遊会と同じように毒味してくれればいい。

猫猫

…御意。

李白

では俺も準備があるから失礼する!
本当にありがとな嬢ちゃん!

猫猫

…ペコリ

猫猫

_( ˙꒳˙ )_チョコン

猫猫

………ぐふっ(º﹃º`)

毒を食べた時の食感や味を想像する

猫猫

(今日も毒入ってないかな〜もちろん、玉葉様の料理だから入っていては良くないが毒が盛ってあった場合毒を食べれるからな。それが毒味役のいい所だ。)

壬氏

(……薬屋?今回は上級妃の後ろに座らないといけないから毒味役ではないはずだが…。)

壬氏

(…会場裏に戻る前に声をかけてやろう)

猫猫

(普通に毒が盛ってあっても構わないがフグの料理とか思い切ったものに入っていても悪くないよな( ˶¯ ꒳¯˵))

猫猫

(おっ、これが毒味する料理か。)

猫猫

クンクン……

猫猫

(匂いに異常なし。)

猫猫

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

猫猫

(はぁ……今回は毒はなし……かぁ…。)

猫猫

(……まずいまずい。仕えている妃の料理に毒が入っていなくてよかったと考えなければ)

妓女の舞披露会では料理に毒もなく、 事件なども起きなかったため そのまま楽しんだ

猫猫

…これでお開きか。……にしても疲れた。

猫猫

さーて会場裏に戻ってさっさと着替えて休もう

猫猫

(・ω・ *)))))トコトコ

壬氏

(っ ᷇ᵕ ᷆ )っがしっ

壬氏

薬屋。

猫猫

(うげっ……)

猫猫

ごきげんよう壬氏様。

壬氏

…お前、なぜ毒味役をしていた?

猫猫

あーそのことですか。

猫猫

李白様に突然呼ばれてついていけば、急遽毒味をできなくなった者の代わりをしてほしい、とのことでして。

壬氏

(…確かに途中から少し薬屋を見なくなったな……。李白について行ってる間だったと仮定すると辻褄が合うな。)

壬氏

…そうか。それが少し気になってな

猫猫

…そうですか。

猫猫

(早く会場裏に戻してくんないかな)

猫猫

……通してください。

壬氏

…まて。その……綺麗だ。

猫猫

宦官にお世辞を言われるほどの立場ではありませんよ。お世辞はお偉いさんのみにしてください。

壬氏

誰がお世辞と言った?

猫猫

……とにかく!私は色々忙しいので通してください。

壬氏

……猫猫。その忙しい用とやらが終わったら一緒に来てくれないか?

猫猫

そりゃまたなぜ……

壬氏

まあまあ。来てくれればわかるさ

壬氏

終わったら俺の元に来い

猫猫

(…またまた面倒事に巻き込まれてしまうのかもしれない…。はぁ…まあ仕方ない)

猫猫

…はぁ、仕方ないですね…わかりましたよ。

猫猫

では私はこれで失礼しますペコリ

壬氏

( ≖ᴗ≖​)ニヤッ……(*ˊᗜˋ*)ノ゙

猫猫

ようやく片付けが終わった……。すっかり遅くなってしまったな。あ、そうだ壬氏様の元へ行かねば。

猫猫

もうすでに体力は尽きているのにまたなにかやらされると思うと行く気が失せる( - - `)

猫猫

そういえば里樹妃に蕁麻疹の薬を出したものの壬氏様に報告し忘れていたな…………まっいっか( ˶ー̀֊ー́˶)

猫猫

さぁーて早く行って早く終わらせよーっと

トントン

壬氏

……誰だ?

猫猫

約束を守るため訪ねに来た者です。
…もし邪魔してしまったなら帰りますけど

壬氏

薬屋か。入っていいぞ。

ガチャッ

高順

……小猫すみません。壬氏様はまだ仕事が終わっていなくてですね…。

猫猫

(……ん?私の聞き間違いだろうか)

猫猫

すみませんもう一度言っていただけますか?

高順

…壬氏様はまだ仕事が終わっていなくてですね…。

猫猫

(…聞き間違いではなかったようだ)

猫猫

人を呼んでおいて、自分の仕事をまだ終わらせていなかったんですか?

壬氏

すまないな薬屋

猫猫

別に気にしていません(ー"ー )

壬氏

絶対気にしてるだろ( '_')

猫猫

…ちなみになぜそんなに仕事が終わっていないのですか?

壬氏

妓女の舞披露会での疲労があったせいか、
片付け等が終わってここへ来たらうっかり
寝てしまってな

猫猫

高順様は起こさなかったのですか?

高順

実は壬氏様の従者で武官の私は決まりが存在しているのです。

猫猫

決まり…?そんなのがあるなんて初耳だ

高順

壬氏様、決まりの書いた巻物を小猫に見せても良いでしょうか?

壬氏

他に漏らさないことを約束するのならな

猫猫

私が誰かに漏らすと思いますか( ¯-¯ )

壬氏

…それもそうだな

高順

これです小猫。

猫猫

うげっ…めんどくさ…高順様はこんなことしないといけないんですね。気の毒だ( - - `)

壬氏

気の毒とはなんだ気の毒とは!別に普通だろう?

猫猫

決して普通では無いと思いますけどね

猫猫

これは昔の宦官から代々受け継がれてきた物なのか?

壬氏

いや、俺が書いた物だぞ

猫猫

(…高順様あまりにも気の毒だな)

猫猫

そ、そうですか

猫猫

(たまには高順様の愚痴でも聞いてやろう)

猫猫

…仕事しながらでいいので答えてください。
御用はなんですか?

壬氏

それなんだが…。里樹妃の頼み事の件について何も聞いてないのだが、まだなのか?

猫猫

あ、あれぇ…報告しないといけないだなんて言ってましたっけ〜(´∇`;)

壬氏

しっかり伝えたはずだぞ

猫猫

…すみません。疲れていたからなのか記憶にありません。

壬氏

…そうか。まあお前も大変だもんな。
それでは改めて問う。里樹妃の頼み事は
済ませたか?

猫猫

はい。一昨日のお昼頃に終わらせました

壬氏

- ̗̀( ˶'ᵕ'˶) ̖́-そうか!よく頑張ったな‪( ^ᵕ^)

猫猫

当たり前のことをしたまでです( ー̀ - ー́ )

壬氏

では約束していた褒美をあげねばな(◜ᴗ◝ )

猫猫

うげっ…少々先のことを考えていなかった…!正直なことを言うではなかったな…!

壬氏

心の声全部聞こえてるぞ(¬_¬ )

猫猫

(し、しまった…!)

猫猫

はぁ…。変なことしたらいくら宦官だろうと怒りますよ?

猫猫

(前も思ったがこいつにアレがあれば蹴ってるのに。まあないものは蹴っても仕方ない)

壬氏

ちなみに、今回は本当にまともな褒美だぞ

猫猫

前回の褒美がまともじゃなかったと…。
意外と自覚はあるんですね

壬氏

べ、別に良いだろう!
ほら、これ開けてみろ

猫猫

なんですか?これ

壬氏はもの凄く大きい謎の木箱を奥の部屋から担いで持ってきた。

猫猫

(…このガタイなだけあって力はあるな)

壬氏

中に文が入っている。読んでみてくれ

猫猫

文…ですか……?

箱を開けてみる

猫猫

これ全部…や、薬草……?!?!

そこにはパンパンに薬草が詰まっていた

猫猫

…わぁぁぁぁぁ!!んふふ!!うへへぇ!

壬氏

そっちも良いがそこにある文を読んで欲しいんだが。

猫猫

す、すみませんつい……うへへぇ✨

壬氏

浮かれながら言うな( ˘꒳˘)

壬氏

ほーら、薬草は後で楽しめばいいから今は文を開け

猫猫

(˘^˘ )プイッ

壬氏

…高順。

高順

はい。

高順は薬草を全て没収した

猫猫

私の薬草がぁ(´இ﹏இ`)

壬氏

文をしっかり読んでくれれば返してやるから

猫猫

はぁ…絶対返してくださいよ?

壬氏

当たり前だ

猫猫は巻いてあった紐を解き、文を開く

猫猫

…そろそろ宦官の妃を娶ってもらう。
その娶りたい相手にこの文を渡せ。
下の注意事項を…って…、なんですかこれ

壬氏

皇帝からその文が届いたんだ

猫猫

つまり宦官の壬氏様の年齢的にももう娶ってもらわないと困るという皇帝からの告げか…

壬氏

…そうなるな

猫猫

ん、まてまて。娶りたい相手にこれを渡せって…

壬氏

…薬屋( ¯ᵕ¯ )

猫猫

(うっ…あの城壁の上でのことを思い出す…
あれは酔った勢いとかではなかったのか…)

壬氏

どうだ?

猫猫

…ある意味第三者のものに聞くのも手です。高順様は、どう思いますか?

高順

私は小猫が壬氏様のことをどう思いになられるかでお返事を決めれば、それで良いかと

猫猫

これって交際も何も無く求婚してきてるという状況ですよね?

壬氏

そうなるな

猫猫

…交際なく結婚だなんて大丈夫なんですかね?

壬氏

交際しないと…不安か?

猫猫

はい((即答))

壬氏

おい( ¯꒳​¯ )っ

壬氏

…別にお前が俺をどうも思わないのならいい。無理に結婚しても互いに苦しいだけだ

猫猫

……もう少し、宦官の壬氏様として見させていただきたいです。それから返事を決めたいです

壬氏

どういうことだ?

猫猫

ですから…。仮に壬氏様と結婚したら私は壬氏様を夫としてしか見れなくなります。
…もう少し宦官の壬氏様を見させていただき決めたいのです。

壬氏

…気持ちは…どうなんだ。

猫猫

…嫌いではありません

壬氏

…つまり好きでもないと

猫猫

…今までとは少し見方を変えます。
それから壬氏様をどう思うかで判断したいです。それでもよければ全力を尽くしますが

壬氏

……どういう見方にするんだ?

猫猫

仮に壬氏様が私の夫になったら、です

壬氏

っ……!!

猫猫

…もう暗くなってきました。
先程のことを踏まえ、また考えさせてください。私はこれで失礼します

壬氏

薬屋…!

猫猫

…なんですか?

壬氏

……部屋まで送ってやろう

猫猫

っ…。さすが宦官ですね。
あまりにも行動が早くて驚きました

壬氏

…それくらい想ってるんだ

猫猫

何をですか?

壬氏

( ˘ᵔ˘)……気にしなくていい

猫猫

(ん…?)

壬氏

早く行くぞ

猫猫

高順様〜〜!!

猫猫は高順を揺さぶっている

壬氏

な、何をしている

猫猫

薬草を〜〜!

壬氏

………ε-( - - `)ハァ…
高順俺が持っていくから良い

高順

左様でしたか。では気をつけてくださいね

壬氏

わかっている

壬氏

(この時間帯にもなるとナンパする人や人さらいもいない訳では無い。俺がついて行けば安全のはずだ)

猫猫

では行きましょうか

壬氏

ああ。

高順

ペコリ

壬氏

少しでも俺を思ってはくれたか?

猫猫

言うと思いますか

壬氏

…いや、やっぱり言わないでくれ。
最後の結果のみ知りたいから

猫猫

…そうですか。

猫猫

送ってくれてありがとうございました。

壬氏

(つ・ω・(-ω-*)

猫猫

お、おわっ!

壬氏

…今日の披露会でも美しかったぞ。…また明日な。

猫猫

…お世辞ですか。…ありがとうございます

壬氏

お世辞だと思うか?

猫猫

はい((即答))

壬氏

今日は即答が多いな?( -᷅_-᷄ )

猫猫

まあ良いじゃないですか

壬氏

…俺はお世辞のつもりではなかったからな

猫猫

……ありがとうございます‎(⸝⸝- -)

壬氏

ではまた明日な( ˊᵕˋ )

猫猫

はい。ペコリ

ガチャッ

タッタッタッ…。 ベッドへと飛び込む

猫猫

はぁぁぁ!!

猫猫

今日はまた一段と疲れた…

猫猫

にしても…。見方を変えるとは言ったものの流石に厳しいな…

猫猫

あぁもうどうすればいいものか…。
とりあえず今日は疲れを取るために早く寝るとしよう

猫猫

考えるのもその場でどうにかするとしようか

猫猫は考えるのをやめ寝っ転がりながら目を瞑っているといつの間にか寝ていた

るか

おかえりなさーい!
初めも言いましたが遅れすぎてすみません!

るか

あ、少しだけ自慢いいですか!

るか

実はこの間薬屋のコラボカフェ行きました!めっちゃ楽しかったです!!

るか

やはり壬猫尊してよかった😇

るか

次はいつになるのか分かりませんが…
また次回作ご期待ください!いくら遅くても、投稿するのを突然辞めるということはないので!

るか

よかったらまた見てくださいね〜(˶ー̀֊ー́ )

♡…×300

【薬屋のひとりごと】壬猫推しが作るオリスト

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コメント

6

ユーザー

フォロー失礼します!! 面白い+尊い!! 続きが楽しみです!!

ユーザー

面白すぎました!続き早く欲しいです!

ユーザー

楽しみに待ってます💞 頑張ってください!!

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