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美紅
それは「後ろ」が関係してるから？
…
知るなら二度と戻れない
だからおすすめはしない
雪夏
どういう事ですか…？
…それ以上は言えない
ルース
そうか。教えてくれてありがとう
雪夏
あ、あの…私知りたいです…
…特にお前はオススメはしないがいいのか？
雪夏
は、はい
それなら言ってやるが、戻れはしない。そこを進めばいい
雪夏
こっちの道…？暗くて見えない…
ルース
待て俺も…
薔
やめろ
薔
お前が居なくなったら戦力が落ちる
ルース
わかった
雪夏「暗くてよく見えない…」
雪夏「へ…？なにこれ…」
雪夏「…え」
雪夏「いやぁぁぁぁあ？！！」
雪夏
ｯはぁ…はぁ…ｯ
雪夏
嫌だ嫌だ嫌だ…ｯ…
雪夏
なんでｯｯ…なんで…
大和
何を見たんだ？
雪夏
いやぁ！！！(ﾄﾞﾝｯｯ)(大和を突き飛ばす)
美紅
大和先生ｯ
雪夏
はぁ…ｯ…はぁ…ｯｯ
薔
お帰りお嬢さん笑(ルースにぶん投げる)
ルース
おっと
雪夏
あ…ぁ…いやぁぁぁぁｯｯ！！
雪夏
近寄るな近寄るな！！泣
薔
これ眠らせた方がいいか？
美紅
…何を見たのか…分からないけど…
「意識破壊」
雪夏
ｯぁ…ｶﾞｸｯ
薔
お、ナイス👍
美紅
…雪夏は何を見たの？
…1番見たくない物…じゃねぇか？
薔
どうする？
大和
何がだ？
美紅
…
薔
見るか見に行かねぇかだよ
美紅
それなら僕が行く
美紅
別に精神に異常ないし
薔
ならその大鎌置いていけ
美紅
護身用なんだけど置いていくの？
薔
それもそうか
ルース
何かあったら壊せばいいんじゃないか？
美紅
勝手にして
美紅「くっっっら…見にく…」
美紅「…あぁ」
美紅「これを見たんだ」
美紅
…ただいま
薔
おかえりなさいませ。んでどうだった？
美紅
僕は平気。
美紅
ただ、あれは雪夏にはダメ
ルース
何を見たんだ？
美紅
血塗られた白い死体？
薔
怖ー(棒)
美紅
後、隅に傘が置いてあった。
美紅
血まみれだったし触ってないけど
美紅
カードも散乱してたし
薔
ふーん
雪夏
…(苦しそうな顔してる)
薔
(アイツが居ればコイツのことわかったんだろうなぁ…)
美紅
後、破れた紙…？原稿用紙ぽい
薔
なるほど…
薔
んでお前は何をしようとしてるんだ？
ルース
よくデウスが悪夢を見た時にやってあげてるんだが(雪夏を撫でてる)
薔
あ、もういいや
雪夏
…う…ぅ
雪夏
…？
ルース
あ、起きた！
雪夏
…えっと…何してましたっけ…
大和
あぁ、それは(以下省略)
雪夏
…？全く覚えてないです💦
美紅
…あ
美紅
これ拾ってきた。
美紅
(薄汚れの破れた白い布)
雪夏
…？
雪夏
どこかで見たような？
大和
見たことないな。裁縫の切れ端とかか？
…
それか
ルース
ん？なにか知ってるのか？
知ってるも何も、ここの管理者が俺だからな
薔
じゃあこれの事教えてくれよ
ただの服が破れた跡だと思うが
美紅
…これ、かなり汚れてるし、相当前のじゃないの？
…
そこまでは知らない。
薔
そういやぁ気になっていたんだが、お嬢さん、年齢は？
…19歳。だが
あくまで人間の年齢に換算した場合だな
ルース
君も人間じゃないのか？
人間ではないな
薔
じゃあなんなんだ？
別に躊躇うようなものじゃないが、青髪と似たようなもんだぞ
大和
俺か？俺は人間だが…
いるだろお前「鬼神」
大和
…知ってるのか
俺は天界管理者。最高神序列2位「破壊神」だ
薔
神様かよ…(姿勢を整える)
「仮」だがな
ルース
！
破壊神と名乗ってるだけだ。そうしないといけないからな
ルース
神様も…大変…ですね
…俺は神様なんかじゃないがな…
美紅
…神様なら翼があるはず
…
どうせ興味ないだろ。
薔
別に神様だからって絶対羽がついてるわけじゃないだろ
美紅
”白い翼”は天界にいる神の証
…
薔
はいはいそうですか
美紅
…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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