明莉
こ、ここが部屋…
広
うわ…すっげ…
明莉
ん?!
広
どした?…って、え!
明莉
だ、だ、ダブルベッド?!
広
まじか!
明莉
し、仕方ない…ここで寝るか
広
だな
明莉
きゃっ!
私は布に足を滑らせ広くんの腕を引っ張った
広
わっ!
ドンッ
明莉
(これって…ゆ、床ドン?!ベッドだけど…床ドンされてる?!)
広
(やべぇ…ドキドキする…)
明莉
こ、広くん…(キスとか…?しちゃう?)
広
明莉…(キスとかする…?しちゃう?)
私達は、キスをした。
広
あ、なんかごめん!そういうのじゃなくて、ほら!あの…
明莉
広くん大丈夫!これはハ、ハプニング!うん!ハプニングだからっ!
広
ハハッ(笑)
明莉
何笑ってんの!…
広
顔真っ赤!
明莉
仕方ないでしょ!もう就寝時間!寝よ!
広
はーい!
私達は向かい合わせになって一緒に寝た。
先生
おーい、起きろ。時間だぞ。
明莉
ん…は、はい先生今行きます…
ガチャッ
広
今の、先生…?
明莉
うん。おはよっ!
広
おはよっ
広
寒っ
ぎゅっ
明莉
ち、ちょ、!広くん?!おーい!て、え!寝てる?!起きて!
広
ん、あ。寝ちゃった。明莉暖かすぎる。
明莉
照れる…
広
じゃ、行こ
私達は部屋を出た
先生
ここからは自由時間だ。なるべく一ペアともう一ペアで4人で行動するように。
明莉
はい!
広くん!心翔くんと琴音ちゃんのペア誘お!
広くん!心翔くんと琴音ちゃんのペア誘お!
広
いいな!それ!
心翔
広!明莉さん!一緒に周ろう!
明莉
うん!あと明莉でいいよ!
心翔
OK!
琴音
明莉ちゃん!楽しみっ!ギュッ
明莉
(お、おー…女の子こんな事されたの初めて…友達1人しかいなかったからな…)
明莉
だね!
ドンッ
ヤクザ
おいおいお嬢ちゃーん。ぶつかったから服汚れたじゃん
明莉
すいません…
広
おいおま…
明莉
広くん。大丈夫。待ってて。
広
お、おう。
ヤクザ
ねえねえ、これどうしてくれんの?
明莉
は?
広
え
心翔
え
琴音
え
ヤクザ
てめぇ、クソガキのくせに俺に向かって「は?」だ?ちょっとこい
明莉
やだね。お前みたいなクソ男にはこっちだって触れたくもなかったわ。大体なんなん?その服。どう見ても古くせぇしこっちはヤンキーなんだ。あ?
広
わお…
心翔
わお…
琴音
わお…
ヤクザ
おいやんのか?こら
明莉
いいぜかかってきな。
明莉
みんなちょっとまってて!
広
は、はい…
心翔
は、はい…
琴音
は、はい…
「す、すいません!先輩!」 「もうやめろよ」
広
なんか聞こえたな
心翔
聞こえたな…
琴音
うん、聞こえた…
ヤクザ
皆さんも!すいませんでした!
明莉
ごめん!待たせたね!行こ!
広
(明莉…)
心翔
(すご)
琴音
(すぎるっ!)
明莉
?
数時間後
明莉
んー!疲れた!楽しかったね!
広
だな!(色々やばかったけど…)
心翔
ね!(色々怖かったけど…)
琴音
うん!(色々凄かったけど…)
広
じゃあ俺の家こっちだから
明莉
私も!
心翔
またな!
琴音
またね!
広
明莉…凄かったな
明莉
あ、あの事?ひいてるよね…
広
ううん!大丈夫!てか
カッコよすぎん?
カッコよすぎん?
明莉
ふふっ、ありがとう!
広
明莉ってヤンキーなの…?
明莉
あ…それは…
ごめん。言えない。
ごめん。言えない。
広
教えてくれないの…?
明莉
ごめん。
明莉
じ、じゃあまた明日…
広
あ…
それから私達はあまり話さなくなった