テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#悪魔
愛瑠
114
#一次創作
#戦闘シーンあり
鼻ホジ適当マン
104
刀でナイフの素早い攻撃を受け止め、その衝撃で離れたり接近したりを繰り返し、戦場には鋭い金属音が何回も鳴っている。
ディアマント
ディアマント
暗い影のようなものが作り出され、それが向かってくる。
芽衣
芽衣の背後から光の一閃が放たれる。
その光は影を無に返していく。
颯
俺は消えていく影と一緒に突き進んで行き、ディアマントに攻撃を仕掛ける。
ディアマントは余裕そうに片腕で俺の刃を抑える。
ディアマント
颯
ネモ
操られたドラゴン達の急所を避けながら撃墜を狙っていく。
ヴァイス
ヴァウルス
シュウ
ファス
ヴァウルス
ネモ
颯
刃と刃がぶつかり合う。ギチギチと音を立てて啀み合う。
だが…まだ力が足りないようだ。
芽衣
芽衣は俺に魔力の波動を与える。
ネモ
ヴァイス
2人もまた、俺に力を与える。少しずつだが押し返せてきている。
ディアマントは両手でナイフを握り始めた。
ディアマント
颯
シュウ
ファス
颯
ディアマント
ディアマント
俺はその力を最大限に使い、刀は魔力を帯びる。
ギリギリと刃は音を立て、ディアマントの余裕そうな顔は歪み始めた。
颯
その特殊な素材で出来ているナイフはひび割れ、ぱきんと折れた。
ディアマント
そのまま刃はディアマントを切り裂いた。
ディアマント
颯
ネモ
ディアマント
ディアマント
ヴァイス
ディアマントは魔法で何かを召喚した。
それは…注射器だった。
ネモ
ディアマント
ディアマント
ディアマント
ディアマント
ネモ
ディアマント
ディアマント
ディアマントはその注射器を首に勢いよく刺した。
ディアマント
数多のドラゴンや、魔物がディアマントに飲み込まれていく。
颯
ヴァウルス
黒く邪悪な液体に包まれたディアマント。そして、その液体は変異するように形を変えていく。
ディアマント?
ディアマント?
ヴァイス
その黒い液体はみるみるうちに大きくなっていき、巨大な黒竜となった。
ディアマント?
ディアマント?
ディアマント?
邪悪に笑う暗黒の竜は大きな翼を羽ばたかせ、屋上に台風のような強い風を巻き起こす。
颯
ネモ
ネモ
ヴァイス
ディアマントは黒い液体を鋭利な刃にし、勢いよく飛ばしてくる。
刃を避けながらその上に乗り、魔獣の元へ向かう。
颯
底なしの勇気が湧いてくる。
母さん、今なら分かる気がする。
母さんが俺に託したかったもの、それは希望だ。
黒の刃を渡っていき、大きく飛び上がった。
ディアマント?
俺がやらないとダメだ、この世の邪悪を全て排除するためには俺がやらないといけない。
ドラゴンの大きな口が開く。そこから高出力の魔力の波動が飛んでくる。
俺が…全ての正義の希望になってやる。
颯
その魔力ごと斬り、そのまま大きく開いた無防備な口の中に入り、喉を裂いた。
ディアマント?
芽衣
足に風を集中させ、着地した。
ディアマント?
ディアマント?
切り裂いたはずの喉が少しづつ黒い液体で包まれていく。
シュウ
ファス
ディアマント?
その竜は雄叫びを上げた。
ヴァイス
ヴァイスだけが頭を抑えて立ちくらんだ。
ネモ
ヴァイス
周りに居たはずの颯や天使が全て黒いモヤに見える。
ヴァイス
上空に飛ぶディアマントも曖昧な影に見える。これでは狙いも定まらない。
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
オレは竜の姿に戻り、背中にネモを乗せ、空へと羽ばたいた。
きっとこれが最後になるだろう。
周りからはディアマントを守るようにドラゴンが突撃してくる。
それを躱しながら徐々に上へと向かう。
ネモ
ネモ
ネモはオレの背中から勢いよく飛び立ったようで、唯一感じられた重さも温かさもなくなった。
さっき使った魂の改ざんには多くの体力と魔力を消費する。
もう既に限界だった。
オレは人間の姿になり、力なく空から落ちていく。
その一瞬、ぼやけた世界が鮮明に見えた気がした。
ネモ
その一撃で、ディアマントの首を真っ二つに斬ったネモの姿が見えた。
ディアマント?
だが、ディアマントは諦めない。また無理やり首を繋げて回復するつもりだ。
ヴァイス
ライフルを召喚し、空中で狙いを定めた。
落下しながら、再生箇所を撃ち抜く。
ディアマント?
その瞬間、やっと現実に戻って来れたらしく、視界に映る全てがはっきりと見えるようになった。
落ちながら塵になってゆくディアマント、そして…落ちながらオレの手を掴もうとしているネモの姿がやっと見えた。
ネモ
ヴァイス
その手を掴んだ瞬間、ネモの魔力が流れ込んできた。そのおかげでやっと意識まではっきりした。
オレは急いで羽を生やしてゆっくりと着地した。
ヴァイス
ヴァイスはかなり疲れたようで、息を荒らげながら膝を着いた。
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
颯
???
どこからか愉快な声が聞こえる。
ヴァウルス
ファス
芽衣
???
上を見てみると確かに不自然に飛んでいるコウモリがいる。
ヴァイス
???
ヴァイス
シュウ
???
そのコウモリは姿を変え、人間の姿となりこの屋上に降り立った。
ルイス
ネモ
ヴァイス
ルイス
ルイス
颯
ルイス
ルイス
ヴァイス
ルイス
ルイス
ルイス
ルイス
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
颯
ルイス
ルイス
ヴァウルス
ネモ
ルイス
ヴァイス
ルイス
ヴァイス
ほわとわ
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
ルイス
ヴァイス
ヴァウルス
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
ネモ
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
ヴァイス
ルイス
ルイス
ヴァイス
芽衣
颯
ルイス
ルイス
ルイスがギミックを起動させると、本棚が動き、隠し部屋が現れた。
颯
ネモ
ネモ
ヴァイス
颯
その辺の机の上に置いてある紙を読もうとしたが、変な文字で読めなかった。
颯
ネモ
ネモは1枚ずつ紙を読んでいく。
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイスが見つけたその紙をネモが読み上げた。
ネモ
ネモ
ネモ
シュウ
シュウ
芽衣
ネモ
颯
ヴァイス
芽衣
ルイス
ネモ
シュウ
ほわとわ
颯
颯
魔の森
ネモ
全ての戦いが終わり、ネモは昔住んでいた秘密基地に案内してくれた。
ネモ
そこに現れたのは木の上に作られた小さな家。所々脆くて風が吹けば普通に倒れそうな程の秘密基地…だった。
芽衣
ネモ
颯
ヴァイス
ネモ
颯
その言葉を言い終わる前にシュウに口を塞がれた。
シュウ
颯
ヴァウルス
ネモ
俺は花畑の中央にある大岩に座った。
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイスは喋りながらしゃがんで花を摘んでいる。
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイスは立ち上がり、ネモフィラの花冠を俺の頭に乗せた。
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
覚悟はできていたつもりだが、改めて言われると動揺してしまう。
ネモ
ヴァイス
ネモ
100年以上親友だったという事実…これからそれが変わるというのが想像できない。
ネモ
ふと、今までのことを思い出す。
脳裏に浮かぶのは、必死に俺の名前を呼ぶヴァイス。どんな時でも助けに来るヴァイスの姿だった。
今なら分かる、もう歪んだ考え方を捨てたから。
俺は…気づかない内に、何年も愛されていたんだ。
なら…
ネモ
俺は立ち上がり、曇った顔をしたヴァイスにそっとキスをした。
それは一瞬だったものの、俺の心臓は未だにバクバクとうるさい。
ヴァイス
ヴァイスは時差で混乱して顔が真っ赤に染まっていた。
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイスは目を見開き、やがて下を向いて恥ずかしそうにしながら小さく、「おう」と呟いた。
ネモ
ヴァイス
芽衣
颯
ヴァウルス
ルイス
颯
ルイス
颯
ネモ
シュウ
ヴァイス
ヴァウルス
ヴァイスは決意を決めたような顔をしている…
ヴァイス
芽衣
シュウ
ヴァウルス
颯
ルイス
ヴァイス
ファス
ヴァイス
ネモ
シュウ
ヴァイス
ヴァウルス
ヴァイス
ルイス
ヴァイス
シュウ
シュウ
ネモ
そうして…ヴァイスが王になる道が始まった…?!
ルイス
ネモ
ルイス
ヴァイス
ルイス
ルイス
ルイス
ネモ
ヴァイス
ルイス
ヴァイス
ヴァイス
ルイス
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
ルイス
ネモ
ルイス
ヴァイス
ルイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
コメント
1件
うわー、第43話で一気にいろんな爆弾が投下されましたね!ヴァイスが実はフロストシュタットの本当の王だったっていう衝撃の真実もだけど、何よりネモフィラ畑での告白シーンがもう…!100年越しの想いがようやく通じて、ネモからのあのキスにはこちらまで胸が熱くなりました。「これからも一緒にいてほしい」って、もう最高のセリフですよ。ディアマント戦も壮絶だったけど、戦いの後だからこそあの穏やかな時間が沁みますね。ヴァイスが王になるって宣言も、絶対面白い方向に転がりそうで続きが気になる〜!