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コメント
4件
おもしろかったです❗続き待ってます❗
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
本編へいってっらしゃいヾ(´・ω・`)ノ゙
すとぷりLINEグループにて
紫
黄
青
橙
桃
青
紫
不在着信
気がつくと、辺りは真っ暗になっていた。 そのまま寝落ちしてしまったようだ。 時計を見ると、午後の7時をまわっていた。 頭の痛さに顔をしかめながらスマホを開くと、 メンバーからの心配のメールが届いていた。
何て言おうか。どうやって伝えようか。 「実は脳腫瘍で…」 いや、そんな事は言えない。ライブも間近に控えている これから、ハードスケジュールだ。 メンバーに迷惑をかけるわけにはいかない。 何より…。何より俺は、残りの半年をメンバーと共に過ごしたい。
…。悩み抜いた末、俺は1通のメールを送った。
赤
赤
桃
黄
紫
橙
赤
青
すとぷり(赤除く)
赤
メンバーからの心配の声を見て、嬉しくなると同時に、 申し訳なさがうかんでくる。 こんな俺にも、仲良くしてくれるのだ。気にかけてくれるのだ。 今、ここで病気の事を伝えると、迷惑をかけてしまう。 ……。もしかしたら、嫌われてしまうかも知れない。 だから、伝えない。 隠そう。病気の事は。
そう心に誓って、立ち上がろうとした瞬間…
ズキッッッッッッッッッ
赤
赤
薬を飲んで、少し落ち着く。
赤
そう、誰もいない生ぬるい部屋に俺は呟き、寝た。
ピーポーピーポーピーポーピーポー……………
けたたましくなる救急車のサイレンの音で、俺は目を覚ました。
ダルい体を引き起こし、俺はスマホに手を伸ばす。
赤
水を飲もうと立ち上がった瞬間、強い吐き気が俺を襲った。
赤
鉄の味がするのは気のせいだろうか。
俺は口に手を当てながらトイレへと急いだ。
赤
真っ白な陶器を真っ赤に染める「ソレ」を見て、俺は目を見張った。
赤
赤
吐血していた。俺はそんなにヤバイのか。
目眩がする。くらくらする。
ふらつく体を壁で支えながら、俺は部屋に戻った。
赤
特にすることがないので、俺はTwitterを開きエゴサを始めた。
リスナー
リスナー
アンチ
リスナー
アンチ
アンチ
アンチ
リスナー
リスナーの応援コメントを見て、嬉しくなる。 でも………。いつもは気にならないアンチのツイートが目に止まる。 なぜだろう。いつもだったらスルーしているのに…。 今は何故か目に留まってしまう。 リスナーの応援コメの中に現れる、俺を悪く言うアンチコメ。 どんどん、どんどん、気持ちが沈んでゆく。 目眩がひどくなってくる。
やっぱり……
俺はこの世にはいらない存在なんだ。
早く消えてしまえばいいんだ。
主
主
主
主
主
主
主
次回予告
主
主
主
主
主
主
主