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坂井仁奈
おはよぉ
西畑大吾
おはぁ
坂井仁奈
眠そうやね
西畑大吾
眠い、
変わらない日常の中に
こっそり隠れている 小さな非日常
その非日常って なんなのだろうか、
それにこの話は大吾が話してたから 答えは大吾にしか分からない、
大吾は何を知ってるのだろうか、
坂井仁奈
今日ってなにするっけ?
西畑大吾
憲法の話なっがいの聞くんやろ?
坂井仁奈
え?そうやっけ?うわ、死ぬって、
坂井仁奈
憲法聞くのだけはいややわ、
西畑大吾
まぁ2人で協力して頑張るか、
西畑大吾
それともサボるか、
坂井仁奈
サボったら卒業できないじゃん、
西畑大吾
じゃあ2人で頑張ろか
坂井仁奈
うん!
西畑大吾
あ、今日の帰り先帰ってて
坂井仁奈
いいけど、なんかあった?
西畑大吾
いや、サークルに誘われてるから
坂井仁奈
へーじゃあ先帰ってるね〜
大学の広い教室に入って
数分後 教室の外から歓声が
聞こえてくるのは 可愛い!女子辞めたい、 彼氏にしたいー! とかそんな声、
今の話だけだと女の子では無い 一体何がそんなに歓声をあげるものなのだろうか、
大西流星
だいちゃんだいちゃんー!
西畑大吾
うわっ、来おった、
入ってきたのは、 小動物のような可愛らしい男の子
大西流星
あれ?だいちゃんの彼女?
西畑大吾
んなわけないやろ
西畑大吾
俺の幼なじみやて、
大西流星
だいちゃん疲れてるん?
西畑大吾
疲れてるとしたら流星のせいな、
大西流星
えーなんでなんー
坂井仁奈
え、あの、
大西流星
あ、僕大西流星って言います!
坂井仁奈
坂井、仁奈です、
大西流星
もっとテンション上げよ?
坂井仁奈
は、はぁ
西畑大吾
流星やめ、
西畑大吾
後輩やねんから、下の教室行ってき
大西流星
プー
大西流星
はーい
確かに、可愛い、 でも、大吾の知り合い?
西畑大吾
ごめんな、めんどくさいやつ来て
坂井仁奈
全然!
仁奈はいつになったら気づくんよ、
俺は、アピールはできひんけど、 仁奈のことは誰よりもわかる、
このままやったら、流星にまで取られる
西畑大吾
明日俺ん家泊まる?
坂井仁奈
え?いいん?!
西畑大吾
うん
坂井仁奈
あ、じゃあ、流星くん誘うの?
西畑大吾
え?誘うつもりは、、
今、俺は、どう返すのが正解なのか
西畑大吾
さそうで、
坂井仁奈
そうなんや
え?機嫌悪い?
西畑大吾
いや、やった?
坂井仁奈
ううん!
西畑大吾
ホンマに?
坂井仁奈
うんホンマやで?!
西畑大吾
ならいいけど、
でも、誘ったら誘ったで、 やばい事になりそう、