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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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ヴィクト

君らが『7つの秘宝』の後継者だ。

エレナ

は、はい!?

ヴィクト

そして俺と、この後ろの6人が『7つの秘宝』に出てくる赤の魔術師だ。

アスア

……!?

ヴィクト

あ、この横の人は気にせず。

アイオライン

気にしなくていいよォ

ニコニコとその人は笑うが、周りは笑えなかった…

アフィリア

『こ、国王』!?

アイオライン・イン・ヴェイルトール。 大都市ヴェイルトールの国王である。

ヴィクト

ま、気にするも何も、知ってるわな。

エレナ

田舎者でも分かりますよ……!

ヴィクト

その田舎者は国王に『虹の魔法』を教えて貰え。

エレナ

( ゚д゚)ファッ!?

アイオライン

よろしく!エレナちゃん!

エレナ

よ、よ、よよよろしくくうおねがいしまぁぁす!!?

ヴィクト

俺はアスアに魔法を教える。後の奴らも対応に教えていくからなぁ。

紫の訓練。

リィラ

本の量がやっぱり凄いですねぇ

ヴィルト

まぁな。世界最高峰の図書館だからな

ヴィルト

これとこれ…あとは……

本棚からヴィルトは本を取っていく。

ヴィルト

……よし。

ヴィルト

リィラといったか?

リィラ

はーい。リィラでぇす。

ヴィルト

この本を全部読め

リィラ

ヴぇぁっ……

ヴィルト

期間は言わん。しかし、訓練中は読む以外したら飛ばす

リィラ

(やばい量……無理ぃ……)

緑の訓練。

蘭華

森の中であるか。故郷を思い出す風景ですね。

依綱

だろうな。俺もそうだ。

蘭華

あなたも東国から?

依綱

鳴動依綱。これが俺の名だ。
まぁ、家系からは面汚しと呼ばれているがな。

蘭華

鳴動家!?……なるほど…

依綱

お前の上になど興味は無い。下だけ名乗れ。今から俺達はただの戦友であり敵である。

依綱

お前が知る剣を全て叩き込んでみろ。
そして、俺の剣戟を捌いてみろ。

蘭華

承った!!

赤の訓練

アスア

……あの…私達は何を?

ヴィクト

ん?散策。

アスア

……訓練では?

ヴィクト

訓練だとも。

アスア

(この人の考えは本当によく分からない……)

ヴィクト

魔法とは。

アスア

??

ヴィクト

ほら、魔法とはなんだ?

アスア

え…自分に秘めた魔力を使い、放出するものの事…?

ヴィクト

では魔術は?

アスア

魔力を使い陣を生成し、莫大な魔力の代償に引替え、莫大な魔法を出せること。

ヴィクト

では魔導とは?

アスア

紙に魔法陣を書いて魔力を帯びらせる。そして、魔力量の少ない人々が生活として使えるように自身の魔力を使わず魔法を使えること。

ヴィクト

この世に、『魔法使い』『魔術師』『魔導師』がいる。

アスア

はい。

ヴィクト

では、俺はどこに位置すると思う?

アスア

え……それは魔法使いでは?

ヴィクト

なぜ?

アスア

『赤の魔法使い』と呼ばれていますし……

ヴィクト

残念ながら、不正解だ。
俺は3つとも全て使える。

アスア

そうなんですね。

ヴィクト

何を他人事のように言ってる。

アスア

え?

ヴィクト

俺が使えるんだ。3つとも。

アスア

はい。聞きましたが?

ヴィクト

……お前は天然か?ボケているのか?ふざけているのか?
俺は師匠だぞ?お前に教える立場だぞ?

アスア

・・・・・・( ゚д゚)ハッ!

アスア

ま、まさか……

ヴィクト

やっと気付いたか。

ヴィクト

そーだ。お前に3つとも伝授させる。
今は魔導紙(スクロール)を探してるんだ。

アスア

(だから散策を……)

青の訓練

ノア

あ、あ……あの……

ジークハイル

黙れ。読んでいる。

ノア

は、はい……

ジークハイル

……

ジークハイル

早く準備をすればいいだろう。

ノア

へ…?

ジークハイル

?……2回生になったなら杖は貰っていないのか?

ノア

は、はい……

ジークハイル

ヴィクトの野郎……ぶっ壊す…

ノア

(ひぃ……!!)

ジークハイル

まぁいい。お前は杖を無くても魔法が制御できるか?

ノア

あ……はい。制御は得意で……

ジークハイル

ならばそこにある等身大の銅像を魔力の塊で作ってみろ。

ノア

え……わ、わかりました…!

ジークハイル

なんか問題があるまで呼ぶな。読んでいるからな。

ノア

は、はぃ……

黄の訓練

リリア

暑っつい!!

フーラン

耐えろ。

リリア

魔法はどこいった!?

フーラン

私の弟子なら格闘を覚えてからだ。

リリア

ふざけんなっ!!あちぃわバカタレ!!

フーラン

師をなんと心得る。喝だ喝!

リリア

いってぇえええ!!?

フーラン

熱き場所に慣れろ。魔力などとうに皆無だ。ヴィクトには負けるが……

リリア

ダメじゃねぇか!

橙の訓練

ライアント

ねぇ。何するの?

メイア

祈りだ。目の前にある偶像に祈りを捧げろ。

ライアント

いや、偶像って……あれ虹の王でしょ?…主バカにしてない?

メイア

実際馬鹿だから合っている。

ライアント

そうなんだ……

メイア

まぁ祈ればいい。というのは建前だ。心を落ち着かせろ。何事にも怒るな、喚くな、狼狽えるな。

メイア

どんな状況下でも冷静に判断さえすれば死ぬことも、負けることもない。

メイア

あと適当に、アイツにでも祈っとけ。

ライアント

主のこと嫌いなの……?

メイア

好きだとも。そうでなければ私は昔の昔に殺してる。

メイア

アイツは別に対して嫌な印象もなければ好印象もない。クソほどつまらん男だ。

ライアント

(超悪口なんだけど……)

虹の訓練

アイオライン

さて、どーしよっか?

エレナ

え、えっと……

アイオライン

まぁ。無難に魔法について分からないこと多いみたいだし座学から学んでいこ〜ね

エレナ

は、はい!

エレナ

(国王に教わるなんて……どんな内容なんだろう……)

魔法の色と桃の色

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