バカ
おぉーいヲターーー
ヲタ
バカ
おーいーーー
バカ
既読してんだったら返事くれよぉーー
ヲタ
なにーめんどくさい
バカ
今から遊ぼうよ~
バカ
いま死ぬほど暇だから。
ヲタ
るっせーなー
ヲタ
いろいろ忙しいの。
バカ
どーせヲタのことだからBLマンガ読んでんだろ
ヲタ
は?
バカ
ってことでいまからヲタんちいくねーー
ヲタ
くんな!
ヲタ
ヲタ
は?お前まじ?
バカ
開けろぉー!お前は完全包囲されている!
ヲタ
うっせーなぁー!!!
ヲタ
勘違いされるから大声だすな!
バカ
入れてくれないとやめないからぁー
ヲタ
あー!とっとと入れ!
バカ
うぇーい!
ヲタ
って、ロボもいたの?
ロボ
お邪魔するわ。
バカ
おう!入れ入れ!
ヲタ
お前んちじゃねーだろ!
バカ
ヲタんち久しぶりー!
バカ
相変わらずアニメグッズばっかだなー
ヲタ
うるせ。
ヲタ
…ってお前そっちいくな!!
バカ
えぇー?なんでぇー?
ヲタ
と、とにかく、
ヲタ
パソコンには触らないこと!
バカ
げぇーつまんなぁーい!
ロボ
お菓子、持ってきたけど。
バカ
うっひょー!さすがロボ!
バカ
どっかのキモヲタとはちがいますねぇ!
ヲタ
誰がキモヲタだよ!!
バカ
何このお菓子ー!パクッ
ロボ
あ、それは
バカ
うえぇぇぇぇぇ!!
ロボ
ミドリムシ。
バカ
おせぇ!ヴァカ!
バカ
あ、今からすごいこと言っていい?
ヲタ
またかよ。
バカ
いやマジすごいから!
バカ
どれくらいすごいかって言うと、サルが木の上から
ヲタ
いいから早く言え。
バカ
…あのさ、思いもしなかった事って大体いい方向に進んでいくよね。
ヲタ
…?
ヲタ
珍しいな。お前が
バカ
例えば人が人を好きになるとか!
ヲタ
…
ロボ
…
バカ
違う!ここからがすごいの!
バカ
同性愛とか、生まれたときなんて思いもしないじゃん?
ヲタ
同性愛!?
バカ
反応した反応した…
バカ
私…好きになっちまんたんや。
ロボ
ヲタを?
ヲタ
は!?
バカ
ふっ…さすがロボ。大正解。
ヲタ
は!?おまっ、、、は!?
バカ
もちろん嘘だよぉーん!
ヲタ
ぶつ。
バカ
ギャー
ロボ
よく寝たわ。
バカ
違う!誰かを好きになったのはほんとだから!
バカ
暴露します!私の好きな人は…!
ピーンポーン…
ヲタ
あっ。誰か来た。
ヲタ
おぉー。マジメにヤマイ…ってどうした!?
マジメ
す、すいません…少し取り乱してしまって…
ヤマイ
や、やれやれ…せ、世話がやけるな~マジメは。
ロボ
何があったのかしら。
マジメ
さ、鷺宮さん!?
マジメ
(ど、どうしよう…!山本さんにおんぶされてるところをみられてしまった…)
マジメ
す、すいませんすいませんすいません!
ヲタ
ちょ、わかったわかった!
ヲタ
入んなよ!
ヤマイ
ちょっと待て!
ヤマイ
ぼ、僕の両腕が…そろそろ限界だ。
ヤマイ
あ、いや!弱いってわけじゃなくて!
ヤマイ
そ、その…封じ込めていた力を使い果たしてしまったようだ…
マジメ
あっ…ごめんなさい!
マジメ
お、降りますね!
マジメ
っ…!痛…
ロボ
あなたそれじゃあ痛いでしょう。
ロボ
私の背中に乗るといいわ。
マジメ
へっ!?
マジメ
そ、そんなそんな!!
ロボ
いいから乗りなさい。
マジメ
は、はいぃ!!
ヤマイ
……助けて…
ヲタ
ぎゃー!ヤマイが!!
バカ
おー。遅かったじゃないか諸君。
ヲタ
ってお前なんでベットにいるんだよ。
バカ
えぇーなんか落ち着くんだもん。
ヲタ
どいて
バカ
ちぇーっ
ヲタ
大丈夫?マジメ。ヤマイも。
マジメ
わ、私は大丈夫です…
ヤマイ
ふっ。このくらいでへばるとは情けない。
ヲタ
めっちゃ手震えてんぞ。
マジメ
す、すいません!
マジメ
鷺宮さん!
ロボ
このくらい平気よ。足は大丈夫なの?
マジメ
は、はい!ぜんぜん!
ヲタ
それにしても、なにがあった?
マジメ
今日の正午、池にノートを謝って落としてしまって。
マジメ
取る事はできたんですけど、足を滑らせてしまって…
ヤマイ
そこで僕が降臨したということだ。
バカ
へぇー
ヲタ
ちゃんと聞け。
ヲタ
まぁ、でも…軽い打撲みたいだね。
ヲタ
良かった良かった。
ヲタ
ヤマイ、手みして。
ヤマイ
構わないが…火傷するぞ?
ヲタ
わかったから。
ヲタ
…ただ無理しすぎただけみたいだね。
ヲタ
良かったよ。
バカ
ねぇーうちの好きな人の話はー?