その後もひたすらゲームをした。
話したことなど忘れてしまったかのように 夜まで楽しんでいた。
ぐぅー……
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトさんのお腹が鳴ったところで 晩ごはんの準備をする。
まともに料理ができないと豪語する レトさんは
じゃがいもを持ってぼーっとしていた。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
お互いに分担して カレー作りを進める。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
じゃがいもを手に一生懸命 包丁を動かしている。
キヨ。
レトルト
俺は米を研いだり鍋を出したり 色々準備をしている。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
見ると、レトさんの指から少し血が出ていた。
深くは切ってないようだが 滲むくらいには切ったらしい。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
俺はレトさんの指を口に含む。
口の中に血の味が広がるのがわかる。
レトルト
レトルト
レトさんの口から情けない声が聞こえた。
キヨ。
レトルト
レトルト
ぷるぷると震えているレトさん。
少しずつ加虐心が出てくる。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
最後にぺろっと指先を舐めて 口から離す。
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
むすっとしながらまた続きをやる。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
いまいち納得ができていないようで 困惑した顔を見せている。
バタバタしながらも なんとかカレーを作り終わった。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
初めて二人で作ったカレーは 不格好な具材たちと薄めのルー。
完全に失敗である。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
そう言って急くように黙々と食べ始めた。
TO BE CONTINUED...
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