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ミツルギ

ミツルギ

やれやれ……

ミツルギ

アイツの強さ目を見張るものがあるな

ミツルギ

それでこそ壊しがいのある人種だ

ミツルギ

今後の戦争より楽しみになるなぁ…

玉藻

玉藻

ようやく見つけたぞミツルギ

ミツルギ

ん?

ミツルギ

貴様は玉藻か

玉藻

勝手に動き回ってなんのつもりだ?

ミツルギ

何度も話しているはずだ

ミツルギ

俺は妖陣営が勝とうが負けようが関係ねぇんだよ

ミツルギ

求めてるのは全力で戦闘できる環境と相手だ

玉藻

やはり理解出来ねぇなお前のリーダーの考えがよ

ミツルギ

”酒呑童子”様の考えは俺も理解できねぇよ

ミツルギ

それこそ俺が鬼の幹部として扱われてることに疑問を感じてる

玉藻

鬼は結局力だけの生き物だ

玉藻

お前はその最たる例だ

玉藻

力そのものと言っても過言ではない

玉藻

隊長を担うよりは先陣を切って暴れてもらう

玉藻

特攻兵辺りがお似合いだろうに…

ミツルギ

まぁ、俺もそうだと思ってるよ

ミツルギ

俺に誰かを統率する力はねぇ

ミツルギ

雑魚を戦場に出すなら俺一人で暴れた方が圧倒的に楽だしな

玉藻

俺にそんな脳筋共の血が流れてると思うと

玉藻

反吐が出るわ……

ミツルギ

だが、その脳筋さに助けられたこともあるはずだぜぇ?

ミツルギ

なんせ鬼は術式を上手く扱えない代わりに

ミツルギ

肉体面はどの妖よりも進化している

ミツルギ

その肉体強化のおかげでその刀を自在に操れるということを忘れるなぁ?

玉藻

くっ……

ミツルギ

ミツルギ

まぁ、こんだけ煽ったが内部争いは俺も望んでねぇ

ミツルギ

戦いたい奴はアホみたいにいるが

ミツルギ

場が乱れるのは酒呑童子様の望むことではない

玉藻

ふん…そういうところは頭が回るのな

ミツルギ

んで?

ミツルギ

お前がここに来た理由は俺を連れ戻すためか?

玉藻

それ以外に何がある?

ミツルギ

俺の獲物を奪いに来たとか、かな?

玉藻

もうその獲物もこの世にはいねぇだろが

ミツルギ

まだ生きてるぜそいつは

玉藻

ほぉ…

玉藻

珍しいな貴様が獲物を逃がすとは

ミツルギ

アイツは絶対に強くなる

ミツルギ

俺を楽しませてくれる唯一の存在だ

玉藻

誰だそいつは?

ミツルギ

鬼神丸と名乗っていたな

玉藻

!!

ミツルギ

その反応だと貴様も知ってるな

玉藻

あの甘ちゃんが……

ミツルギ

ミツルギ

共存だっけか?

ミツルギ

おもしれぇ奴じゃねぇか

ミツルギ

異端児のくせに人と妖の架け橋になろうとするのはよ

玉藻

俺はそれが気に食わない

玉藻

何が手を取り合い合うだ……

ミツルギ

おっと…

ミツルギ

貴様にはこの話題は禁句か?

ミツルギ

同じ異端児同士仲良く出来そうじゃねぇかと思ったんだがな

玉藻

舐めた口を聞くなよ?

玉藻

俺はアイツとは違う

玉藻

目の前の敵は容赦なく斬り殺す

玉藻

それが母さんの助けになるなら、な

ミツルギ

相変わらずママのことばかり考えてるな

ミツルギ

いい加減親離れでもしたらどうだバブちゃんがよぉ

玉藻

黙れ!

玉藻

俺には…

玉藻

俺にはこうして生きるしかないんだ………

ミツルギ

…………

ミツルギ

ま、なんにせよ俺はもうここに用はない

ミツルギ

だから注意しに来てもらったところ悪いが

ミツルギ

無駄な時間を使わせたな

玉藻

ふん…

〜???〜

ミツルギ

轟 鬼神丸、か

ミツルギ

まさかアイツが轟家の人間だとはな…

ミツルギ

人間の方はくたばったと聞いたが

ミツルギ

その嫁である鬼は死んだかどうかがあやふやになっている

ミツルギ

個人的にその鬼…キサメという人物に興味が湧いて

ミツルギ

そこから色々調べてみたが漁れる情報はこの程度で終わってる

ミツルギ

結局この事件は人間側の問題だ

ミツルギ

俺が得れる情報には限りがある……

ミツルギ

ミツルギ

あまり俺が表立って動けば玉藻の奴に何か言われる

ミツルギ

が、この争いの根源と言われてるあの事件

ミツルギ

それを紐解けば絶対面白いことが起きるはずだ

ミツルギ

何とかして暴いてやる

ミツルギ

そのためにはまず内通者を用意する必要がある訳だが……

ミツルギ

どうしたものかな……

コンコン

ミツルギ

ん?

僕だよミツルギ

ミツルギ

ミツルギ

酒呑童子様ですか

ミツルギ

どうぞ中に……

いや、外からで結構だよ

ミツルギ

そうですか

ミツルギ

して、俺に何用で?

単刀直入に聞くよ

楓ノ里周辺で君は何を見た?

ミツルギ

と、言いますと?

そうだね………

例えば…人間の中に強者を見つけた、とか

ミツルギ

………

ミツルギ

見透かされてるわけか

君は分かりやすいからね

帰ってきた時妙に気分が良さそうだったからそれかなって

ミツルギ

えぇ面白いやつを見つけましたよ

それで君は消し飛ばしたのそいつ?

ミツルギ

まさか…

ミツルギ

申し訳ないですけど育てて俺が喰いますよ

ミツルギにそれを言わせるなんて

きっとその子は特別な子だね

ミツルギ

そうですね

ミツルギ

アイツは特別だと思いますよ

ミツルギ

九尾陣営にいる玉藻ってやつ

ミツルギ

ソイツと近しい出生らしいですから

へぇー…異端児の子なんだその子は

ミツルギ

異端児って面白いやつばかりです

ミツルギ

双方の特性を持つ彼ら……

ミツルギ

戦ってつまらないわけないじゃないですか

ふふっ…そうだね

君はほかの鬼と比べて一番血に飢えてる気がするよ

ミツルギ

よしてくださいよ

ミツルギ

俺はあそこまで品性を捨ててないです

そういう意図で言ったわけじゃないよ

僕と同じで自分よりも強い人物を求めるその姿だよ

鬼とは本来その姿が一般的だったのに

今では弱者を屠って強者だと言い張るものが多く存在する

僕からすれば鬼の面汚しどもって感じだね

ミツルギ

それは俺も同意しますよ

ミツルギ

だから俺の下に着いたやつと言えど

ミツルギ

みみっちい事をするやつは容赦なく俺が手を下してます

数を減らすのは僕も心苦しいけどね

ミツルギ

使うだけ使って何も生み出さなくなった時に

ミツルギ

切り捨ててるんで問題ないですよね?

そうだね

弱肉強食ってことで弱き者は強き者に淘汰されるのは自然の摂理だ

ミツルギ

俺は正直強いヤツと命のやり取りが出来ればそれでいい

ミツルギ

酒呑童子様はその強者を用意してくれるんで

ミツルギ

感謝してますよ

僕も同じだよ

僕に代わって力の象徴になってくれてる君にはとても助かってる

その圧倒的な力に印象に残る見た目

僕よりも目立つから君には”黒き華”の称号をあげようかな?

ミツルギ

俺には釣り合わない称号ですね

ミツルギ

華とは程遠い存在ですしね

それじゃあ僕の中で勝手に贈ろうかな

なんにせよ、僕が表立って動けば戦況が大きく変わってしまう

僕もそれは望んでない

ゆっくりゆっくり戦況が変わるのを見たいんだ

それから僕の”お気に入り”を見つけ出す

僕と君の関係も言ってしまえば利害の一致に過ぎないけどね

ミツルギ

おっしゃる通りで

まぁ、そうだとしても僕は君を信頼してる

今後ともよろしくねミツルギ

ミツルギ

ご期待に添えるか怪しいですが

ミツルギ

好き勝手に暴れさせてもらいますね酒呑童子様

うんそれじゃ…

ミツルギ

ミツルギ

ふぅ……

ミツルギ

いつかアンタとも手合わせを願いたいねぇ…

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