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shaちゃん(;;) 必死に止めてるut先生もー泣くてこれぇ
真っ暗な、1人しかいない森の中。
sha
この森は恐怖の森と言われており、 人はこの森には来ない。 俺はそんな森の奥深くで…、 狩りをして暮らしている。
家も、自分で作り、 自給自足の生活を行っていた。
幸いにも、近くにいた人らが いい人たちで…”幸せ”に生活していた
sha
ふと、木の上に登った時 国の国旗が見えて思い出す。
10年前なら、彼奴も…、 彼奴らとあの国で笑いあっていたのに
sha
…その行動に気持ちなんてもの そもそもなかったんや。
sha
冷たい風が、自分に当たる。
そう、…どうせ… 所詮仲間だ…なんて言ったところで 心の中ではそんなこと思ってなかったんだ。あいつらは…。
俺と彼奴らの関係は 一つの薄っぺらい紙みたいに 軽く、ペラペラとしたものだったんや
『俺らは、血繋がってなくても 家族や…。…な?シャオロン。』
水色の瞳の彼が、俺に向かって笑顔で言ってくれた言葉。
sha
俺のこと信じてすらくれなかったのに
証明書も何も無い癖に 良く軽々しく俺の前でそんな事 言えるよな。
sha
sha
その証に利き手では無い手に 赤い線が何本も引いてある。 今も尚、痛く…酷く苦しい思い出が この傷から思い出す。
sha
『シャオロンッ!!』
彼奴が俺を庇った瞬間が…、 脳裏に鮮明に…、
もう消える事なんて無い 心の奥底に染み付いた悲しみ。
sha
壊れた録音機がポッケから落ちる。
録音機から聞こえてくる 優しい声
/////
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壊れた録音機だからか、 機械音声が混じり、何を言っているのか分からない。 …でも、その声を聞いて苛立った俺は
sha
踏み潰そうとする…が、
…その録音機を踏み潰す事は 叶わなかった。
足がどうしても、 その録音機を踏み潰そうとはしなかった。…どんなに足を下に付けようとしても震える足は、地面につかなかった。
sha
録音機からはまだ音声が鳴り響く。
静かな森に、その音声は うるさかった。
sha
まだ、…あんな奴ら 好きだというんか?…、
sha
俺は絶対に認めへん。
おれ、…は、…
そんな気持ちいらないんや、…
sha
気持ちは積み重なる、
…なら、…、
そんな気持ちにさせるアイツらを、…
未だにあの軍で 笑いあってる彼奴らを…俺は、
sha
そしたら、…この録音機だって 踏み潰せるに決まってる。
今のこの復讐心は、 彼奴らを嫌いなこの気持ちは
ホンモノだから。
これは、俺という__とによる 復讐劇や。
…きっと、…
この濁った瞳も、引きつった作り笑いも、…この腕の傷も…
優しく笑いかけてくれたあいつも やさしいお前も… 全部、…ぜんぶ
sha
左手にもったひとつの書類を ぐしゃりと握り潰して…俺は歩き出す
__”/-/
sha
後ろから声が聞こえるけれど 俺は無視して前へと進む。
追いつかれたのか、ぐちゃりと 手につく何かを無視する。
__”/-/
__”/-/
__”/-/
そう言う君を置いて 俺は前へと進む。
本当は、君も…君とも…一緒におりたかった。…けどさ、…きみは
sha
sha
sha
sha
sha
そう、…後ろにいる 足がとまってしまっているお前に 聞こえない大きさで言った。
sha