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毎日語り続けた
君が起きるその時まで
🐑
今日も起きないの?
🐑
君も頑固だね～…
🐑
ん？なんだこれ
ある日その子が付けていたネックレスが気になった
何故なら🐝君も似たような物を付けていたからだった
🐑
まぁたまたまでしょ。
そう言ってその件は放置することにした
でもすぐに私は1つ疑問を覚えた
この前言っていた🐝君の話を思い出したのだ
その話の内容は髪で顔を隠した男の子と昔仲が良かった。
と言う話だった
そしてその子と親友の証としてネックレスを買ったと言う。
そしてその子はお母さんらしき人と笑いながら帰って行った
次の日公園に行くといつもいるはずのその子がいなかった。その子は体中に痣があるのが特徴的だと聞いていた
🐑
…痣…
私は痣がないか見える肌のところまで探した
だが無かった
それにこの子は顔ははっきり見えていた
だから
🐑
たまたまだよ。たまたま…
そんなことを言っていると何かｺﾄﾝという音がした
🐑
隣からかな、？
そうして隣の部屋を覗くと
何やら写真立てが落ちていた
そして拾った瞬間
その写真に驚きが隠せなかった
なぜなら
顔の隠した白髪の男の子と🐝君らしき男の子が笑ってこちらにピースをしていたのだから
🐑
…でもほんとに🐝君そっくりだなぁ…
🐝
🐑ちゃ～ん来たぞ～!
🐑
あ、🐝君
🐝
ん？なんだそれ
🐑
あ…隣の子の奴かな、
🐑
落ちて来ちゃって、
🐝
…
🐑
今日🍌君は？
🐝
…
🐝君はその写真を見ると持っていた買い物袋をｽﾄｯと落とした
🐑
🐝君？
🐝
…変わったな…
🐑
え？
隣の子を見た瞬間にそう呟いた
🐝
前髪…切ったんだな…俺が言ったとおりに…
🐑
え…
🐝君は隣の子を撫でながら言った
🐝
絶交しても俺達は変わってないな…w
苦笑いしながら言うとまた口を開いた
🐝
気付いてたのに見て見ぬ振りしてたな…
🐝
ずっと話し掛けようとしてくれてたの分かってたけど無視してた。嫌われるのが怖かったんだ…
🐝
ごめんな…
涙目になりながらその子に語り掛けていた
🐑
何か関係があるの、？
🐝
あぁ…コイツは俺の…昔の親友…
🐑
昔…？
🐝
その写真のとおり、俺とコイツは兄弟のように仲が良かったんだ、
🐝
服も髪飾りもネックレスだってお揃いにしたくらいだしな、
🐝
なのに急にアイツは消えちまった
🐝
あのクズ親と共にな
🐝
その後も俺達は何度かあったけどお互い話し掛けられないまま。このありさま…
🐝
なんて。俺が避けてただけだけどな。
🐝
…、やっぱ気まず…
🐝
俺帰るわ
🐝
それ。買ってきたから食べろよ。
🐝
じゃーな。
🐑
え…
🐝君はここに居づらくなったのかすぐに病室を後にした
🐑
起きなよ…君の親友来てくれたよ。
🐑
ほら…起きて話しなよ、
🐑
昔みたいに笑いながらお話しなよ、
🐑
楽しかったんなら起きてもう一度話しなよ、
🐑
何も知らない私が言えることじゃないけどね…w
🐑
あ…もう夜だ……おやすみ、
そう言って私は眠りについた
眠りに付いたと同時に隣の子の指が少し動いた
次回 🐝君との関係
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