ぬいぬい
皆様、続き書いていくよ!
ぬいぬい
今回は4話になります
ぬいぬい
梅宮さん達の助けによりシーツを洗い終えた
ぬいぬい
そして桜くんをお部屋へ送り届けようとしたが桜くんは浮かない顔をしていて…
ぬいぬい
訳を聞いても中々理由を教えてくれなくてーー
ぬいぬい
ってお話になります
ぬいぬい
ではではレッツゴー
梅宮一
よし、大分綺麗になったな
梅宮一
後はバレないように中に持っていって
梅宮一
俺らのところで乾かせばいいだろ
柊登馬
ま、スペースは空いてるしな
梶蓮
一緒にタオルとかも干せば違和感はないでしょうし
楡井秋彦
俺と蘇枋さんは遥さんの部屋に新しいシーツ敷いてきます
蘇枋隼飛
それじゃお先に失礼します
梅宮一
皆、優しいだろ?
桜遥
うん……
柊登馬
とりあえず、シーツ敷き終わったら戻るぞ
桜遥
戻る………わかった……
柊登馬
遥?どうかしたか?
桜遥
ううん、何でもない!
梶蓮
(何か…隠してるな)
梅宮一
(今の変な間はなんだ?)
柊登馬
(言いたいことでもあるのか?)
柊登馬
遥、怒らねぇから言いたいことあるなら言ってみろ?
柊登馬
お前は今まで我慢してきたんだ
柊登馬
もう我慢しすぎることはないだろ
柊登馬
何でもいいから、言いたいことは口にしろよ
桜遥
…大丈夫だよ!
楡井秋彦
シーツ敷いてきましたよ
蘇枋隼飛
それじゃ、遥くんお部屋戻ろっか
桜遥
(動かない
蘇枋隼飛
遥くん?
楡井秋彦
何かあったんですか?
梶蓮
それがな……
梅宮一
俺たちにも訳を教えてくれないのよ
柊登馬
言いたいことはあるはずなんだけどな
桜遥
だって…俺は将来この国を任される人だから
桜遥
だからわがままは言っちゃいけなくて…
柊登馬
今はそんなの気にしなくていい
柊登馬
お前はまだ子供なんだから
柊登馬
たくさんわがまま言って歳上に甘えろ
柊登馬
今のお前には必要なものだから遠慮するな
梶蓮
とりあえず言ってみろ
梶蓮
わがままかどうかは俺たちが判断する
桜遥
………
桜遥
その…1人で寝るの怖いから…
桜遥
一緒に寝てほしいんだけど…ダメ?
梅宮一
……めっちゃ可愛いお願いなんだけど
楡井秋彦
遥さん、これはわがままじゃないですよ
蘇枋隼飛
これはお願いだからいつでも言っていいんだよ
梶蓮
寝る部屋はどうする?
桜遥
柊お兄ちゃんのとこがいい
梅宮一
どうやら柊の言葉が響いたみたいだな
蘇枋隼飛
でも柊さんなら安心ですね
楡井秋彦
騎士見習いとはいえ強いですもんね
桜遥
柊お兄ちゃん!行こ!
柊登馬
わかったから、引っ張るなよ
3人の部屋に来たよ!
梶蓮
じゃあ、柊さん…遥のこと頼みます
梅宮一
んじゃ、遥お休みなさい
柊登馬
ほら、布団入れ
桜遥
(大人しく柊の横に寝転がる
柊登馬
狭くないか?
桜遥
へーき…柊お兄ちゃんが温かいから
柊登馬
そうか…
柊登馬
もう、寝るぞ…お休み
桜遥
ねぇ…ぎゅってしてもいい?
柊登馬
…構わねぇけど
桜遥
ギュッ(柊に抱きつく
桜遥
えへへ…柊お兄ちゃん温かい
桜遥
パパとママがいたらこんな感じなのかな…
梅宮一
(遥……)
梅宮一
(遥は生まれてすぐ置き去りにされたからか…)
梶蓮
(なんとなく事情は聞いてはいたが…)
梶蓮
(まだ親が必要な年齢なんだよな)
柊登馬
遥、俺たちは親にはなれない
柊登馬
でも兄貴の代わりや親の代わりにはなってやれる
柊登馬
だからいつでも頼っていいんだからな?
桜遥
んぅ……
桜遥
スゥー…スゥー…
柊登馬
って、もう寝てるか
梅宮一
遥、寝ちゃったか?
柊登馬
なんだよ、起きてたのか
梶蓮
さっきの言葉聞いちゃったら寝れねぇっすよ
"パパとママがいたらこんな感じなのかな…"
柊登馬
これから一緒に生活してくんだ
柊登馬
いつか遠慮なんかせず頼ってもらえるようにすればいいだろ
桜遥
スゥー…スゥー…
コンコンコン…(扉がノックされる
橘ことは
梅、ちょっといいかしら…
梅宮一
ことは、ちょっと静かにして
橘ことは
それどころじゃ……って
桜遥
スゥー…スゥー…
橘ことは
なんだ、ここにいたのね
梶蓮
訳は後で話すから
柊登馬
今は寝かせといてやってくれ
次回 隣国からの客






