このお話は、恋愛60%ホラー(事件)40%です。少しホラーが、入っています。
ここは、平塚 総という探偵が経営している秘密の場所だ。
私、音伊夢って書いて、ねいむ。総センパイと一緒に色んな事件を解決しています!今日は、どんな事件が起こるかな✨
女性の貴婦人
すみません。今、お時間ありますか?総探偵さん。
総センパイ
ありますよ。どんな、相談でしょう。
女性の貴婦人
実は、わ、私の、夫が…ああ、ぐ、ぐすぐす…
総センパイ
…大丈夫ですか。泣かないでください。落ち着いてくださいね。
女性の貴婦人
ご、ごめんなさい。実は、私の夫が今日、家に帰ってきたら、頭から、血を流していて…警察に、話すのも怖かったんです。
総センパイ
そうだったのですね。まず、何時頃に帰ったのですか?
女性の貴婦人
はい。今から、2時間前です。誰に言おうか、迷ってたんです。
総センパイ
そうですか。では、次に、ご主人は、どのように死んでいましたか?
女性の貴婦人
そ、それは、パニックで、あまり覚えてませんが、背中にナイフが刺さったまま、うつ伏せで、倒れていました。心臓に刺さっていました…
総センパイ
……そうですか。では、場所を教えてください。時間がある時に、見に行きますので。
女性の貴婦人
〇✕市△区823158です。
総センパイ
ありがとうございます。
女性の貴婦人
では、お願いしますね。
音伊夢
総センパイ…
総センパイ
なんだ?
音伊夢
なんか、今回おかしかったですよね。2時間前に夫を見つけたのに、2時間もそこで、迷うなんて、あまりにもおかしすぎません?
総センパイ
そうだな。俺もおかしいと思った。
音伊夢
ですよね…
総センパイ
じゃあ、そろそろ現場に行くか。処理を出来るだけ早くな。貴婦人が、警察に知らせる前に処理してしまおう。
音伊夢
そうですね。あと、現場に手がかりがあるかも知れません!
総センパイ
行くぞ。
音伊夢
はい!
2人は、現場の手がかりを見つけることが出来るのか。