コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
日が沈む
2人の少女が手を繋いで山へ向かっていく
翔空
翔空
翔空
暁 紅華
これは私が…14歳……いやもっと前かもしれない
もう戻れない現紅柱…暁 紅華の 過去のお話
蝶屋敷
翔空
と紅華を呼びながらかけてくる
翔空だ
翔空
暁 紅華
しのぶ
カナエ
翔空
しのぶ
カナエ
翔空
翔空
しのぶ
カナエ
暁 紅華
翔空
と話を戻す
翔空
翔空
暁 紅華
紅華の育った山だった
暁 紅華
翔空
暁 紅華
暁 紅華
と顔をしかめる
翔空
しのぶ
しのぶ
暁 紅華
翔空
と自慢げに言う
カナエ
カナエ
と優しい声で心配をする
しのぶ
しのぶ
翔空・紅華
まだ日は落ちそうにないがオレンジ色の空が広がっていた
ずっと走っていた
翔空と紅華は何も無いところをずっと
暁 紅華
息をきらしながら翔空に聞く
翔空
翔空
蝶屋敷からその山は距離があり早朝から出てもまだつかなかった
翔空
暁 紅華
上が少し黄色になっている山が見えた
翔空
翔空
といい,紅華の手を握り山に向かって 走っていた
暁 紅華
2人はもう山の中に入り歩いていた
暁 紅華
翔空
翔空
暁 紅華
翔空
翔空
暁 紅華
暁 紅華
翔空
翔空
翔空
暁 紅華
暁 紅華
翔空
暁 紅華
と翔空の方をむく紅華の言葉が止まった
暁 紅華
と震える声と指で翔空の後ろを指さす紅華
翔空
また振り返った翔空の言葉も止まった
首だ
人間の
首だけではない腕や足なども木に吊り下げられていた
翔空
とっさに刀を構える
暁 紅華
翔空
翔空
子供や見覚えのある先輩隊士・同期の頭がぶら下がっている
ここだけでザッと20はあると見える
暁 紅華
暁 紅華
紅華の友達と先輩だ
翔空
この時点で紅華の心が潰れてしまいそう……!
一体どういうこと??暗かったとはいえ……
冷静さのかけない翔空はゆっくりと考える
翔空
暁 紅華
木々の奥にある広がった花畑
例の花畑だった
翔空
…と紅華の手を掴んで進んでいく
ふわあぁっと広がる綺麗な花畑
その真ん中はおぞましい光景だった
広がった花畑に首がない体が円状に並べられていてその体の横に小さな女の子が泣いていた
翔空
翔空
暁 紅華
暁 紅華
と少女の方に紅華と翔空がかけよる
少女
少女
暁 紅華
翔空
2人は少女の前でしゃがみこみ優しく聞いた
少女
少女
暁 紅華
暁 紅華
見た感じ少女は5歳くらいに見えた
暁 紅華
暁 紅華
少女
翔空
少女
少女
少女
カタコトだが少女は状況を説明しだした
少女
少女
翔空
暁 紅華
暁 紅華
少女
少女
と言いながら指をさしたのは山の上に少し見える家……
暁 紅華
紅華の家だ
少女
少女
少女
翔空
翔空
翔空
お話しているとその家の方からもう1人の少女が走ってきた
少女
その少女もまた泣いていた
少女
少女
翔空
泣きながら紅華と翔空の近くに行き膝をついてなく
少女
少女
暁 紅華
暁 紅華
翔空
少女
少女
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
と言うと少女は泣き止んだ……
と言うよりも泣くのをやめた
暁 紅華
泣いていた女の子の雰囲気が変わって紅華は違和感を覚えた
ピリッとした空気が走る
暁 紅華
少女
少女
少女
暁 紅華
少女が振り向きやっと顔をあげた
少女
青い瞳鋭い牙
暁 紅華
翔空
翔空は何かを察したようにもう1人の少女を抱えて後ろにさがる
紅華も翔空について行くようにさがる
…と咲いていた植物の葉っぱが ギュルルルっと伸びて紅華と翔空を 貫こうとする
暁 紅華
とっさに構えた刀で受け流す
翔空
翔空
翔空
翔空は少女を抱えながら風を起こし葉っぱに斬撃を入れる
と離れたところに綺麗に着地する
翔空
翔空
少女
暁 紅華
翔空
と言った瞬間
ザシュッッッ!!!
小さな女の子の首が落ちる
少女
翔空
暁 紅華
鬼
少女の姿をした鬼だ
少女
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
そう涙を流しながらつぶやく
翔空
翔空
翔空
翔空
怒りに震えたと声を出す翔空
少女
少女
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
少女
少女
鬼は両手を前に出す
少女
少女
暁 紅華
暁 紅華
少女
少女
少女
鬼は訳の分からないことを言いながら耳が痛くなるほどの高い声で笑った
暁 紅華
紫苑を殺した鬼
片目に上弦の刻まれた瞳
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
暁 紅華
涙を流しながら切りかかる
暁 紅華
暁 紅華
ドッと地面を蹴りその鬼にきりかかる
暁 紅華
桜舞う斬撃をくらわす
だが鬼は右左下と避ける
少女
少女
鬼は紅華の溝内を蹴る
暁 紅華
ドッ!!
遠くに飛ばされた
少女
と言う鬼に反対から翔空が斬りかかった
翔空
翔空
ギリギリギリッと鬼の爪と翔空の刀が擦れ合う
翔空
翔空
翔空
刀を大きく下に振った
少女
少女
と言いながら翔空に攻撃しようとする
この低さからでは刀の重さ的に敵の攻撃を受け止めることが出来ない
が
少女
翔空の間合いに入った瞬間に手首が切れた
少女
翔空
とニヤッとする
翔空
翔空が少女の鬼に聞く
少女
翔空
すると鬼はニコッと笑い
少女
翔空
……と毒舌同士の言い合いが始まったと思ったら
少女
と言いながら翔空に襲いかかる
少女
翔空
暁 紅華
紅華の呼吸が整わない
暁 紅華
鬼に蹴られだいぶ遠くまで飛ばされた
暁 紅華
紅華はこの時点で肋がおられ戦えない状態なのだ
暁 紅華
紅華がなぜこの鬼を倒したがっているのか
この鬼は紅華の唯一の家族であった妹の紫苑の仇である それに加え妹の姿をして人を馬鹿にして腹が経ってしまっているのだ
暁 紅華
フラフラな紅華は飛ばされた方に
翔空
翔空
少女
少女
と言いながら口を舐める
少女
少女
少女
翔空
少女
翔空
翔空
少女
少女
翔空
暁 紅華
暁 紅華
紅華が叫んだ
少女
少女
もう少しで夜が開けるそれに気づいたのは翔空だけだった
翔空
翔空
少女
暁 紅華
翔空
翔空
少女
少女
暁 紅華
紅華は少女の鬼に向かって刀を構え
翔空
少女
少女