明里は陸に起こった出来事を話した。
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
凪沙ちゃんからしたら
長く片思いしてた相手に
いつの間にか彼女ができてた……なんて
辛いことだよね
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
その通りだ……
涌井 明里
明里は涙ぐみながら頷く。
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
明里の目から大粒の涙がこぼれ落ちる。
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
陸はニコリと微笑んでメニュー表を差し出した。
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
涌井 明里
2人は店から出た。
ザー……と大粒の雨が地面を叩きつける。
涌井 明里
水木 陸
陸は傘を広げた。
涌井 明里
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
明里は陸の隣に並び、傘に入った。
2人は同じ傘に入りながら、道を歩いていた。
涌井 明里
涌井 明里
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
すると陸は黙ってその場に立ち止まってしまった。
涌井 明里
明里も足を止める。
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
涌井 明里
すると陸は明里のことを片手で抱き寄せた。
涌井 明里
ギュ…と強く手に力が入る。
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
水木 陸
ドクン、ドクン……と陸の心臓の音が伝わって感じる。
涌井 明里
今は陸くんの善意に甘えたい__
でも、ダメ……!!
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
水木 陸
凌は傘もささず、びしょ濡れのまま2人を見つめていた。
明里は慌てて陸から離れる。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
凌は怒りか呆れか、表情を変えず言葉を続ける。
涌井 明里
どうしよう
怖い
凌くんが
怖い………
水木 陸
桐山 凌
水木 陸
凌はゆっくり明里の方へ歩み寄る。
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
傘もささず、今まで私を探してくれてたの……?
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
顔が……見れない……
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
違うよ
誤解、してるよ
早く誤解を伝えないといけないのに
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
桐山 凌
そんな、そんなつもりないよ……
明里は何も言えず、涙を流していた。
涌井 明里
涌井 明里
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
やだよ。
もう聞きたくない
これ以上、凌くんに突き放されたくない
やだよ……
水木 陸
陸はそう呟くと、明里に傘を持たせた。
涌井 明里
桐山 凌
陸は黙って凌の方へ歩み寄っていく。
桐山 凌
桐山 凌
涌井 明里
その時、
ドカッ……
涌井 明里
桐山 凌
陸が凌の顔を勢いよく殴った。
桐山 凌
凌は1歩後ずさりながら、陸を睨みつける。
水木 陸
水木 陸
水木 陸
涌井 明里
桐山 凌
明里の顔は涙でぐちゃぐちゃになっていた。
水木 陸
水木 陸
水木 陸
水木 陸
桐山 凌
陸は凌に背を向け、明里の腕を掴んだ。
水木 陸
涌井 明里
水木 陸
水木 陸
陸は無理やり明里のことを引っ張って歩いていった。
涌井 明里
凌くん……
私たち、もう元には戻れないのかな
私と凌くんの間には
深い、深い溝が出来ちゃったみたいだよ。
コメント
5件
え!94話で終わりですかー?残念、、、続きめっちゃ見たいです!お願いします!
これマジでアニメ化してほしい
陸くんカッコイイ... どっちの気持ちもわかるけど... 明里ちゃんの気持ち、分かってあげて....