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終わらない英雄譚

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終わらない英雄譚

3 - 終わらない英雄譚【第二章】

♥

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2021年05月23日

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【第一章】 スケルトンに撃ち殺されそうになったえんちょう。を 自らの命を絶ち救命した 鳥のパーカーの青年を ここに賞賛する。

ぺんと

っ!?

ガバッと慌てて飛び起きる。見慣れた部屋。ここは拠点の自分の家の中だ。心臓に手を当てる。何処も怪我していない。正常に動いている。

ぺんと

は、え.....?また....?

ぺんと

怪我はしてないし、殺された時の記憶もある。前回も今回のやつも、夢じゃ無かった筈だよね....

ぺんと

え?まさか幻覚!?

混乱する頭を必死に回転させる。 何故生きているのか。ゾンビの時も今回のスケルトンの時も、自分はえんちょう。を守って死んでいる筈だ

ぺんと

なんで.....なんで、リセットされてるの.....?

えんちょう。

何が?

ぺんと

うわぁぁあぁ!!

えんちょう。

ぺんてぃうるさいよ

ぺんと

え、えんちょう。!?なんで居るの?え、俺ちゃんとドア閉めたよね?

えんちょう。

いちゃ駄目なんですか〜?

ぺんと

あ、いや、別にいいんだけど....

えんちょう。

だって〜、ぺんとさん呼んでも返事しないんだもん〜

ぺんと

え、嘘、呼んでました?

えんちょう。

うん。2回くらい

ぺんと

ごめん、聞こえなかった....

えんちょう。

ホントだよ〜、呼んでも来ないし、ドア開けて入っても気付かないし、独り言言ってたけど悩み事?

ぺんと

え、あ、いや?何でもないですよ?

えんちょう。

声上擦ってるよ

ぺんと

う.....いや、本当に何でもないよ。ただ、嫌な夢を見ただけだから

えんちょう。

本当に大丈夫かい?相談なら乗るよ?

えんちょう。は本当に優しい。何時もあんな感じだけど、変化には1番早く気付く。だからこそ、その優しさが今は痛い。 えんちょう。の事で悩んでるなんて言えない。この事は秘密にしよう

ぺんと

大丈夫、ありがとね

えんちょう。

うん。で、今日はエンチャント本欲しいから釣りするんだけど

ぺんと

はい

えんちょう。

今いぬたぬきさんが準備してくれてて、自動釣り機の材料足りないから先に釣っててって

ぺんと

なるほど?今回は何釣る予定ですか?

えんちょう。

勿論無限の弓矢。射撃ダメージ増加とフレイム付いてたら完璧

ぺんと

おっけ〜、釣るぞ〜!

えんちょう。

ぺんとさん、釣れました〜?

ぺんと

えっと.....鮭3匹です!

えんちょう。

全然釣れてねぇww

ぺんと

wwwww

いぬたぬき

俺もそっち混ざりたいよ〜

えんちょう。

駄目ですよ、頑張って作って下さい?

いぬたぬき

ヒドイよ!

ぺんと

wwww

いつものように会話して笑い合う。純粋に楽しい。この時間が幸せで好きだ。だから、この時間を守りたい

ぺんと

あ、ん?これは.....?

ぺんと

あ、フレイムです!!

えんちょう。

おぉ〜、ナイス〜

ロストすると怖いのでとりあえずえんちょう。に渡して持ち場に着く。

えんちょう。

あ、ぺんとさん、これちょっとチェストに入れてきて欲しいな

ぺんと

おっけ〜

そう言ってえんちょう。から荷物を預かり、顔を上げる。途端に血の気が引く。川から顔を出す殺意の塊。トライデントを構え此方を捉えるドラウンド

ぺんと

まずい、えんちょう。!

えんちょう。

うわっ

えんちょう。を引っ張り、ギリギリの所でトライデントを避ける。いや、避けきれずに腕を切った

ぺんと

いった.....

えんちょう。

ぺんてぃ大丈夫!?

いぬたぬき

え、何ドラウンド?

えんちょう。

トライデント持ちのやつ。今すぐ逃げる

いぬたぬき

OK、俺もそっち援護しに行くわ

一旦逃げる。だが、そう簡単には行かないのが世の摂理というもの。えんちょう。の足をトライデントが掠めて地面に突き刺さる。

えんちょう。

い"っ....

ぺんと

えんちょう。!

体勢を崩し、2人で倒れ込む。まずい、このままだとえんちょう。が殺られてしまう。

えんちょう。

うわ、陸に上がってきた....!

まずい、間に合わない。相手は燃えてでも此方を殺そうとしている。頭に浮かぶ死の映像。貫かれたえんちょう。の鮮血が自分にかかる、そんな未来。そして、思い出す

えんちょう。

え、ぺんと?!何やってんの!?

ぺんと

えんちょう。を守らないと!

えんちょう。

馬鹿、ぺんてぃが死んだら意味無いだろ!!

こちらに手を伸ばすえんちょう。 でも、知っているんだ。ここで俺がえんちょう。を助けて、またリセットさせるんでしょ?だったら...

えんちょう。

ぺんと、後ろ!!

ぺんと

ぐっ.....!

俺の体を深々と貫き、えんちょう。の鼻先数cmで止まったトライデント。えんちょう。を庇うようにして間に居たから何とかえんちょう。は無事だ

いぬたぬき

えんちょう。!ぺんと!!

ぺんと

ゲホッ、ゴホ....ッ

いぬたぬき

まずいよ、早く手当しなきゃ....!

そう言って救急セットを取りに行くいぬたぬき。どうせ、間に合わない。えんちょう。は此方を呆然と見つめている

えんちょう。

なんで....

ぺんと

ごめ、えんちょ...

えんちょう。

俺のせいだ....ごめん、ごめんぺんと

ぺんと

え、ん

えんちょう。

ねぇ、ぺんてぃ

悲哀に満ちたその瞳。今にも泣き出しそうな顔。いや、泣いているのかもしれない。えんちょう。の目には薄らと膜が張っていて

えんちょう。

置いて、いかないでよ.....

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コメント

5

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やばいよ…色々と… てか、鮭3匹です!は、流石にツボったwww

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