たくましく
m.
こさめちゃん。お母さんはいつまでも大好きだよ。
k.
こさめもお母さんのことだーいすきっ!
俺の妻はがん闘病中。
毎日息子のこさめに愛の贈り物をする
n.
ほら寝るぞ笑
深夜を回った頃。啜り泣く声がリビングから響いていた。
m.
ッゔ、ひぐッ、゙げほッ、゙、!
倒れかかる妻を見て手を差し伸べる
n.
おいっ、大丈夫か…?
m.
なッぢゃぁッ゙、!
m.
わすれッ゙、忘れッ、ないでッ、゙…!!
m.
怖いッ、゙助けてッ、゙゙…!
俺のパーカーに顔を埋めて嗚咽を零す姿に酷く心が痛くなる
n.
大丈夫だよ。忘れない。いつまでも一緒だよ(抱締
m.
うわぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙んッ、゙!!
泣いてないて声がかれるくらい泣いて。 三日後君は亡くなった。
みこと。
n.
こさめ。みことはいつもどこにいるの?
k.
こさめの心の中!
n.
…!そうだな笑
今日もこさめは君を思い出して生きてるよ。
k.
大好きなお母さん。そっちでゆっくりしててねっ…!
そうつぶやき、君のボイスレコーダーが入ったクマのぬいぐるみを隣に置くこさめ。
君の教えのお陰で心優しい子に育ったよ。
n.
おやすみ。
k.
おやすみぃっ!
いつまでも。いつまでも。
俺らのそばに居てください。
m.
ふふっ笑
m.
もちろん。(口付