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今日は、まふの誕生日だ。

でもプレゼントとか正直わかんないし、妹に手伝ってもらう。

まふに似合いそうなアクセサリーを買いに行こうと思うんだけど…ひとつ、問題がある。

買っている所をまふにみられたら、愛が重いまふは確実に浮気と勘違いするだろう。

まふに絶対に見られないようにするため、その事を妹に伝えてから

周りをよく見て動く事になった。

srr

………あ、おーい!ここここ!

あ、お兄ちゃん!

ほら、私のおすすめのところあるんだよ!

srr

お、じゃあ底つれてって?

うんっ!まふまふさんに似合うと思うの!

srr

ほんと?じゃあそこがいいね〜

妹がお兄ちゃん大好きー!!っていうオーラを出しまくっているため

どうしても距離が近くなってしまうのは…仕方ない、よな。

ここだよ!

srr

え、結構おしゃれ……

srr

俺ここ見た事あるわ

ほんと!?

っていうか、まふまふさんいない?平気?

入る時と出る時が一番重要だよ。バレやすい

srr

……………

周りを見渡す。

まふらしき人物はいなかった。

srr

平気!いない!

ほんと?じゃあ行くよ〜

自動ドアが開くと………

沢山のアクセサリーがあった。

本当に沢山のアクセサリーがあったが、

その中でひと目見た瞬間まふに似合う、と思ったものがあった。

小さな宝石のついたネックレスだった。

srr

これ…似合いそう!

おっ、お兄ちゃんなかなかセンスいいじゃん!

srr

だろ?

srr

まふがかっこいいし可愛いから何でも似合うの

srr

それを俺が把握してるんだよ!

絶対これまふの前でなかなか言わねえぞ。

はは、デレデレじゃんw

srr

ラブラブだからな

ラブラブなのは間違いない()

ふふふwww

じゃ、お会計してきて

srr

おう!

数分後……

店員

ありがとうございましたー

srr

はい〜

お兄ちゃんわざわざぺこするんだ

srr

まあ、一応

優しいね〜

じゃ、出よっか

ガラララララ……

srr

やっと終わったー!

お店にいたのも少しだけだけどねwww

srr

家から近かったしあんま歩いてもないwww

それはお兄ちゃんでしょ、私は遠いのw

srr

そう?ww

そうして道を歩き始めると、前方には……

背が高く、白髪で綺麗な赤い切れ長な目。

…やばい。まふだ。

srr

まって、まふいる

え?嘘?早く隠れないと!

サッ、と二人で隠れたが、バレたようだった。

mfmf

……そらる、さん…?

srr

……………ま…ふ…

………………

mfmf

誰、ですか……っ!!!!

ダッ!!!

まふは逃げてしまった。

srr

まふ!!待って!!

mfmf

嫌です!!

まふの方が背が高いため、勿論俺より足も長い。

しかも痩せてるし、走るの速すぎる。

俺らは同棲している為、鍵が開かない事はないだろう。

…………チェーンかけられてたら別の話。

srr

なあ!まふ!!開けろ!!

mfmf

…………やです

srr

ほんとに誤解なんだって

mfmf

幸せそうな顔してたじゃないですか。

mfmf

その後っ……僕を、みつけっ………て……………グスッ………

やばい。泣かせた。

srr

な、ほんとなんだって!!

mfmf

………………っ…

合鍵使うしかない。

ガチャン……

mfmf

何で入ってくるんですか!!!!

srr

誤解だって言ってんだろ、だから!!

mfmf

どこが誤解なんですか!!!

mfmf

どうせ、愛が重い僕なんか捨てられたんでしょ!!!

mfmf

わかってます、わかってるけど…っ……

mfmf

本人の口からは、聞きたくない……

srr

違うよ、

srr

ねえ、まふ、話を聞いて。

mfmf

やです……

srr

違う、別れ話じゃない!!

mfmf

なんで…ですか…………?

mfmf

浮気してたんじゃないんですか、可愛い女の子と!!!

srr

っ…………!

今、一番つらいのはまふなはずなのに

妹が可愛い女子と認識されてた事に今、なぜか今嫉妬してしまう。

srr

うるさいな!!

mfmf

!?!?

mfmf

なんなんですか、誤解じゃないんですか!!

srr

誤解だって言ってんだろ………

mfmf

…………もういいです

srr

…は?

ダッ!!!!!

だめだ、また逃げられた

鍵閉めときゃよかった……!

俺は急いで鍵を閉め、全力で走りまふを探した。

srr

っ……まふ………!!

_____________

探し出して、30分位経っただろうか。

もう諦めるしかないのかと、もう嫌われてしまったんではないかと思う。

でもそうなっていないように願い続けて

ただひたすら、信号機と部屋の光で美しい夜景を描く街を走った。

俺は何も考えずに走っていた。

そう、信号の赤色など気にもせず……

mfmf

そらるさん!!!!

srr

え?まf

キィィィ!!!!ドンッ!!!!

srr

まふ!!!!!

女性

キャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!救急車よ!!早く!誰か!!

srr

まふっ!!まふぅ…っ………

mfmf

そらる…さ…………

srr

うん、そらるだよ、俺だよ………

srr

なんで俺なんかの為、に……っ……

mfmf

ね…そらるさ……ん…?

srr

なに………

mfmf

さっき、の…ほんと、のいみ

mfmf

おしえて…………

srr

まふへのっ…プレゼント、、

srr

一緒に選んでもらってた………

mfmf

そ、だったんですね………

mfmf

ごめんなさ…………っ……

srr

ま、まふ!!!

それから数十秒。

まふはギリギリ意識があった。

その横断歩道は病院から近い場所にあったため、

救急車はすぐ来た。

俺は救急車に同乗し、病院までついていった

まふは手術中だ。その間に、浦島坂田船やluz、天月など他にも沢山の歌い手が集合した。

skt

ね、そらるさん…?

srr

なに、さかた

skt

まふ……平気、かな……

涙目で俺に問う坂田。

逆に俺がききたいくらいだけど、今の状況でそんな事を坂田に言えない。

srr

うん。

srr

きっと、まふなら平気だよ……。

lz

そらるさん、、、

lz

泣いて、いいんですよ

srr

っ……るせえ……

srr

泣きたく、ないの…!

lz

なんで?

srr

泣いたら、もうまふがいなくなったみたいじゃん……!

lz

でも、不安なら泣いていいんですよ

srr

やだ…俺がいやなの……

lz

……そう、ですか…

ガラララララ……

赤色に光っていた『手術中』の文字の色が消え、横開きのドアが開いた。

医師

……………

srr

あの……!

srr

まふ、は…………?

医師

まふまふさんは……

医師

なんとか、一命をとりとめました。

歌い手一同

!!!

医師

ですが……記憶が、曖昧なようです……。

医師

一定期間の記憶障害です。頭を強く打ち付けたせいか……

srr

え…………

skt

じゃ、じゃあ僕らの事は……

医師

覚えていない可能性が…高い、です……。

医師

と、とりあえず

医師

明日には麻酔が切れていると思いますので

医師

明日また、お越し下さい。

そう告げられ、俺らは大人しく家へ戻った。

まふは普段家に居るから(ひきこもり)

まふのいない家に帰るなんてそうそうなかった。

もしかしたらこれが初めてかもしれない。

………寂しい。辛い。痛い。寒い。

横に、まふがいない恐怖感。

俺が仕事で出掛けている時、まふが感じていたのはこれなんだ…と、初めて理解した。

ごめんね、まふ。俺が一人で買いに行けばよかったね。

ごめんね、まふ。心配させてごめんね。

ごめんね、ごめんね、ごめんね。

ごめんねじゃ伝えきれないほど、ごめんね……。

もしまふが

srr

俺を、忘れていたら……?

そんな事、予想もつかなかった。

どうしよう、忘れられていたら。

でも、まふの記憶障害は一定期間だ。

きっと、忘れていても思い出してくれるはずだろう。

でも、ずっと思い出されなかったら?

俺と泣いた時間も

俺と笑った時間も

俺も遊んだ時間も

全部全部、まふの記憶から消されていたら?

そう考えると涙が溢れてきて。

srr

ま……ふっ………ぅうっ………

誰も横にいない寒い空間で、ただひとり泣き続けた。

〜次の日〜

ガラララララ……。

urt

……病院、ついた…

今日は俺、坂田、うらたくんのメンバーで来た。

医師

来てくださいましたか。どうぞ、こちらへ。

医師

まふまふさんはもう起きていらっしゃいます。

ガラララララ……

srr

ま……ふ…………?

mfmf

……………?

mfmf

うらたさん……

urt

え、俺の事わかる?

mfmf

わかります……けど……

urt

……けど?

mfmf

他の方が、わかりません…………

urt

……え?

urt

赤髪と青髪?

mfmf

……はい

urt

…嘘だろ

mfmf

…ごめん、なさい…………

srr

………………

忘れられてる。

まふは、全く目を合わせようとしない。

人見知りだからな。完璧に忘れられてる。

srr

……ちょっと、話させて。

urt

…じゃあ俺ら出てるわ

skt

…うん

ガラララララ……。

srr

……まふ。

mfmf

……こんにちは………

srr

…俺ね。まふが記憶なくす前、まふと付き合ってたの。

mfmf

…………え?

srr

恋人同士、だった。

mfmf

…嘘、ですよね?

srr

いや、嘘じゃない。本当。

mfmf

…………………ごめんなさいっ………!

srr

え、まふ?

突然まふが泣き出した。

mfmf

あなたのこと……わかる気がするのに……

mfmf

思い出せそうな………ヒック、気がする……のにっ……!

mfmf

大切で、横にいないと不安で……!

mfmf

ずっと探して……た………大切な……っ…人な、気がするのにっ……!

srr

………!

どこかで、俺との記憶を覚えてくれてる。

横にいないと不安で、すごく大切な人だと思うと伝えてくれた。

srr

…俺もね……

srr

まふが横にいないと不安だし…すごくすごく、大切なんだよ……

mfmf

忘れちゃって、ごめんなさい……っ

srr

ううん……

srr

いつか絶対、思い出すよ……

mfmf

………絶対、思い出します……

数年後………

mfmf

そらるさーん!

srr

お、まふ!

mfmf

今何考えてたんですか?桜の木見上げてにこにこしてましたけど

srr

え、俺そんなキモい顔してた!?

mfmf

いやいやw

mfmf

そらるさんは元がかっこいいのでなにしても平気ですよ

mfmf

さ、何考えてたんですか!

srr

………昔の事。

mfmf

…昔って?

srr

…まふが記憶を亡くした頃の事かな。

mfmf

あの頃ほんっとすみませんでした………

srr

いいんだよ…もう。

mfmf

…………ごめんなさい

srr

…ううん。いいよ。今の記憶を作ってけばいいじゃん、な?

あの事故の後、まふは思い出すはずだった俺の事を思い出しはしなかった。

号泣するまふに、『ここから俺らの記憶を作ってけばいいよ』ってなだめた。

mfmf

…ほんとそういうとこ好きです

srr

こちらこそ。

mfmf

…ばーか

srr

…は?w

mfmf

なにデレちゃってるんですか人前で

srr

人前っつっても今皆遊びいってているのはそこの坂田くらいだけどな

skt

ほんと僕空気

坂田『解せぬ』

おはこんばんちには!蓮愛です!!!

真夜中に上げてすみません()

今回、リア友の

蓮奈まる。@坂田家

からのリクエストで、初のsrmfを書いてみました…!

私はmfsr派なのですが、蓮奈はsrmfなんですよね〜((

腐ストーリーかくの苦手でして……

今度蓮奈に書かせようかな(

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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コメント

4

ユーザー

ねぇぇぇぇ!し んでくるわ

ユーザー

いえいえです(?)

ユーザー

あ、ありがとうございます(?)

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