主の京極組の空想集

過去回想

昔の俺は笑顔も感情もなくどうしようもなかった

2歳で一人ぼっちになって俺はずっと孤独だった

施設で力をつけていったらいつのまにか施設にはいられなくなった

そうして一人で半グレを増やしているうちに

いつのまにか愚連隊の頭になっていた

そうしているうちに俺は千尋と出会った

千尋にたくさんの愛をもらい、俺は愚連隊を辞めようとも思っていった

愛というのを、笑顔を教えてもらえたから

俺を唯一愛してくれたから

そんな時事件は起きた

千尋が敵対してた組織の園部とでくわした

数分後

電話の音　ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

我妻が向かっている間

園部と千尋を引き離す ﾄﾞﾝ！！！

数分後 (戦闘はカットしました。すみません)

数分後 (戦闘はまたしもカットしました。ホントにゴメン！)

我妻が園部にトドメをさす ﾊﾞｧﾝ！！！！！！

「戒炎」だ

そうして俺は両親から必死に許可をもらい

千尋と結婚した

そして、千尋は息子の真也を産んだ

その間半グレに襲われることは何度もあったけど

戒炎の奴らが護衛についていたから何とかなっていった

あの時命かけて園部と戦ったアイツが頭になって

戒炎はいい方向に進み

アイツはたくさんの奴を戒炎に誘い、救った

麻生、緋田、角中、上堂、榊原、遊馬

榊原はガンだったがアイツがいい病院を見つけて

無事、榊原のガンは治った

そうしてアイツはいろんな奴を味方につけて

戒炎を町を守る自警団にまで作り上げた

愚連隊だった存在が自警団

ほんとすげぇよ

組織を辞め、千尋と結婚し、真也が誕生して

もう俺らを襲う半グレは誰もいない

家を買い、隣同士だった京極組の組長五十嵐さんと仲良くなり

京極組とも仲良くなった

俺は今、とてつもなく幸せだ

俺は今…幸せだ

もう何にも縛られず縛られることはない

過去にはもう…縛られない

だが、お前はどうだ？

お前はまだ縛られてるのか？

なぁ

仙石薫