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#暗め
○○side(語り部)
季節は巡り、月日はあっという間に過ぎていった。 気づけば私たちは五年生になり、後輩たちを迎える立場になっていた。 一年生の頃は右も左も分からず、毎日が新しいものの発見だったのに、 今となってはそんなことはない。 今では学園の中を迷わずに歩ける。
そんなある日のことだった。
土井先生
○○
土井先生
そう言い、土井先生から書類を受け取り、六年生がいる長屋へ。
乱太郎
きり丸
○○
○○
きり丸
○○
乱太郎
○○
学年が上がるにつれ、先輩たちに会うことは少なくなった。
○○
自然とそんな言葉がこぼれる。 やがて見慣れた長屋が見えてくる。 私は障子の前で止まり、声をかける。
○○
中から賑やかな声が聞こえてくる。
潮江 文次郎
立花 仙蔵
七松 小平太
その瞬間、障子が思い切り開いた
七松 小平太
その声に反応し、長屋の中から次々と人が顔を出してくる。
中在家 長次
食満 留三郎
立花 仙蔵
潮江 文次郎
委員会や授業でたまに会うことはあったが、全然会っていなかったため、すごく久しぶりな感じがする。
潮江先輩、立花先輩、中在家先輩、七松先輩、食満先輩、善法寺先輩。
みんな二年生の時より大人っぽくなって…頼もしい先輩だ。
七松 小平太
七松先輩が豪快に笑う。
食満 留三郎
食満先輩も感心したように頷いた。
○○
私が苦笑すると…
潮江 文次郎
中在家 長次
立花 仙蔵
善法寺 伊作
みんなの後ろから姿を表したのは、伊作先輩だった。
私は思わず息を呑む。 久しぶりに見る伊作先輩は、二年生の頃よりずっと、背が高くなっていた。
六年生らしく、大人っぽくなった印象。
だけど…。
善法寺 伊作
善法寺 伊作
○○
善法寺 伊作
七松 小平太
食満 留三郎
先輩たちにからかわれ、伊作先輩は少し困ったように笑った。
善法寺 伊作
善法寺 伊作
その言葉に顔が熱くなる。 それを隠すように、慌てて視線を逸らした。
○○
○○
私が差し出した書類を先輩が受け取って、先輩たちは楽しそうに笑っている。
変わったものはたくさんある。 学年も、背丈も。立場も。
○○
こんなに久しぶりに会えたことがこんなに嬉しいなんて。
また、新しい1年が、始まった。
コメント
1件
読み終えました!久しぶりに六年生の長屋を訪れる場面、すごく温かい気持ちになりました。みんなの「大きくなったな」という言葉の一つ一つに、見守ってくれている愛情が感じられて。特に伊作先輩との再会シーン、○○ちゃんの照れ隠しで書類を差し出すところが可愛かったです。変わったものと変わらないもの、その両方を描くことで、成長の瑞々しさが際立っていました。新しい一年の始まり、素敵ですね。