/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
今日は授業が無く、私は家の手伝い兼バイトをしていた
透
薫ーチョコバナナパンケーキ1つとイチゴパンケーキ1つー
薫
はーい
透もここでバイトをしてる
カランカラン
透
いらっしゃいま…
透
お…
楓
あら？貴方は…
透
…どうも
透
空いてる席にどうぞ
透
……ふ…
透
薫ーちょっと注文取ってきて
薫
んー？はーい
薫
あれ、楓さん
楓
！か…薫…？
楓
なんでここに…
薫
ああ、実家なんですここ
楓
ええっ？そうなの？！
薫
はい
薫
この裏に家があるんですよ
楓
へ…へぇ…
薫
楓さんは何故ここに…
楓
ちょっと買い物に来てたから…
楓
休憩しようと思って
薫
そうだったんですか
薫
ご注文はお決まりですか？
楓
あ…えっと…
楓
アイスミルクティー1つ
薫
はい、かしこまりました
母
あら、お友達？
薫
大学の先輩
母
そうなんだ〜
母
じゃあお話してこれば？
薫
え？
母
もうピーク過ぎたし透くんもいるし
透
ははは…
透
行ってきなよ薫
母
お代もいいから
母
はい、アイスミルクティー
薫
…もう…分かったよ
コトッ
楓
ありが…
薫
よいしょ…
楓
え…あ…お仕事は…
薫
もうお昼過ぎましたしお客さんそんなに来ないので大丈夫ですよ
薫
それに透もいるし
楓
………えっと…
楓
薫といつも一緒にいる男の子よね…？
楓
どうゆう…？
薫
ああ、ただの幼馴染ですよ
薫
…それに透も私と同じなので
薫
恋愛とかは無いです
楓
そ…そっかぁ…
薫
………
薫
ｼﾞｰｰ
楓
……な…なに…？
薫
楓さんって本当に私が初めてなんですか？
薫
好きになったの
楓
そう…よ？
薫
へー…
薫
(こんな美人なのに……意外…っていうかまぁ、仕方ないのか…)
由紀
あれ、薫サボりかー？
お店の奥から私の妹である由紀が歩いてきた
薫
お母さんには許可とってるよ
由紀
本当に〜？
由紀
えーっとそちらの美人な方は…
由紀
ああ、もしかして楓さん？
楓
は…はい
由紀
こんにちは、妹の由紀です！
由紀
薫からはいつもお話聞いてますよ〜
楓
…え？そうなの？薫
薫
…まぁ…
楓
ふふ、そっか
由紀
あ、やばい遅れちゃう！
由紀
じゃあね、楓さん、薫！ごゆっくりー
薫
気をつけて行くんだよー
薫
…すみません騒がしくて…
楓
ううん、別に大丈夫よ
楓
…私の事はご家族になんて言ってるの？
薫
え？
薫
うーん、最近髪が綺麗で背の高い美人な人と友達になった…って
楓
！……
薫
……？
楓
いや…その…そんな風に思ってくれてたなんて思ってなかった…から
薫
…楓さんって凄く分かりやすいですよね
楓
へっ？そ…そう？
薫
耳が凄く赤いです
楓
えっ…あ…っ
恥ずかしそうに下を見て髪の毛を撫でる仕草 多分楓さんの照れ隠しの癖なんだろう
薫
……
薫
(多分、好きって思ったりすると…こうゆうのも可愛い…って思うんだろうなあ…)
薫
……やっぱり
薫
(私には無縁だ)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ