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コメント
3件
あと少しで🌸ちゃんが!!!!📢くんがどうにかしてくれることを祈ります!!!!
やっぱすき!もう大好き!桃くんしなんといて😭紫くん😭頑張ってくれ、、ハッピーエンドになることを願います。次回も楽しみにしています!!
うわ、このエピソード…胸がぎゅっとなりました。イルマが洞窟で何かを掘り起こす冒頭からもう引き込まれましたね。あの瓶、もしかして桜の花嫁を救うためのものなのかな…でも「酷い悲しみ」が同時に襲ってくる描写が切なかったです。 桃の「生贄になる覚悟、あるんだよ」って台詞、すごく重いのに凛としていて印象的でした。イルマが机の下で手を重ねるシーン、優しさが滲んでて…「ありがと」の一言に全部詰まってる感じがしました。 花献の儀が近づいてきて、残された時間の少なさがひしひしと伝わってくる回でしたね。次が気になります!
紫 side
真夜中
外では、冷たい豪雨が降り
雷が鳴り響いていた
春だというのに肌寒い
そんな状況下俺は
薄暗い、国の隅に隠された洞窟にいた
イルマ
何時間も掘り起こして
やっと見つけた
ある液体の入った何本もの瓶たち
間違いなく…これは、
イルマ
心臓の音がうるさかった
あいつの顔が脳裏に浮かんで、確かな希望を覚える
そして…
達成感と同時に襲ってくるのは、酷い悲しみだ
イルマ
俺は、しばらくの間その場から動けずにいた
ずっと、その瓶たちを抱えたままで
桃 side
ラン
スチ
ラン
数日前
奏桜の花びらが、完全に散った
今あるのは痩せ細った気の幹と枝だけだ
完全に寿命によるものであった
その影響で、天候は荒れ狂い
作物は思うように育たないでいる
数百年前に桜の花嫁が生贄になったときと
全く変わらない状況であった
イルマ
ラン
イルマ
イルマ
イルマ
ラン
絶望的な状況の中でも唯一の利点と言ったら
あの舞踏会以来も定期的に起こっていた軽い戦争が
天候を理由に不可能になったこと
おかげでいるまやなつも、命が危険な状況になることは避けられていた
イルマ
スチ
ラン
ラン
スチ
ラン
知ってる
私がこう言うたびにすちは悲しそうな表情をして
いるまは何も言わずにこちらを見つめてくることを
でもね、もう
ラン
私は2人が想像している以上に
今は…朽ちることを恐れてはいなかった
イルマ
イルマ
静かになった間を埋めるように、いるまがそう言う
ラン
イルマ
ラン
イルマ
ラン
今、私が1番嫌なのは
この頭を撫でてくれる優しい手から
もう少しで、離れなければならないことだった
コサメ
ラン
ラン
食堂に行くと、すでに食事を始めているこさめたちがいた
ほとんどの姫や王子はすでに食事を終えて、自室に戻ろうとしているところであるが
きっと私たちと同じように、専属騎士の帰りを待っていたのだろう
ナツ
コサメ
ナツ
コサメ
ラン
実際あんなに楽しそうに笑い合っている
ラン
イルマ
こんな微笑ましい空気を見れなくなるのも
友人たちと離れることになるまでも
あと少し
そして…
コサメ
ラン
ラン
コサメ
花献の儀(かけんのぎ)
国中に桜の花嫁が誰なのかを発表する日が
近づいていた
ナツ
ラン
ラン
言ってる方もあまり実感はないけれど
花献の儀があるということは、まだ知らないはずのみんなに
私が生贄であることが、知れ渡るということだ
ここにいる、大好きなみんなに
ミコト
スチ
すちが苦しんだ表情のみことの手を優しく握るが
らん自身はそれに気づかなかった
生贄になること自体に、もう恐れはない
生きる意味を見失ったあの頃とはもう違う
ただ後は、みんなへの未練が募っていくだけ
ラン
私がいなくなっても
ずっとずっと、幸せでいてほしい
何気ないことで笑い合って
今の苦しい状況も
何もなかったかのように
過ぎたことのように笑える日がこの国に訪れるなら
桜の花嫁の本望だ
ラン
不意に隣からの視線に気づいて尋ねてみるけど
イルマ
そう濁される
なのに机の下で、静かに
私の手にいるまの手が重なった
ラン
イルマ
私の心を汲み取ってのことだろう
その優しさに触れるたびに、また一つ何かに惹かれる
ラン
いるまが隣にいてくれるのなら
今の私は…きっと、大丈夫なのだ
#いるらん
かは
2,043
#s k f n 様