テラーノベル
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一週間.
空白が大きすぎるほど, 気まずく感じる.
前より距離があるように思えるのは, 何でだろう..
テヒョン先生と話さなくなってから一週間たって.
相変わらずジナは, テヒョン先生に話しをせがんで,
委員長は相変わらずよくわからない話ばっかりで,
何一つ変わらない.
でも, 一つ変わったことと言えば..
𝐻𝑜𝑠𝑜𝑎𝑘.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑌𝑢𝑤𝑎.
𝐻𝑜𝑠𝑜𝑎𝑘.
.. うるさそうな人がクラスに来た事, ただそれだけだ, 変わったことと言えば.
食中毒により, お腹を壊したホソクさんと言う人が復帰したのだそう.
僕も勿論絡まれた, なんとか, 頭が黄金じゃん!! 的な多少として理解不能な絡み方をされ.. 金髪にしたことをすこし後悔する.
ゆわさんは他校に彼氏ができたと浮かれていて,
委員長は相変わらず恋愛に疎いのか, 恋愛の定義について考えている.
何も変わらない. 何も変わらないそんな日常的な日に, 学生である僕たちの耳に大きなニュースが飛び込んできたのである.
𝐻𝑜𝑠𝑜𝑎𝑘.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝐻𝑜𝑠𝑜𝑎𝑘.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
"宇宙の原理と起源について"という難しそうで分厚い本を読みふけっていた委員校は, 自分のこよなく愛する読書の時間を,
ホソクさんに邪魔され, 普段は温厚なのにむかついたのか, 多少として毒舌が飛んでいるような気がする.
誰に対しても公平で優しい委員長だけれど, ホソクさんに対しては何故か人五倍ほど厳しい事に最近気づいた.
𝑌𝑢𝑤𝑎.
𝐻𝑜𝑠𝑜𝑎𝑘.
言いかけているホソクさんをかまわず, 一気に教室内が驚きの声に包まれる.
可愛い子希望だと一斉に祈り始める男子や, イケメンを想像しては倒れそうになっている女子達, 指名制のキャバクラでもあるまいに..
テヒョン先生への気持ちが切れた途端に, 教室の様子というものが客観的に見えるようになってきた気がする.
テヒョン先生を見るたびに泣きだしそうになるこの気持ちの正体を知ろうとは思わない.
その気持ちの真意に気づいたとたんに, 多分僕は今度こそ駄目になってしまうだろう, 叶わない恋心程辛く恐ろしいものは無いのだから.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑌𝑢𝑤𝑎.
幸せそうな恍惚とした表情を浮かべて, 宇宙の原理の難しそうな本の表紙を撫でて満足げな笑みをみせる委員長に, ゆわさんは冷静に突っ込む.
転校生か.. 別に興味も何も浮かばない..
トイレに行こうとして廊下に出たら, テヒョン先生に話をせがんでは楽しそうに会話するじなの姿を見つけてしまう.
でも無言で通り過ぎた,
テヒョン先生はちらりとこちらを見ただけで, 何も言わない, ただじなの話に耳を傾けて微笑むだけ.
.. もう好きじゃない. 好きじゃない.. けど.
廊下をすれ違うだけなのに, 何故こんなにも胸が.. 苦しいんだろう.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
綺麗なサラサラの黒髪ショートをさらっと手で払い, 軽くお辞儀をする転校生は, 大邱訛りのある綺麗な声をしている.
どことなくツンとしていて, 冷たそうな態度だが, 綺麗で整った顔立ち, 変に化粧する事も無く, 尖らせた唇は仄かに赤い.
クラスの男子は諸共惹きつけられる, それをよく思わないのが女子だ.
.. ミンユンジ, さん.
確かに可愛いけれど, 脳裏にテヒョン先生が浮かぶのはなぜだろう.. もう好きじゃない, 好きじゃないのに..
綺麗な子だな, とかと思っていたら後の席から嫌な会話が聞こえてきて, 一気に気分が沈む気がした.
𝑌𝑢𝑢𝑟𝑖.
𝑆𝑜𝑎.
会話内容は主に女子特有の他人に対するひがみや妬み, そしてあの事無視しろというような内容だった.
人の悪口を偶然聞いてしまう事程後味の悪いものはない..
隣の席のゆわさんが悪態をつくのが聞こえた.
𝑌𝑢𝑤𝑎.
なんとなく波乱の展開になりそうなのだけれど, どうしたらいいのだろうか.
𝑇𝑒𝑎𝑐ℎ𝑒𝑟.
𝑇𝑒𝑎𝑐ℎ𝑒𝑟.
一斉に椅子を引くが, 後ろの席の女子からユンジさんへと向けられる視線の冷たさに背筋が凍りそうだ, これだから女性は苦手なんだよなぁ..
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
あれ程転校生と意見交換することが出来ると期待に胸を弾ませて楽しみにしていた委員長だったのに,
ユンジさんの冷たい切り替えしにより, その浮き立った気持ちは一瞬にして突き落とされる.
肩を落として席に戻る委員長にホソクさんがダル絡みを始める, お前フラれたな的な感じで絡んでくるホソクさんを鬱陶しそうにしている委員長..
𝐽𝑖𝑛.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
じなを含め, 話しかけてはどんどん瞬殺されていく男子達と比べて, その様子を見ては冷たく噂する女子達..
僕は極力この話し合いに入らないでおこうと廊下に出ようとしたら, 委員長に呼び止められる.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑁𝑎𝑚𝑗𝑜𝑜𝑛.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
授業をサボるというのに, 大丈夫なことはないと思うが, 委員長の頭では図書館=勉強という固定概念にとりつかれているのか.
サボるときに図書館と言えば何でもOKになるのだ.. まぁ図書館に行くつもりはこれっぽっちもない.
次の授業は理科. じながテヒョン先生に親しそうに質問するところを見たくないから, 理科はサボる事に決めている.
靴を履いて向かう所は屋上だけ.
屋上について, 目の下に移る街並みを見るこの瞬間, この世のしがらみから解放されたような気がして, 一番好きな瞬間だ.
こうして柵にもたれかかって手を広げてみると, 鳥になって自由に空を飛んでいるように感じれて, 楽しいんだ.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
始めは僕に話しかけられているとは思わなくて, 特に返事もせず手を伸ばしていたのだが, 今度はすぐ近くで声が聞こえて咄嗟に振り返る.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
戸惑ったようなユンジさんの手を広げさせる.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
眼下に写る街の景色が綺麗だったのか, 鳥のような気分になれて弾んだのか, 驚いたような声をあげ, 町を見回すユンジさん.
そっと背中を支えてあげる.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
ユンジさんは振り返ると予想外の言葉を口にする.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
柵に並んでもたれかかる.
まるで青春の一ページのような風景だななんて思いながら.
𝑌𝑜𝑜𝑛𝑗𝑖.
𝐽𝑢𝑛𝑔𝑘𝑜𝑜𝑘.
確かにこの場所は好きだけれど, じなとテヒョン先生のキスしていた場所だ, 因縁深く思ってしまう僕はきっとまだテヒョン先生に未練を残しているのだと思う.
でもそんな未練に気づかないようにしているのは僕自身だ.
唇を噛みしめた,
どこか遠くの方を見つめるユンジさんの横顔は, 綺麗だった.
♡ → 700.
うはっ.. ぷにゅの大好物でおなじみのユンジちゃん登場!! (大好物ってなんやねん)
もうね, ユンジちゃんと友達でユンギさんが兄っていう神過ぎる世界線に生まれたかったって感じのぷにゅです.
これは.. ぐぅたんとテテさんの間にすれ違いが生じている気がしてます.. どうにかして二人をくっつけたい.. ねぇ.
ホビたんもようやく食中毒から復帰したようでよかったですね, はい.
今回のお話では, クサズのキャラの濃さが全面的に押し出されたお話となっていた気がします.
っていうか, 最近ガチでコメント欄面白すぎ案件について.
何でもいいから理科室の器具になりたいって人を発見してしまってツボりました.
理科室の器具だって.. やばい, さっきからツボから抜け出せません(笑)
はぁぁ. PCでお話書いてるからコメント返しできないのが辛いです.
いつも雑談がめちゃくちゃ多すぎるので, 今日は雑談控え解こうかなって.
あ, そういえば.. じんくんの坊主姿.. 見ました??
相変わらず坊主でもWWHの輝きと美貌は失われないことを思い知らされましたね, はい.
相変わらずのソクジナっぷりで, ほほえましくもあったけど, 切なさも感じたり, なんか涙出そうになったよね, ほんと.
兵役行くのかぁ, ついにきたのかぁって.
いずれは返ってくるんだから, 応援しなきゃいけないのに, いざとなれば寂しさとか心配とか勝ちますよね..
でもまぁ, 2025に7人そろったステージを見たい.. !!
ってことでみなさん, がんばりやしょう.
結局雑談してしまった..
静かな時はご飯中か寝てるときしかない, ただの変人ぷにゅでした.
では, また次のお話で !!
コメント
5件
ほんとに私もグクさんとテヒョンさんに進展あって欲しい…(༎ຶ⌑༎ຶ)
まさかのユンジちゃん笑 グクがユンジちゃんの背中支えたならユンジちゃんの背中になる!(?)
いやぁーさグテグテグテグテ! 進展ありますように。ただひたすら願う(。>人<)