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花魁用語っていうか昔語みたいなの上手すぎん!? 時代超えたわ(?)
花魁
すち
いるま
こさめ
LAN
みこと
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※緑さん、紫さん、水さん女体化(花魁)注意 キャラ崩壊(口調崩壊)ありです。
これは吉原に咲く参人の華の話。
江戸の吉原にある"雅楼"には、参人の花魁が居た。
穏やかで煌びやかな落ち着きを持つ宝石のような華────
すち
翡翠(ひすい)
決して感情を乱すことがなく、芯が強く誇り高い刃のような華────
いるま
紫苑(しおん)
明るく無邪気な反面、ふとした時に深い艶と寂しさが宿る鈴のような華────
こさめ
澄羽(すみは)
この参人が並ぶと、まるで"翠・紫・空"の三色で描かれた絵巻のようだ。
大門をくぐると、仲之町と呼ばれる通りがあった。
そこには、ずらりと遊女屋が並んでいた。
綺麗に行灯の明かりが灯り、
三味線の音、香の香り、客引きの声が混じって幻想的だった。
日暮れ。
支度を終えた参人の花魁達による、
"花魁道中"が始まった。
参人並んで、同じ歩幅でゆっくりと歩 を進める。
真ん中を歩く花魁──翡翠は、
堂々とした顔立ちを崩さず、穏やかに歩く。
淡い翡翠色の打掛に、金糸で桜と柳の刺繍が施されている衣に身を包む。
歩く度、ふわりと瞬く裾が美しい。
やんわりと結われた髪に、金と翠の簪が煌めく。
帯に刺してある翡翠の簪は、自身が何より大切にしている物。
右端を歩く花魁──紫苑は、
目を細め、冷静に真剣な表情で歩く。
深紫の打掛に黒地の牡丹刺繍が施された衣に身を包む。
行灯に柔らかく照らされ、とても美しい。
キツく結われた髪に、金の簪と紫の花飾りが煌めく。
手首に巻かれた紫水晶の数珠は、自身が何より大切にしている物。
左端を歩く花魁──澄羽は、
楽しそうに笑みを浮かべて歩く。
淡い水色の打掛に白藤と雲の模様が施された衣に身を包む。
自身から漂う香はとても美しい。
緩く結われた髪に、水晶の簪がいくつも煌めく。
鈴のついた羽織紐は、自身が何より大切にしている物。
そんな参人が並ぶ花魁道中は、とても人気。
見物人が両脇に集まり、掛け声や感嘆の声が上がる。
揚屋に着くと、参人の花魁の贔屓客が待っていた。
こさめ
ぱっと笑って手を振り、軽やかに歩を進める。
いるま
扇を畳んで帯に挟み、凛とした歩みで進む。
すち
穏やかに笑い、弐人の背を目で追いながら扇を口元へ。
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
LAN
すち
すち
LAN
すち
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みこと
いるま
みこと
いるま
みこと
いるま
みこと
いるま
みこと
いるま
いるま
みこと
いるま
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こさめ
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